ある日のこと、糸井のもとに
「気仙沼でサウナに入りませんか?」
とお誘いがありました。
誘ってくださったのは「SWITCH」「Coyote」などの
雑誌を発行するスイッチ・パブリッシングの
編集部のみなさんと、
ほぼ日の「あかるい写真館」でもおなじみ、
写真家の池田晶紀さんです。
今年の春に「サウナトースター」という
移動式サウナが完成し、
そこで体験するフィンランド式サウナが、
とっても気持ちがいいのだとか。
気仙沼の海辺にそれを運んで、
みんなでサウナ体験をしてみることにしました。
※この様子は「Coyote No.60 SAUNA for Beginners」にも掲載されています。
9月末、一同はサウナを体験すべく
気仙沼に集合しました。
メンバーは、「Coyote」編集部のみなさん、
写真家の池田晶紀さん、
サウナ施設「ウェルビー」を経営する
米田行孝さんと和田さん、
糸井重里と「ほぼ日」乗組員です。
移動式サウナ「サウナトースター」は
いつもは長野県のサウナ施設
「フィンランドヴィレッジ」にあるのですが、
米田さんと和田さんが
気仙沼まで運んで来てくださいました。
池田さんいわく、
サウナの本場フィンランドでは
身体をあたためた後、冷たい湖や海に浸かり、
自然の風を浴びながら休憩するそうで、
それがとっても気持ちいいのだとか。
せっかくなら本場に倣って
海辺でサウナを体験したい!
というわけで、気仙沼市唐桑町の海のそばで
民宿「つなかん」を営む、一代(いちよ)さん※にお願いし、
「つなかん」の漁船が停まる海辺に
サウナトースターを置かせていただくことになりました。
(※菅野一代さん。唐桑町で牡蠣と帆立の養殖業を営んでいます。
震災後、2013年に民宿「つなかん」をオープン。
ほぼ日では「牡蠣の一代さん」でおなじみです)
(みんなでサウナトースターを見ながら)
(後編につづきます。
実際にサウナを体験しますよー。)