『黄昏』プレゼンツ‥‥  旅の荷物に詰め込む本。  年末年始の帰省のときなどに。
いらつく二人
三谷幸喜 清水ミチコ
幻冬舎
Amazonで購入
三谷さんと清水さんのかけあいは、
J-WAVEのラジオ番組を
聴いていないと想像できないかもしれないけれど、
この二人はホントに面白い。
何度もふき出してしまいました。
そしてこの一冊は
「まったく頭を使わなくて良い本」なのです。
ダラダラうふふダラダラむふふ‥‥そんな感じです。
(ぶんぶん)
12万円で世界を歩く
下川裕治
朝日新聞社
Amazonで購入
元祖日本人バックパッカーともいわれる
下川裕治さんの「12万円で世界を歩く」。
軽くて分厚い、どこからでも読める文庫本です。
旅本ですが、ノウハウでもなく、
文化や食を紹介するでもなく、
クールに、なんとなくイヤイヤ行っているところが
笑ってしまいます。
船の中は「すごくヒマ」だったり、
やっとできたまともな食事は機内食だったり。
あれを見てこれを食べて、
おみやげは何を買って、という
旅のノルマを作らないようにしようと思わせてくれて、
旅に出かける前の不安、緊張、やる気を
やさしく取り除いてくれる本です。
(あきこ)
ヘンリ・
ライクロフトの私記
ギッシング
岩波書店
Amazonで購入
私は「ヘンリ・ライクロフトの私記」をおすすめします。
日記形式で書かれているので、
旅行中でも読みやすいですよ。
イギリスの田園風景の中で、
主人公が思う様、本を読み、
散歩を楽しみ、旅行について語り、
イギリスの料理について熱っぽく語ります。
そして、自身の若い時の貧しい思い出、
世の中の現実とお金の問題についても。
しかし、全体を通して感じるのは、
夜、暖炉の前で過ごす暖かさ。その心地よさ。
ゆったりと、ゆっくりと急がずに旅を楽しむならば、
この一冊だと思います。
(征。)
2009-12-18-FRI

最新のページへ