『黄昏』プレゼンツ‥‥  旅の荷物に詰め込む本。  年末年始の帰省のときなどに。
アルケミスト
夢を旅した少年
パウロ・コエーリョ
角川書店
Amazonで購入
いつも欠かさず旅の荷物に詰め込む本は、
パウロ・コエーリョの「アルケミスト」です。
旅を続けて、異国の地にいたとき、
どうして旅をするのか? と自分自身に問いかけ、
答えの見つけられない時期がありました。
そんなとき、友人が送ってくれた一冊がこの本です。
「前兆」に気づき、心のままに行動することは、
「マクトゥーブ(すでに書かれていること)」
なのだと知り、非常に勇気付けられました。
旅すること、出会うことに、恐れを無くしてくれる、
素敵な一冊だと思います。
(keiko.P)
富士日記
武田百合子
中央公論社
Amazonで購入
私が旅にもっていくのは、武田百合子さんです。
いちばんは、「富士日記」。
毎夏、このひとの本を全部読み返すのが
もう10年以上の習慣になっています。
笑ったり、ほろっと来たり、感心したり‥‥
暗記するくらい読んでいるのに、いつもときめきます。
百合子さんの文章集は、
「犬が星見た」も「ことばの食卓」も
「遊覧日記」も「日々雑記」も、
全部全部おすすめです!
このひとを知ってよかった、と
本当におもえる百合子さんです。
是非、是非!
(理絵子)
新星座巡礼
野尻抱影
中央公論新社
Amazonで購入
旅に一冊もって行くとすれば、
あまりかさばらないものがいい。
かといって、内容がないものでは、あまりにも寂しい。
新星座巡礼はそんな心配をさせない一冊です。
とにかく言葉が美しい!
一つ一つの星座の解説および
神話について詳しいのはもちろんのこと、
何よりも星に対する親しみを持たせてくれる本は
これをおいて他にありません。
(かるかん)
2009-12-25-FRI

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