ほぼ日事件簿・こんなことでした |
第18回(1月16日の暮らし) ほぼ日事件簿〜腸内洗浄って何よ!の巻 こんちは。 ROCK西本です。 突然ですが、本日、腸内洗浄をするため銀座に行くんです。 実はいまでも割り切れない気持ちがあるんですが、 もう、自分を納得させました。 これは義務なんです。 でも何故?西本が腸内洗浄なのか? しばしおつき合いくださいませ。 みなさん覚えてます? ほぼ日式クリスマスのことを。 鼠穴で生中継しながら様々なイベントが行われた、 あの日です。 昨年の12月中旬のある日、 我々は読者に、向けてクリスマスプレゼントをしようと、 日頃、おつき合いのある企業の皆様へ プレゼント御提供のお願いに奔走してたのでした。 そうしたら、続々とプレゼントが集まったのですが、 まだ、数が少ないんじゃないか? プレゼントは多いことに越したことはないぞ。っと ぼくは思いまして、「ほぼ日のれん会」でお世話になってる シネスイッチ銀座の吉澤さんにもお願いしてみたのです。 「吉澤さん、今度ほぼ日でクリスマス企画ってナイスな イベントがあるんですけど、何かプレゼントって御提供 いただけないですかね?」 「あぁ、ちょうどいいものがありますよ。 今度『ホテル・スプレンディド』って http://www.hotelsplendide.com/ 映画を公開するんですけど、この映画の中でも出て来る 腸内洗浄という、ダイアナ妃も使っていたエステを プレゼントするってタイアップが決定したんです。 その腸内洗浄の権利をプレゼントするってどうですか?」 なんだか、ダイアナ妃も使っていたエステって 素敵じゃない?と、欧米というくくりに弱いぼくは よく話も聞かずにお願いしましたよ。 「いいですねえ、それお願いしますよ。」 「それがタイアップですから、ただではあげませんよ。 西本さんが腸内洗浄を体験するという条件付きです。」 腸内洗浄ってものがどんなものか知らなかったぼくは 即答しましたよ。 「ええ、いいっすよ。ぼくがやればいいんですね。」 その軽はずみな返事が今回の悲劇?につながるのです。 その後、吉澤さんから送られてきた腸内洗浄の紹介文を 読んで愕然としたんですよ。 来春公開予定の「ホテル・スプレンディド」 って映画があるんだけど、これキュアーで めちゃ面白そうな怪しい映画らしい。 (http://www.hotelsplendide.com/参照) その映画の中で、今話題のエステ(?!)と言われる 「腸内洗浄」が扱われています。 あのお尻から管を入れて、貯まった物をすっきり 取りきっちゃうヤツです(ひぇ〜) ということで「ホテル・スプレンディド」公開記念として 「腸内洗浄権利券」 (銀座メディカル&デンタルクリニック)を 提供していただくことになりました。 ダイアナ妃も愛好していた、 ヨーロッパ、アメリカで話題の新美容医療 腸内洗浄療法(コロンハイドセラピー)で カラダの中を美しくする! ってことらしいよ。 「ええ!あのお尻から管を入れて、貯まった物をすっきり 取りきっちゃうって、それってただの浣腸じゃねえか!」 エステだと思って気持ちいいものを想像していた ぼくにそいつはきつかった。 浣腸って・・・・ そこはぼくの快感のツボじゃないぞ。 プレゼントを提供してもらいたい一心で、 軽はずみな返事をした自分を恨みつつ、 『腸内洗浄』ってキーワードで検索してみました。 すると出るわ出るわ。 中にはどうみてもやっぱり浣腸じゃないのか?という システムを図解しているものもあり。 複雑な気持ちが心にのしかかってきます。 その手順というのは以下のようなものらしい。 1.横になり、麻酔入りのジェリィーを塗り、直腸に挿入 2.体温とほぼ同じ温度の温水の注入がなされて、 約500ccの注水。 注水されてる違和感はほとんどない。 3.排液は透明な排水管をとおっていく。 4.これで終了 ここまでくると、 もはやエステを超えた『プレイ』のような 気すらしてきます。 更に読みこんでみると、何となく分かってきた。 腸内洗浄とは? ・宿便を除去することにより、ダイエット・便秘改善・ 肌荒れ改善などに効果的であるということ。 ・欧米のハイソサエティーの中では男女問わず流行している オシャレなエステであること。 ・日本ではまだ馴染みはないが、非常にお金がかかると ということ。 ここで二つのキーワードが見栄っ張りの ぼくの心を掴みました。 それはダイエットとオシャレのこの二つ。 ぼくは以前、地中海式ダイエットという、パスタを食べて、 コーヒーを飲むというダイエットに成功しまして、 デブキャラクターから脱出したことがあるんです。 それ以来、ダイエットって言葉には敏感なんですよ。 読者時代にはダイエットゲリラにメール出したくらい。 更に都会派を目指すぼくとしては オシャレなエステっていうのは 登竜門の一つじゃぁないか! とある種、無理矢理、自分を奮いたたせつつ、 今から行ってきます。 でもなぁ、 ぼくって普段から便通は良かったはずだった気がする。 続報を待て! |
2001-01-16-TUE
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