ほぼ日事件簿・こんなことでした |
第18回(1月16日の暮らし) 腸内洗浄レポート〜挿入されて・・・の巻 (前回までのあらまし) 『腸内洗浄』という目新しい名前に惹かれ、 自ら被験者を引き受けたROCK西本であったが、 タイアップ元である「シネスイッチ銀座」吉澤嬢の 「最後まで見届けるわよ」発言により、 自分の便が衆人監視にさらされることになった。 「それは趣味なのか?仕事なのか?」 という困惑するROCK西本をよそに、 映画「ホテル・スプレンディド」のチラシ、ポスターを せっせと治療室に貼りまくる吉澤嬢であった。 まだまだ貼るわよ。 一旦、全裸になって治療服に着替え、 これから挿入される不安と 異性に自分の便を見られるという恥ずかしさに 悩まされ、一人呆然とするぼくでしたが、 もう逃げることは出来ないと腹をくくりました。 そろそろ覚悟を決めた。 「これは治療ではなく、そういうプレイなのだ。」 と覚悟を決めると気が楽になるもので、 回りにあるものをごそごそと観察し始めました。 まず目に入ってきたのが、 ぼくのお尻と腸内洗浄器を結ぶ透明な管。 袋に入っていることから、使い捨てであることが解ります。 だから清潔、安心。 こいつがぼくの中に・・・ さらに、ネットで検索して以来、 興味があった、「麻酔ゼリー」も発見。 こうなると宝探しのようで楽しくなってきます。 麻酔ゼリー発見! こうなると、人間恐ろしいもので 「さぁ、矢でも鉄砲でも持ってきやがれ!バッチ来い!」 とお尻を突き出すくらいにまで開き直ってきました。 そうしているとぼくの治療を担当してくれる 看護婦の大塚さんが現れました。 「今日は大塚さん頼んだぞ!」と心の中で叫びながら、 「初めてなので、やさしくお願いします。」 とお願いしました。 大塚さんはぼくの心を解きほぐすように、 これから行われることを説明してくれます。 腸内洗浄ってのはですね。 やはり初めての方は緊張される方が多いらしく、 緊張したままだと、上手く便が出ないケースも あるのだとか。 ゆっくり時間をかけて説明して心をリラックスさせながら 治療は進みます。 手首とお腹に 特別調合のアロマオイルを 塗ってもらいます。 ひととおり、説明が済んだところで 大塚さんが 「それじゃ、直腸診をしますね。」 とビニール手袋を付け始めました。 それでは仰向けになってください。 『直腸診』 それはお尻に指を突っ込んで 直腸まわりに傷や、異変が無いかをチェックすること。 いよいよ、本格的になってきました。 立て膝をして仰向けに寝てます。 下半身には当然、タオルケットがかけられていますから、 吉澤さんにも恥ずかしい部分は見られないので 安心して診断に望みます。 指が入るだけですから、座薬みたいなものです。 直腸診は問題無く、終了。 今まではただの検査。 これからが腸内洗浄の治療です。 まずはお尻とこれから入れる管に 「麻酔ゼリー」を塗ります。 麻酔ゼリーを塗ると、挿入の際の違和感が軽減される とのこと。 「ホントかよ?」 とこれから入れる管を見ると、 「これがデカイ!」 全長15センチ、直径2〜3センチのもある まさしく『棒』そのもの。 「ええ〜こんなデカイのが入るんですか?」 「ええ、そうですよ。」 とまぁ、あっさり答える大塚さん。 これが入るのだ! 「それでは横向きになってください」 という大塚さんの指示通りに横向きに寝る。 いよいよ、本番。 ピーンと締まった空気が個室を支配する。 もうこれは儀式だ。 これには、それまであれだけ騒いでいた吉澤さんも 静かにならざるを得ない。 もはや『プレイ』と割り切っているぼくは その緊張すらも楽しめる状況にまでに高まっている。 プレッシャーを楽しむおれ。 しかし、いくらプレッシャーすらも味方につけ、 麻酔ゼリーを完璧に塗られたぼくであっても、 全長15センチ、直径2〜3センチの 『棒』には勝てなかった。 言葉では伝えきれない、その状況。 3枚の連続写真で感じとってください。 (やらせ一切無し。) 入りますよ。 うわっ! 入ったぁ〜。 一回、入ってしまったら後は楽なんだけどね。 それでは次回、治療篇でお会いしましょう。 今回の挿入篇だけで25枚の写真を撮り切った、 シネスイッチ銀座の吉澤さんからのお知らせ。 「ホテル・スプレンディド」の公開は 2月10日からですが、 2月14日のヴァレンタインデーには 「ホテル・スプレンディド」を 観に来て頂いた方に「腸内洗浄」招待券 (初診料10000円&18000円)を10名様と 初診料10000円OFFの、 ご優待券を500名様にプレゼントをします。 |
2001-01-19-FRI
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