『黄昏』プレゼンツ‥‥  旅の荷物に詰め込む本。  年末年始の帰省のときなどに。
つれづれノート
銀色夏生
角川書店
Amazonで購入
詩人の銀色夏生さんの日記
『つれづれノート』がおすすめです。
15年くらい前から続いているこのシリーズ、
何度読んでも面白くて、
一度読んだ本はあまり読み返すことはないのですが
このシリーズだけは例外です。
銀色さんのあまりにも自由で自分に正直な生き方や
家族や友人などまわりにいる面白い人たち、
冷静で鋭いものの見方、愛のある毒舌など、
日記形式の短い文章の中にたくさんの魅力。
どの巻を読んでも面白いので、
旅行の時は適当に一冊持って行きます。
(はや)
忘れられた日本人
宮本常一
岩波書店
Amazonで購入
私の旅のおともになる本は、
その時に読んでいる本がメインなのですが、
じっくり読めない、重いなどの理由で
持っていけないことも多いです。
そんな時、活字がないと不安になるので 
一番出番が多いのが、宮本常一さんの
「忘れられた日本人」岩波文庫です。
何度読んでも、どこを読んでもハッとさせられ、
感心させられ、勇気づけられます。
そこでニワカ宮本常一さんに
なったつもりで風景を眺めると、
なんというか風景や音や人の顔が
ズシンと迫ってくる感じになります。
(ウエスティーの父さん)
絵本を抱えて
部屋のすみへ
江國香織
新潮社
Amazonで購入
江國香織の「絵本を抱えて部屋のすみへ」を
気づいたらぱらぱらと読み返しています。
薄い単行本なので、
旅先にもお供してもらっています。
著者自身、小説のほかに絵本も書いていますが、
彼女が国内外の絵本を
愛情をもって紹介する短編エッセイ集です。
古い名作から、新しい斬新なものまで、
おもちゃ箱をのぞいているようで楽しいです。
作品の舞台も色々、
旅先でしっくりくるものが結構あり、
つい本屋さんで絵本を買ってしまいそうになります。
私はボストン旅行からバーバラ・クーニーの
「ルピナスさん」を連れて帰りました。
(MAYA)
2009-12-11-FRI

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