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小説以外 |
恩田陸 |
新潮社 |
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私が旅に持っていく本は、
恩田陸さんの「小説以外」です。
わたしにとっては、
・どこから読み始めてもいいこと
・どこでも読むのをやめられること
・怖くないこと
(ホテルの部屋で怖くなるのがイヤなのです)
・何度も読み返して楽しめること
が条件として重要です。
そうすると、短編か、エッセイが中心になるのですが、
この本は、その条件を満たすうえに、
旅行から帰ったらどんな本を読もうか、
あれこれ考えるのもけっこう楽しいです。
(もとこ)
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コンチキ号漂流記
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トール・ハイエルダール |
偕成社 |
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かばんに詰め込んで
よく新幹線の中で読みました。
子ども向けなのでスイスイ読めます。
旅のお供にはこういう頭が疲れない本がいい。
手作りのいかだで、
ペルーからポリネシアまで太平洋を渡る。
すごいスケールです。
男たちの冒険心にワクワクしながら
気がつくとすっかり身も心も旅人になっています。
(まさみ)
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鉄鼠の檻 |
京極夏彦 |
講談社 |
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「いつかコレがやってみたい!」という意味で、
どうしても推したい本があります。
京極夏彦さんの、『鉄鼠の檻』。
ただし! 冬の温泉宿連泊旅行限定で。
重いし長いので、持ち歩きには、
どう考えても適しませんが、
山間の静かな雪の温泉宿、
露天風呂へ浸かりに行く以外は部屋に籠もり‥‥
というシチュエーションで読むには
ベストマッチな一冊だと思います。
あの長い京極作品を、冒頭から事件、
そしてラストシーンまでいっき読み‥‥!
わくわく。
残念ながら、自分ではまだ実行できないのですが。
予算と時間に余裕のある方!!
是非どうぞ! 絶対に退屈はしないと思います。
(tomoaki)
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2009-12-17-THU
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