さてさて、
前回のあたまをやわらかくする作業を終え、
いよいよ、型紙をつくります。
白い紙(セロテープ付き)をおいて、
型をうつし、そこに、7mmの縫いシロをとります。
大きな帽子になると、
机の上で、なんて素敵なことをいってる場合じゃない!!
床ですよ!床。
紙をバサバサ敷いて、
一気に型をとるのです!
なんか、夏休みの課題やっている子のようです。
しかも、なにげに体が柔らかいわたし。
教室の隅で、
「折りたたみ式」状態で、黙々と作業します。
今回は、作業はもちろん、
遅れをとりもどしたいんですううう〜。
「世界は模造紙と自分」の状態で作業をしていると、
だんだんいろんな感覚がぶれてきます。
たかしまさん発明の、
「ナナミリハカルくん」の使い方をちゃんと理解せず、
気がついたら、縫いシロ、太っ!!
スソ先生も、思わず、
「太っ!」と叫んでしまうくらい。
「ここ、半分くらいにしましょうか〜…」と心配顔。
「世界は模造紙と自分」から出て、
ポイントのしっぽも忘れずに!付けて、
ようやく、完成!!
スレキの上に型紙をならべると、
こんな感じ。
かなり布を使います。
こうしてバラバラになると、
貴婦人の面影がまったくなくて、
これはなに?
なんだかさみしくなって、
きりきざんだ紙の帽子の欠片を拾って、
はさみの切り目をのぞいたりしました。
ぐすん。
大丈夫かな〜。
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縫いシロは基本、7mmがいいんですよ。
太いと内側で丸まって、本来の型がわからなくなるし、
細いと作業が大変です。
スレキの作業は、型紙が合っているか確認するためなので、
どの面が外側にきて、内側にくるのか、
注意しながら布をとっていきましょう。
そのときに、合い印や番号などかいておくと、
わかりやすいとおもいますよ。 |
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