シェフ 洋裁だ、洋裁だ!

スガノさんに描いていただいた似顔絵アイコンが
とてもかわいくてご満悦なたかしまです。
どうぞよろしくお願い致します。

さて型紙づくりです。
洋裁的な響きに、ちょっとドキドキ。
前回つくった6つの一夜干しの輪郭を模造紙に写し取り、
さらに輪郭の外側に7mm分のぬいしろの線を
引きなさいとのご指示です。
線を引くのは得意ですよーとばかりに
チャチャチャッと作業を終えました。
余裕の体でスソ先生が差し入れてくださった
感動的な美味しさのみたらし団子をパクついていると、
「これじゃダメでーす!」(優しく)と怒られました。
7mmが大ざっぱすぎとのこと…。
「持ち帰って家で正確にやってらっしゃい!」(優しく)と
またもや宿題ができてしまったのでした。



持ち帰った模造紙を床にひろげて
今度は丁寧に計りながら7mmの線を引いて行きます。
しかし、これがとてもつらい作業でした。
床に這いつくばる姿勢を続けることになるので、
すぐに腰が痛くなってしまうんです。だって40歳だもの。
必要は発明の母、
このとき「ナナミリハカルくん」は誕生しました。



なんて、大げさですが、
定規で計らなくても7mmが取れるように
ダンボールにペン先が入る穴を空けたツールを
つくってみたんです。
しくみは単純ですが作業は格段に楽になり、
おかげでぼくの腰も救われました。

7mmの線が引けたら
合い印の記号も忘れず記入し、
模造紙からパーツを切り取ります。



うんうん、なんか型紙っぽい。
パーツどうしを合わせてみたところ、
長さの合わない部分が2カ所ありました。



長い方に数カ所切り込みを入れて
セロテープで詰めて調整。
これでいちおう型紙の完成と相成ったわけです!



ここでいよいよ布(スレキ)が登場しました。
型紙を検証するための仮の布ですが、
正真正銘の布です。
チャコっていうかわいい筆記具を使い
型紙をスレキになぞり取ったら、
裁ちバサミを使って切り取ります。
ひゃー、すっかり洋裁の世界ですよ!
布のパーツができちゃいましたよー!!



スソ先生のアドバイス
型紙のサイズを詰めるときは、
大胆にめいっぱい切り込みを入れましょう。
小さな切り込みだとしわが寄っちゃいます。
スレキからパーツを取るときは、
布が伸びにくいように
繊維に対して型紙を斜めに並べましょう。
それとみたらし団子は
中野の「いさわ」というお店で売ってますよ。

とじる