シェフ 切っちゃうの〜?


ほかのミーティングがありまして
遅れて教室にかけつけたわたくし。
みんながあらかた型紙づくりをすすめたあとに
はじめることになりました。
ありゃ、みなさん、もう、
あのすてきな紙の帽子を
ばらばらにしてらっしゃる。
えーっと、これ、てきとうに切ればいいの?
ざくざくっと?

「あ、考えずに切ったら、だめですよ〜。
 縫いめが、どこになるかを考えて、
 仕上がりを想像しながら切ってくださいね」

と、スソ先生。
そうか、てきとうに切ると
その切ったところで縫わねばならず、
フランケンシュタイン状態になっちゃうんですね。
つまりはこうです。目玉焼きの黄身の部分の場合‥‥



これじゃあ、ねえ?

で、考えて、こうすることにしました。



これなら、不思議じゃないでしょ。



そして「白身」の部分ですけど、
これは、一本、切りこみを入れて、
拡げました。



「ふにゃふにゃ」にしたい縁の部分は、
‥‥どうしようかなあ。
最終的につくるのがめんどうじゃない?
ところどこりに切りこみを入れて、
縮めたり、拡げたりしていくことにしまーす。



スソ先生のアドバイス
シェフさんは時間がないと、
「えいやっ!」と
思い切りがよくなるんですねー(笑)。
でもどうか、慎重に。
ここからの型紙作りが、
なにしろ肝心ですからね〜!
目玉焼きの白身の「ふにゃふにゃ」も
だいじなポイントですから、
ちゃんと型紙にうつしてくださいね!

とじる