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当初はまったく予想していなかった 自分の衝動的行為(後述)に驚いているたかしまです。 今回もよろしくお願い致します。 ウキウキと帽子教室(ほぼ日会議室)の扉を開くと、 そこにはあのマシーンがありました。 知ってはいるけどなかなか実機を見る機会のない ザ・ソーイングマシーン、そう、ミシンです! ウイーン、カタカタカタと 小気味よいリズムが部屋に響いています。 さ、触ってみたい、針がちょっと怖いけど ミシンで布を縫ってみたいと眼を輝かせていると、 コイケさんからミシンのレクチャーを受けたシェフさんが 今度はぼくにミシン指導をしてくださいました。 布をセットして、 奥にあるレバーを下げて布を押さえ、 横に付いてるダイアルを回して針を布に突き刺し、 足下のペダルをゆっくり踏む‥‥と、 ウイーン、カタカタカタ。 布が自動で動いてく! おー、縫えてる、縫えてる! あたり前だけど縫い目がとても美しい! 仮縫いで四苦八苦した夜がまだ記憶に新しいので 感動もひとしおなのです。 すごいよ、ミシン!! しかもリバースレバーを押さえながらペダルを踏むと 今度はバックして縫い目が進んで行くんです。 この“返し縫い”をしておくと、 糸がほつれないんだそうです。 あの難しかったタマ止めもしなくていいんですねー! 使い方は、ほぼ日手帳にメモメモ! ミシンの機能としてはかなり基本的な部分に いちいち感動してしまい、 もともとマシーン好きなぼくは 熱に浮かされたような状態だったのかもしれません。 「うまいじゃないですか」というお言葉を イトイさんからいただきさらに気分は高揚。 ふと見るとシェフさんが ご自分のシャツのポケットを観察していたと思ったら、 ミシンと端切れを使って見よう見まねで おんなじポケットをつくってしまうではないですか。 ミシン覚えたてなのに なんて器用なんだろうと感動すると共に、 その楽しそうな光景が ついにぼくの心のタガを外してしまいました。 ‥‥マイミシンが欲しいかも。 そんなわけで冒頭に書いた 想定外の行動に出てしまったわけです。 ミシン、買っちゃいました! 紹介します、マイミシンの「ボビンくん」です。 イケアですごくお値打ちだったとは言え、 まさか自分がミシンを買うだなんて 本当にビックリなんですが、 でもうれしいです、マイミシン。 かわいいもの好きな山下さんのマネをして 動眼まで付けちゃいました。 ちなみに名前の由来は 下糸を巻いておく金具の名称です。 すみません、 今回はミシンに感動しただけで 帽子製作の方はまったく進んでません…。 本番の布を縫う前に、 まずはボビンくんの扱い方を しっかり練習しようと思います!
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