ほぼ日乗組員のミーティングキャラバン vol.2

ほぼ日の乗組員は、
「よし、ミーティングをするぞ!」というときは
たいてい、パソコンやメモ帳よりも
ほぼ日手帳を持って、その場に集まります。
メモをとりたいときも、ほぼ日手帳を開いて、
その日のページに書くという人も多いです。

それぞれの手帳の使い方は、
ほんとうに「ふつう」です。
ふつうに、自分のしごとのメモをしたり、
ふつうに、スケジュールを書いていたり‥‥。
手帳の中身を見せ合ったりすることも
ふだんは、それほどありません。

ほぼ日手帳2020の制作をひかえた手帳チームでは
そんな、ほぼ日内のなかまの使い方や意見を
あらためて聞いておきたいね、と
「ほぼ日乗組員のミーティングキャラバン」を
ひらくことにしました。

乗組員をランダムに選び出し、集まってもらったところ、
それぞれのしごとや生活によって
使い方もほんとうにバラバラ。
そしてなにより、それぞれの手帳の中身やカバーが
「その人らしさ」を漂わせていたのが、
なんとも愉快でした。

ここでは、ちょっとずつではありますが、
そんな「ふつう」の乗組員の使い方を
ご紹介していきます。

ほぼ日手帳2020の制作をひかえた手帳チームが、
ほぼ日内のなかまの使い方や意見を
あらためて聞いておけたらと、
「ほぼ日乗組員のミーティングキャラバン」を
ひらきました。

今回は、その2回目。
前回の「社員番号下1桁の数字が8のグループ」
引き続き、今回集まったのは
「社員番号下1桁の数字が5のグループ」です。

集まった5人、
を囲んで
ミーティングがスタートしました。


デザイナー。さまざまなコンテンツの
デザインやイラストレーションのほか、
ハラマキなどの商品企画・デザインを担当。

オリジナル、「ぼくドラえもん」のカバー、
家ではほぼ日5年手帳を使用。

今まではオリジナルに日々のことを書いていたんだけど、
ことしから5年手帳を使い始めたので、
日々のことはそっちに書いてます。
なので、オリジナルにはレシートとか、
展覧会や映画のチケットとかを貼るばっかりになっちゃって、
あんまり書いてはいないです。
食事したときのレシートとかあとで見返すと、
関連していろいろ思い出すんだよね。
手帳もこんなに、太ってきちゃった。
わりと前の晩に見た夢をメモをすることも多くて、
この日もへんな夢のメモが書いてあった。
すぐに忘れるから、あとで読み返すとおもしろいです。
ちなみにドラえもんのカバーは
2019年版のものをフライングして使っちゃってます。

月間スケジュールには、
担当している仕事の予定を書いているのと、
「お酒をのまなかった日」に◯印をつけてます。
ことしのお正月に、ちょっとお酒をセーブしようって決めて…。
2018年は◯を100個つけるのを目標にしてたんだけど、
いま80以上ついているから、上方修正するつもりです。
7月にほら、◯が10日連続でついてるでしょ?
この10日連続の次の日の予定、見て。
人間ドックって書いてある(笑)。

経理チーム。仕入れや経費を主に担当している。
生活のたのしみ展をはじめ、ほぼ日のさまざまな
イベントでは、レジに立って会計係としても活躍。

カズン、CACUMA「チューリップ」のカバー、
家ではほぼ日5年手帳とweeks「ホワイトライン アイボリー」を使用。

経理のしごとはパソコンでの計算がメインで、
スケジュールもパソコンで管理してしまっているから
このカズンは、会社に置いておいて
ミーティングでのメモに使っているぐらいです。
あとは、もらったふせんをはっておいたり、
たのしみ展のときとかに、気がついたことをメモしたり。
なんとなく、青が好きだから
ジェットストリームの青芯で書いていますね。

オリジナルはメモがはみ出ちゃうこともあるかなと思って、
安心できるように、カズンを使っています。
あと、家にはプライベート用のことを書く
weeksもあるんですが、
ことしから5年手帳を使い始めて、
そっちにも日記を書いているから
weeksはあんまり使えていないかも。
いろいろ、使い方は試行錯誤中ですね。
来年は、どうしようかな~。

TOBICHIチーム。東京・京都での
イベントの企画や会場設計・設営などを、
持ち前の手先の器用さでテキパキこなす。料理も得意。

カズン、「ブライドルレザー」のカバーを使用。

前は商品企画のチームにいたから、カズンを使って
商品のラフスケッチとかもしていたんだけど、
2年前からTOBICHIチームになって、
実は、あんまり手帳を使わなくなっちゃったんです。
ミーティングが少なくて、出先での仕事が多いから、
ことしのカズンは、
ほぼ日の全体ミーティングのメモをとるぐらい。
会場のレイアウトを考えたりするときにも
図面の上に書き込むほうが便利だから、
プリント資料や、A4ぐらいの白紙を
たくさん使うようになってきて‥‥。
今は、「ポスタルコ」のA4バインダーに
A4の裏紙なんかを入れて、ラフに使うことが多いかな。
これだと、その場でいろんな人に共有したり
説明もしやすいんです。

