BIWACOTTON
ビワコットン
7/30(木)
午前11時
販売開始

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江戸時代から続く伝統的な織物、
「高島ちぢみ」がルーツのビワコットンは、
琵琶湖西岸のまち、高島で織られています。
琵琶湖で織られたコットン100%の生地だから
ビワコットンと名づけられました。
肌離れがよくて、軽くて、伸びちぢみする
ビワコットンでつくられた服は、
汗をかいても肌にはりつかず、
通気性も良いので、
蒸し暑い日本の夏でも涼しく過ごせます。

スタイリストの轟木節子さんがデザインした
ビワコットンのお洋服のシリーズに、
今年は、気持ちよく、涼しい、
半袖の軽やかなワンピースが加わりました。
美しいシルエットがでるようにと、
何度も試作して、ディティールを調整してうまれた
「BIG Tドレス」です。
このBIG Tドレスについて、
轟木さんにお話をうかがいました。

轟木節子【とどろき・せつこ】

スタイリスト。
1972年、熊本生まれ。
ファッション誌、カルチャー誌、広告などで幅広く活躍。
シンプルな中にスパイスの効いた、
独自の空気感が漂うスタイリングが人気。
ナチュラル志向なライフスタイルも注目されている。
近年は、フォトグラファー、文筆家としての活動も。
著作に日々のスタイリングのヒントがつまった
『毎日のナチュラルおしゃれ着こなし手帖』
『毎日のナチュラルおしゃれ着こなし手帖 2』
などがある。

着心地も、気持ちも、軽やかに。

暑い夏に気持ちよく、涼しい、
軽やかなワンピースが欲しいと思いました。
涼しい「BIG Tシャツ」のワンピース版が
あったらうれしいと、
できたのが「BIG Tドレス」です。

シンプルなかたちですが、
着るとストンとした落ち感から生まれる
コクーンシルエットがきれいです。
襟ぐりはややボートネック気味に。
後ろ姿は、切り替えを縦に入れて、
すっきり見えるようにしました。
丈を長めにしたのは、
「いまの気分」が、おおいにあります。
けど、陽射しが強い季節に
脚の日焼けも気にかけずにいられるから、
結果的によかったですね。

無地のお洋服には、どこかさりげない
アクセントがあるのがすてきだと思うのですが、
「BIG Tドレス」には大きなポケットをつけました。
ポケットに手を入れたときに、
手が広げられるくらいの
大きいポケットが好きなんです。

1枚で着て、着心地も、気持ちも、軽やかです。
長袖の「Tドレス」にあった深めのスリットをなくして、
1枚で、さっと着られるデザインにしました。
ビワコットンは、伸縮性があるので、
ストンとまっすぐのシルエットでも、
のびのび、ぐんぐん歩けるのがうれしいです。

色は、3色。秘色、曙色、濃藍。
日本の伝統色の名前をつけました。

薄い水色の「秘色(ひそく)」、
ほんの少しオレンジがかったピンクの
「曙色(あけぼのいろ)」、
そして、「濃藍(こいあい)」の3色です。

「秘色(ひそく)」は、
淡い青とも緑ともつかない
青磁の神秘的な美しさからついた名前だそうです。
透明感とみずみずしさのある、さわやかな色。
「曙色(あけぼのいろ)」は、
透き通った空気が清々しい、朝焼けの色。
気持ちがやわらかくほぐれる
やさしさに包まれるようなピンクで、
顔映りもよい色になりました。
「濃藍(こいあい)」は、藍のなかで最も濃い藍色で、
日本人の肌を美しく見せる色ともいわれています。

のびのび過ごすための、細やかな工夫。

夏のビッグシルエットのお洋服って、
袖ぐりも大きいから、
そこから下着がちらっと
見えてしまうことがありますよね。
どうしたら防げるのかしら‥‥。
ふと、思い出したのが撮影のときのスタイリングです。
どの角度から撮ってもだいじょうぶなように、
モデルさんや女優さんには
服の色と似た色のインナーを着てもらっています。

そこで、腕を上げたときに
目隠しになる「何か」を袖ぐりにつけられないかと。
例えば、ドレスシャツの両サイドの裾にある、
三角のマチ=ガゼットのようなものがあったら‥‥。
さっそくビワコットンの企画の
山本妙子さんに相談したんです。
すると山本さんが、ひらめいた!という感じで。
ビワコットンの「フレンチスリーブインナー」の袖ぐりの
汗とり用のデザインが活かせるんじゃないか、
とおっしゃって。これがバッチリでした。
ビッグシルエットの服でも、
いつものびのび過ごせます。

袖ぐりの内側の、目隠しです。

轟木さんのインタビューの写真に、
ちょうど袖のなかが写っているものがありました。
違和感なく、カバーしてくれます。

お出かけだけでなく、おうちでも。

ちょっとていねいに
合わせるネイルの色を選んだり。
おでかけにはアクセサリーも忘れずに。
「BIG Tドレス」と同系色の
イヤリングやピアスをつけたり、
ロングネックレスを足したり、
太めのバングルをあわせると
着こなしが引きしまります。
アクセントをもうひとつつくるとすてきです。

長い丈のワンピースから
ちらっと見えるパンツとの重ね着もすてきですよ。
ダークネイビーだったら、
同じ色のレギンスとのセットアップもかっこいい。
先にサンプルを着させてもらっているのですが、
らくちんでちょっと素敵で、乾くのも早い。
夏のパジャマ用にも買い足そうかな、
と思っています!


おまけ情報
丈の長さは、どのくらい?
轟木さんと乗組員に着てもらいました。

ビックシルエットのワンピースは、
丈感についてのお問い合わせを
いただくことが多いです。
そこで、轟木さんと乗組員の杉山に着てもらいました。
「BIG Tドレス」は
165cm以下の方におすすめのF(フリー)サイズと、
165cm以上の方におすすめのT(トール)サイズの
2サイズがありまして、いずれも幅はたっぷりしています。

151cmの轟木さんがFサイズを着たところ。

164cmの乗組員の杉山はTサイズを着ています。

なお、モデルのkanocoさんは170cmで、
Tサイズを着ています。
ご参考になさってくださいね。

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