目玉焼き、とテーマが決まったところで
紙でモックをつくってみるようにとの
指示をいただきました。
そのときぼくが思い描いていたかたちは
この赤い帽子。
![](images/personal/chef02-01.jpg)
この、つばの角度をなだらかにしたら
いいんじゃないかなあと。
このままかぶると、深すぎちゃうので。
![](images/personal/chef02-02.jpg)
ということで、この赤い帽子を参考に
紙での帽子作りに入ります。
まずはあたままわりのサイズ計測‥‥なのですが、
「この子たちは、どうも自分で測ると
まつがえる」ということに気づいたスソ先生に
測ってもらいました。
ぼくは「うしろあたま」が張っているので
見た目よりもあたまがでかくって、
帽子のサイズさがしに苦労するのですが
おなじくあたまがでかいと評判の山下よりは、
ちっちゃかったです。
ほっ。
![](images/personal/chef02-03.jpg)
そしてまずは、よくわからないなりに、
コピー用紙をチョキチョキいたしまして、
かたちをつくっていきます。
ごらんのように、
最初は、帽子なんてもんじゃ、なかったんですけど‥‥
![](images/personal/chef02-04.jpg)
四苦八苦しているうちに‥‥
![](images/personal/chef02-05.jpg)
なんとかかたちになってきました!
ひとまず「白身」の部分、これで原型ができたんじゃない?
![](images/personal/chef02-07.jpg)
かぶってみましょう。
![](images/personal/chef02-06.jpg)
ひとにもかぶせてみましょう。
![](images/personal/chef02-09.jpg)
うむ、なかなか。
妙な画像ですが、
いたって、本人たちは真剣です。
さて、ここまでで
スソ先生のアトリエでの作業はおしまい。
各自の宿題となりました。
ぼくの課題は、
●黄身のぶぶんをつくること
です。
黄身。
やはり、この図のように、
ぷっくりとさせたいものです。
![](images/personal/chef02-ill-01.jpg)
この「ぷっくり」はいったいどうしたらできるんだろう?
考えました。
考えましたよ!
円の、外がわにいくにしたがって
より多く「ちぢめる」ことができれば、
「ぷっくり」とするわけです。
で、考えたのがこれ。
三段階切りこみ方式です。
![](images/personal/chef02-ill-02.jpg)
長めの切りこみ、
中くらいの切りこみ、
ちいさい切りこみを組み合わせて、
外周にいくほど「ちぢみ」が大きくなるように。
結果。けっこううまくできました。
![](images/personal/chef02-10.jpg)
しかし、もうひとつ思いついた。
それは「ひまわり方式」です。
エッフェル塔型に切りこみを入れていけば、
外周のほうが「ちぢみ」が大きくなりますよね。
![](images/personal/chef02-ill-03.jpg)
うむ、こっちのほうがラクです。
こっちにしようと決めました。
で、さらに思ったのが
白身が「焼けて、ふにゃふにゃしている感じ」も
出したいなあということ。
こちらはそんなに難しくないです。
エッジに切りこみを入れて、
拡げたり、縮めたりすれば
全体的に「ふにゃふにゃ」になるはず。
![](images/personal/chef02-ill-04.jpg)
そうしてできあがったのがこちら!
![](images/personal/chef02-11.jpg)
どうです、けっこう目玉焼きっぽいでしょう。
かぶってみます。
![](images/personal/chef02-12.jpg)
ありゃ、顔がかくれちゃったよ!
でもまあ、いっか。
かわいいし。
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目玉焼きっぽくなりましたね!
でもこれは、型紙にけっこう苦労するかも。
かなりフクザツですからね〜。
がんばりましょう。 |
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