『黄昏』プレゼンツ‥‥  旅の荷物に詰め込む本。  年末年始の帰省のときなどに。
水に眠る
北村薫
文春文庫
Amazonで購入
大好きな北村薫さんの書籍の中で、
個人的に一押しなのが「水に眠る」。
作者は男性ですが、
女性が書いたとしか思えないような、
何だか、たゆたう様な短編集です。
特に本の題名にもなっている「水に眠る」は、
有り得ない出来事さえも
リアルな質感を持って伝わってきます。
10年以上前に買った本ですが、
今でも時々読んでいる、私の密かな宝物です。
(mika)
八朔の雪
高田郁
角川春樹事務所
Amazonで購入
高田郁さんの澪つくし料理帖シリーズの
「八朔の雪」、 「花散らしの雨」が最適と思います。
美味しいもの沢山出てくるし、
とっても感情移入しやすいおもしろい本でした。
続編も楽しみにしています。
わたしは車の旅行が多く
移動中はなかなか読めませんが(酔います)、
旅館で夕食の後に主人と部屋でビールを飲みながら、
テレビを見ている主人の横でお布団に寝転がって、
又は窓際の椅子に座って読むのが至福だと思っています。
この本は通勤途中にバスの中で読みましたが、
次に旅行に行く時には是非かばんに中にと思っています。
(miyu-ran)
帰ってきちゃった
発作的座談会
椎名 誠、沢野ひとし、
木村晋介、目黒考二
本の雑誌社
Amazonで購入

旅の荷物に詰めこむ本として、
私は『発作的座談会』シリーズの本をお勧めしたいです。
椎名誠さん、沢野ひとしさん、木村晋介さん、
目黒孝二さんというおじ様4人組が
いろんなテーマについて大きく道をそれたり、
暴走したりしつつ、とことん語りあうシリーズです。
破天荒な会話とそれに対して冷静な視点でつっこむ脚注、
そしてシュールなイラスト
(ときに絵に添えられている文も)のおかげで、
気軽に読める、また、疲れて「だるおも」なときでも、
読んでガハハ笑いできるシリーズです。
ほんとは文庫が持ち運びしやすいので、
『発作的座談会』(第一作)をお勧めしたいのですが、
アマゾンでみたところ、中古だけのようでしたので、
傑作選である『帰ってきちゃった発作的座談会』を
お勧めします。
(パン@名古屋 )

2009-12-15-TUE

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