『黄昏』プレゼンツ‥‥  旅の荷物に詰め込む本。  年末年始の帰省のときなどに。
遠野物語
柳田国男
岩波書店
Amazonで購入
その昔、旅に出るときは、
「遠野物語」を持ってきました。
不思議な不思議な物語。
風の音や山のざわめきが、
今までと違う意味になって聴こえる。
特に、移動時間が長いときはサイコー。
最近は、旅に出るよりも、
生活する土地が固定していないような日々が続く。
固定した生活があるから、
旅が楽しいんだろうなあ。
(なお)
巴里の空の下
オムレツのにおいは
流れる
石井好子
暮しの手帖社
Amazonで購入
今度旅に出る時は
「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」
を持って行こう。
作者の石井好子さんはシャンソン歌手で、
パリ時代に食べた思い出深い料理を、
レシピとエピソードを交えて紹介している本。
あーこれ食べたい!
とページをめくる度に思います。
イラストも可愛いし、表紙もレトロで、
いい味出してるんです。テンションがあがります。
「東京の空の下オムレツの匂いは流れる」
という続編(?)もありますよ。
(mami)
オーパ!
開高健
集英社
Amazonで購入

旅先では、日本人的な遠慮感のせいか
ときに卑屈になっている
自分に気づいちゃったりします。
開高さんの旅本は、どこに行っても
ダンディにスタイリッシュに
旅を楽しむ姿勢が崩れなくて
読むと旅先で胸を張って過ごせる気分になるんです。
「オーパ!」シリーズや「もっと遠く!」、
その続編「もっと広く!」もオススメです。
仕事に追われて気分を開放したいときにもどうぞ。
(ちゅんちゅん丸 )

2009-12-14-MON

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