最近、メモをとりたいときは
Evernoteのアプリを使っています。
会場設営に必要なものをパソコンで打ち込んでおいて、
ホームセンターに行ったら携帯を開いて確認する、
っていうかんじで、パソコンと携帯で同期できる。
しごとで使ってみたら、これが便利だったんです。
最近は、プライベートでも使うようになってきて、
好きな料理のレシピとかもメモしてます。
ただ、ほぼ日手帳と違うのは、
感情や感想が残っていかないこと。
そこがちょっと、さびしいかなあ。

生活のたのしみ展チーム。
企画から制作、運営、各スタッフとのやりとりまで
イベントを統括する、みんなの頼れるリーダー。

weeks MEGA「カラーズ/ウルトラマリン」
クリアカバー「パートナーズ」を使用。


weeksメガを愛用しています。
字が大きいから、メガのメモページも使い切っちゃって、
実はすでに、ことし2冊目のメガなんです。

使い方としては、
週間ページには、大好きな器や料理のこと、
メモページには、しごとのメモを書いています。
前半分と後ろ半分で、オフ・オンを分けている感じかな。

たとえばこのページは、いま持っている器の一覧表。
これを見ながら、どんな料理を作ろうか考えたり、
次にどんな器を買おうか考えたりするのが、たのしくて。

週間ページには、
その日に作った料理と使った器をメモしていますね。
キッチンで書きながら使いたいから、
多少でも防水になるほうがいいかなと思って、
ヨシタケさんのクリアカバーをつけています。

しごとは、「生活のたのしみ展」という
ひとつのプロジェクトだから、
日付ごとにわけてメモをとる必要がなくて、
メモページの最初からずーっと、
つなげてメモを書いています。
あとで読み返すために重要なことを書いておくというより、
いま、頭の中にあるものを一度ここに書き出して、
ひとり会議をする、という感じかな。
たのしみ展の直前などは
書くべきことに手が追いつかないことも(笑)。
あとは、子どもがらくがきをしたページもあって、
しごとのメモのあいだに、らくがきを見つけると
ちょっと気持ちがなごんだりしますね。

月間スケジュールのページは使っていなくて、
予定の管理はパソコンでやっています。
weeksは、持ち歩きに便利だし、
小さいカバンにも入るので
外での業務のときも
かさばらないところがいいですよね。

市場開発部長。ほぼ日手帳をはじめとする商品を
広めるための市場の開拓を主に担当。また
生活のたのしみ展などのイベントにも欠かせない人物。

カズン、アンリ「CAFFE」のカバーを使用。


もう6年ぐらいカズンで、カバーもずっとこれです。
1日ページには、新商品の販売実績をメモしたり、
売上やイベントの資料を貼っています。
「今日は、パソコンと携帯の電源を切って、考えるぞ!」
と決めた日には、
手帳とペンだけを持ってカフェにいったりもしました。
さっき杉山さんも言っていたけど、
頭の中の混乱している部分を、手帳に出して整理して、
それをもう一度、頭に入れることが
ほぼ日手帳だとできるんだよなあ。

それから、手帳の使い方で
ひとつ、自分の中で決めていることがあります。
毎年、はじめにまっさらな手帳を使おうとすると、
緊張して「きれいな字で書かなきゃ」と考えちゃう‥‥
そんな自分が、イヤなんです。
だから、毎年1月には、わざときたない字で
なぐり書きをしながら、ページを埋めることをしています。
「フランクに、自由に使えよ!」って
自分に言うためにね(笑)。


(ミーティングを終えて‥‥)

ホソイ
いやあ、手帳を見せ合うのが
こんなに盛り上がるなんて
思わなかったなあ。
ひぐち
そうですね。
ふだん、あんまりここまで
くわしく見せ合うことってないから。
コマタ
手帳の使い方に、みんなの仕事のしかたや
考え方があらわれている感じがして、
おもしろかった。
はっとり
ヒロセさんの、お酒を飲まなかった日に
◯をつけるのは、いいアイデアですよね。
ダイエットに置き換えて、やりたいな!
ヒロセ
そうそう。ここに◯を書くために
がんばれたりするからね。
すぎやま
さいとーくんの、A4のバインダーもいいよね。
わたしも生活のたのしみ展のときに使いたい。
いろんな人に共有したいことって、
パソコンで書くとつまらなく見えちゃうんだけど、
A4横の紙を使って手書きすると、
すごく伝わりやすい気がするんだ。
さいとー
うん。これはおすすめ!
でも、ぼくもみんなのを見て、
もうちょっとほぼ日手帳を使いたいと思った。
来年はweeksにしてみようかな。
べっかむ3
スギヤマさんの、器リストもすごかった!
一緒にはたらいていても、
手帳を見せてもらうまで
知らないこともあるんだなあ。
みなさん、ありがとうございました。