選び抜かれた超長繊維綿ピマ・コットンに、 糸をふっくらさせるLA加工をほどこしました。 一般的なタオルでは“ありえない”贅沢です。
ふわふわの糸をつくるために、 縒り(より)をうんとゆるくしました。 繊維が長い「超長繊維綿」を使うからこそ、 撚っている途中で切れたり、 けばだったりすることが少なく、 緩くゆったりと撚ることができるんです。 そしてその糸を2本あわせ「双糸」に することによって、 糸に加わるねじれの力を封じ込め、 ふんわりとした糸をつくりだします。
ふつう、綿の繊維は、水分を吸うとふくらんで、 乾燥するとぺっちゃんこに潰れてしまいます。 一般的な綿製品は、洗濯のたびにそれを 繰り返しているのです。 でも<やさしいタオル>は、 糸を液体アンモニアに浸す 「LA加工」を施しています。
コットンが植物として生きていたときと 同じような、 繊維がぷっくりした状態を、乾いているときも、 濡れているときも保つことができます。 細胞ひとつひとつがハリをもったままなので、 糸自体にもハリとこしがでて、 つややかで滑らかな糸になっています。 この加工をすることで、ふんわりした手触りが 長く保てる、という効果もあるんです。
片面がガーゼなので、どうしても 両面がパイルのタオルのふかふか感にはかないません。 でも、 ・良質のコットン ・緩いよりの糸 ・LA加工 をすることによって、 厚さでだすもこもこ感に負けないくらいの、 ふわふわ柔らかいけど、 弾力のある手触りのパイル面を実現しています。 |