安斎 あのさ、目覚まし時計って
いくつあってもしょうがないよね。
ほぼ日 ええ?!
安斎 使う人間の気持ち次第だもんね。
片山 いや、ほんと、そうですよね。
ボーズ たしかに、プレッシャーかかってるときって
目覚まし時計が鳴る前に
止めちゃうくらいですからね。
鳴らなくても起きてるもんね。
安斎 うん。
事前に起きて、
肝心のその時間に
寝てたりするんだよ。

一同
ボーズ 安斎さんとお仕事したとき、
安斎さんが3時間来ないとか、
全く来ないとか、ありましたよ(笑)。
アニ その時間、なにやってるんですか?
安斎 仕事してるんです。
締め切りで、
「いまじゃないと絶対だめです!」という
ギリギリの状態で、机にはりついているんです。
片山 寝てるんじゃなくて、動けないんですね。
安斎 まあ、それも
もともとは
寝すごしてる
んだと
思うんですけどね。

一同 爆笑
安斎 僕は、最初っから
もうダメなんですよ。
仕事もなにもかも、
人生全部が一回、
3時間くらいキュッとずれればいい。
そうすると、バッチリなんだけどなあ。
ボーズ 僕も、朝6時くらいまで
寝れない周期に
なっちゃったときがありました。
そのときに、
「6時間時差があるところに行ったら
 すごく健康的な人になるよなあ」
と思いついたことがありました。
調べてみたら、
カザフスタンがちょうどでした。
安斎 俺も、ヨーロッパだと
わりとすごしやすいよ!
アニ そうかも!
去年ドイツ行ったとき
ものすごく快適だった気がする。
夜眠くなって、早起きしてた。
朝飯まで食って。
完璧だー! と思ってました。
安斎 うんうん、ヨーロッパ行くと、
最初のころはすごく調子いいよね。
ボーズ どのくらいで普通に戻るんだろうね。
2週間もいれば
日本と同じになってくるのかな。
アニ ああ。どんどんね‥‥そうか。
安斎 確かにめちゃめちゃ朝飯とか食ってるなあ。
アニ ね。行くとね!
片山 それは、旅行でテンションが
上がっているだけじゃないですか。
ボーズ 単にうれしくなってるだけじゃん。
アニ (うれしそうに)ちょうど夜11時くらいに
眠くなってね。

安斎 (うれしそうに)夜、ちょうど眠くなって
とろっとしてくるんだよね。
アニ 時差ボケとか感じないですよね。
ボーズ いまが基本、
時差ボケ
みたいなものだもんね?

安斎 人生時差ボケ(笑)。
ボーズ いいねぇ、そういう生活。
(つづきます!)



2007-12-19-WED


(C)HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN