どの家庭にもあって、いつかは捨てられる
「段ボール」に注目したアーティストがいます。
東京を拠点に活動する、Cartonの島津冬樹さん。
段ボール特有の温かみのある素材感、
国や地域によって異なるデザインに惚れ込み、
国内外で拾い集めた段ボールを素材に、
お財布などを作って生まれ変わらせる活動をしています。
島津さんの活動を知ったぼくたちは、
「ほぼ日手帳」の段ボールをお渡しして、
「ほぼ日手帳」のカバーを作っていただきました。
島津さんの手で、なんでもない段ボールに
新しい命が吹き込まれました。
1987年、神奈川県生まれ。
2012年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
2015年、広告代理店を経てアーテイストヘ。
「不要なものから大切なものへ」をコンセプトに、
2009年より路上や店先で
放置されている段ボールから、
財布を作るCarton(カルトン)をスタート。
日本のみならず、世界30ヵ国を周り、
段ボールを集めては財布を作ったり、
コレクションしている。
国内外での展示やワークショップも
多数開催している。
島津冬樹さんの活動を追いかけた、
ドキュメンタリー映画が公開になります!
2018年12月7日(金)
YEBISU GARDEN CINEMA / 新宿ピカデリー
ほか全国順次公開
91分/配給:ピクチャーズデプト
世界中を旅して段ボールを拾い集め、
誰もが見向きもしない段ボールを、
財布として生まれ変わらせている島津冬樹さん。
ただひたすら段ボールが好きで、
気になる段ボールの源流をたどることに。
旅の途中で流通、生産、デザインと、
段ボールに関わる人を訪ねます。
国内外で多くの人と温かい交流を重ねる
島津さんの3年間を追ったドキュメンタリーです。
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