「ロッテ・キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」
「ドコモ P701iD」などのデザインをはじめ、
「ほぼ日」では「LION・GUEST&ME」、
「ブタフィーヌさん」のブックデザインなどでおなじみの、
日本を代表するアートディレクター・佐藤卓さん。
実は、「ほぼ日手帳2009」の開発にあたって、
わたしたちは、佐藤卓さんにお願いして、
デザインを一から徹底的に見直していただきました。
そのきっかけを、糸井重里はこう語っています。
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「この手帳は、毎年、
ユーザーの方たちから意見をいただいて、
少しずつ改良を重ねてきた、
いわば、使う人と一緒に
鍛え抜いた手帳だと思うんです。
そのおかげで、便利だとか、使いやすいって
ほめてもらえるようになったけれど、
いろんな要素を“増築”していく中で、
つぎはぎが多くなったり、
ちょっとだけ情報が
混み合っていたりしたかもしれない。
卓さんの目で客観的にこの手帳を見たときに、
『なんで、この部分は、こうなっているの？』と
思うことはないだろうか？
そこを直してもらえたらいいなあと思ったんです」 |
リクエストに対し、佐藤卓さんは、
こんなふうに答えてくれました。
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「この手帳は、
多くの人の思いや意見が集まって作っているから、
なんとも言えないあたたかみがありますよね。
それってデザイナーが作るものよりも
すぐれているとさえ言えると思います。
だから、僕は、
いままで気に入ってくださっている人たちが、
かえって使いにくくなってしまうということだけは、
避けたい。
何か新しいものを作るという意識よりも、
今のものを少しチューニングすることが
僕に与えられた仕事なんじゃないかなと思います」 |
その結果、わたしたち自身では気づかない、
目に見えない改良点が、実にたくさん出てきました。
「ほぼ日手帳2009」の打ち合わせ風景
今回のイベントでは、
いままでの「ほぼ日手帳」のデザインから、
どこを、どういうふうに変えたのか、
つまり「ほぼ日手帳2009の新デザイン」について、
佐藤卓さん自らが、目の前で徹底解説してくださいます。
できたてほやほやの実例に即して、
ご自身のデザインを語ってくださるわけで、
来年の「ほぼ日手帳」に興味のある方はもちろん、
デザインのお仕事をされている方にとっても、
とても興味深い時間になるんじゃないかと思います。
そしてさらに、もうひとつ大きなトピックがあるんです。
2009年版の手帳カバーの全ラインナップを、
イベント会場で、一挙に公開します！
毎年、手帳のカバーえらびは、
ユーザーのみなさんの
楽しみのひとつでもありますよね。
デザイン発表であるからには、当然これは外せません。
もちろん、
ご来場になれるかたばかりではありませんから、
「ほぼ日」でもイベント開始と同じ時刻に
カバーラインナップを発表して、
みなさんとたのしみを共有できたらと思っています。
はじめての試みとなるこのイベント、
大げさに言えば、「ほぼ日手帳」の新作発表会とか、
記者会見みたいなものなのかなと思います。
ちょっと晴れがましい気持ちがして、
わたしたち自身も、いまからワクワクしています。
もしお近くにいらっしゃって、お時間があるようでしたら、
ぜひ足をお運びくださいね。
ご来場、お待ちしております！
次回の「こうなる！ほぼ日手帳2009」は、
イベントの前日、８月18日（月）に更新します。
実際にアップルストア銀座のイベント会場で
佐藤卓さんと糸井重里がどんな話をするのか、
ひと足先に、ちょこっとお伝えしますよ。
どうぞおたのしみに！ |
