■8月 23日■ おなじ歳の、TAROへ。 タナカカツキさんのTシャツ。
伊賀さんとTARO-Tシャツチームは、 田島貴男さんにつづき、 もうひとりの遺伝子にTシャツづくりを お願いすることに決めました。 それは、あの『オッス! トン子ちゃん』の作者 タナカカツキさんです。 伊賀さんは、このマンガを読んで 「やっべーー!!」と感動し ぜーったいにこの人に会いたい! Tシャツをお願いしたい!と 心に決めたそうなんです。 雨がシトシト降るある日、 タナカさんの事務所を訪ねることにしました。
ほんま、うれしいです。 で、どんなんしようかなあ。 このTシャツって、売り上げを 寄付にするんでしたっけ?
それから数日後、 タナカさんはすてきな赤いTシャツを 仕上げてくださいました。 中央にTARO作品が赤でプリントされています。
Tシャツチームは、タナカさんが 「赤い兎」という作品を Tシャツに使用したいとうかがっていたので まえもって、岡本敏子さんに 使用許可をいただいていました。 敏子さんは、そのとき、 目を細めてこうおっしゃっていました。 「そう、タナカカツキさんは 『赤い兎』を使いたいのね。 この赤い兎って、じつは、心臓のことなのよ。 赤い兎をあげる、っていう 太郎さんの詩があってね‥‥。 同い年の作品でつくるなんて、 そう‥‥やるじゃない?」 敏子さん、とーっても、うれしそうでした。 TAROの赤い心臓がモコモコしたTシャツが タナカさんの手によって TARO-Tシャツに仲間入りしました。 同い年の作家が描いたものを 同い年の作家がTシャツにのせる。 きっと、ひと言では語れないような 深い気持ちが 込められているにちがいありません。 では、また次回!
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