シェフ 耳と尻尾と心配性

スレキで縫った仮の帽子のチェック(Lesson 6)で
意外にもすんなりと型紙OKのお言葉を
スソ先生からいただけてしまったので、
今回は宿題のなかった、たかしまです。
よろしくお願い致します。ドキドキドキ…。
調子がいいほど不安になる小心者です。

宿題提出はなかったけれど、
ぼくにはスソ先生に相談したいことがありました。
布屋さんでいろんな布に囲まれてるうちに、
本体とは違う質感の布にしてみたいと
急遽方針を変更しちゃった尻尾のことです。
型紙では尻尾は本体と同じパーツになっているので、
切り離して別の型紙にしなければなりません。
本体の型紙から尻尾をチョキンと切り離したら、
スソ先生のアドバイスどおり
本体と縫い付けるための部分を少し付け足し、
尻尾の型紙は見事独立を果たしました。



なんとなく予想していたとおりの作業が
これまたすんなりと終わりホッと一息‥‥
と思いきや。
「ところで耳はどうするつもり?」



スソ先生の質問に思わず口ごもってしまいました。
「えーと‥‥、この辺にフワフワっと…そのぉ…」
出て来た答えはまったくもってしどろもどろ。



イメージどおりのフェイクファーを
布屋さんで見つけて有頂天になってたけど、
どうやって帽子にくっつけるのかは
ぜんぜん考えていませんでした…。
すると、スソ先生は
そんなぼくの詰めの甘さを責めることなく、
ほんわか笑顔でサラサラ〜っと
紙になにやら描いていきます。
袋状につくった耳に切れ込みを入れ、
切れ込み部分が少し重なるようにして
本体のパーツどうしを縫い合わせるときに
間に挟み込んで一緒に縫っちゃうという方法を
こんな感じに図解してくださったんです。



耳の型紙に切れ込みを入れるのは
耳に立体感を出すためです。
試しにスレキでそのとおりやってみたら、
ふっくらしたかわいい耳が!



そんなわけで
あらたに耳と尻尾の型紙が加わり、
これにて猫帽子の型紙は完成です。



ホントに? ドキドキドキ…。

スソ先生のアドバイス
耳や尻尾をどういう風にくっ付けたいかで
型紙のつくりかたも変わります。
つくりたいイメージを
ちゃんと固めておくのが大切ですよ。

とじる