ほぼ日事件簿・こんなことでした |
NHK「きょうの料理大賞」に、darlingが、 あの町のお米をもって登場だ。 ほぼにちわっ。捨木っす。 へへへ。久方ぶりの事件簿でございますよ。 さて、我らがdarlingが、 NHKの「きょうの料理大賞2002」という番組に 審査員として出演のための収録にいったところから、 事件ははじまるのでした。 「きょうの料理大賞2002」とは どんな番組かというと、 NHKの長寿番組「きょうの料理」が 一般の方々から募集したレシピのなかから ○特別部門 ・お弁当部門 ・こだわりドリンク部門 ・お菓子部門 ○料理大賞部門 で、ナンバー1を決定!というものでございます。 審査員には、darlingの他に、 料理研究家の
ゲスト審査員に、
でありますよ。 放送は、
でこの番組の中で、 ゲスト審査員のおすすめメレシピを 紹介するという時間がありました。 他の審査員が おすすめのレシピをその場で 調理をするというなか。 darlingは、 なんと「しおむすび」を 持って参戦いたしました。 ええ、マジで、おむすびのみ、です。 それも、塩だけの味付けです。 梅干しもコンブもオカカも入っていない、 ほんと〜〜にただのおむすびなんです。 (一瞬、にぎるだけかいっ!と 現場にツッコミに似た空気が走ったそうな) でも、その「しおむすび」の素材である お米は 今年6月のほぼ日創刊4周年記念農業体験旅行で、 darlingはじめ、ほぼ日スタッフで行った、 (くわしくは、こちら。) 新潟県の吉川町というところから やってきた、われらが食べて、 うまくて泣いた、 あのお米でありました。 (それも新米。) テレビというメディアでは あまりにも派手さにかける 「しおむすび」でありますが 収録が始まる前に準備をしている段階で そのお米をつまみ食いした darlingについてくださった 料理担当アシスタント(職人肌)の方々が 発信源となって、スタジオのあちこちで、 「なんだか、あのお米は とてつもなくうまいらしい」と うわさにはなっていたらしいのです。 そして 「こんなお米を持ってくる 糸井さんって素晴らしいわん。」 と、darling株まで急上昇したのだとか。 (まじで) で、本番はどうなっていたのか?? それは、ぜひ番組をごらんくださいませり。 (年末年始忙しい時期ですが、 チャンスは3回ありますので、 ビデオのセットなど、よろしくであります。) そして。 番組終了後に、 楽屋にまずdarlingの楽屋にすっとんできたのは、 番組中におむすびを食べた、グッチ裕三さん。 「あれは、どこの米ですかっ!!」と。 そして、司会で出演されていた 渡辺正行さんにいたっては、 「どうやって手に入れるか、 あとでおしえてください!!!」 と、あわてて、グッチ裕三さんの 名刺の裏側に、 ご自分の連絡先をメモしてdarlingに握らせる始末。 さらに、そのあと開かれた打ち上げパーティーでは、 審査員として、たくさんの試食をして、 もう絶対に、おなかがいっぱいなはずの 陳健一さんが、 伊勢エビを始め豪華料理の並ぶなか、 なぜか、darlingの「しおむすび」に突進。 「これ、うまいねえ。」と 3個をぺろりと たいらげてしまいました。 それを見た、 他の審査員である料理研究家の方々も darlingの「しおむすび」に突進。 あっという間になくなってしまったおむすびを たべそびれてしまった、料理アシスタントの お姉さんたちの悲しみの声が会場にこだましたらしい。 おお、あの旅行の時も うま過ぎて死ぬかと思ったのですが、 そんなにかっ!! この話を聞いて、われらほぼ日スタッフも、 「もう味をわすれかけてしまった、 たべたいよ〜。ぶーぶー。」 とさわいでいたら、ちょうどお弁当に そのお米のおむすびをもってきていたdarlingが ひとつくれたのであります。 「ケンカしないで、 わけてたべるんだぞ。」 うわ〜〜い。 食べましたとも、そこにいたスタッフ10人くらいで、 ひとつのおむすびを小分けにしてっ! 一人、180粒から350粒程度(たぶん)。 う・ま・い。 もっとたべた〜〜〜い。 毎日たべた〜〜い。 うめぼしとか漬物とかでたべた〜〜い。 この欲望を現実のものとすべく、 ながらく、その存在がちらりちらりと 見え隠れしていた、「ほぼ日農園」の いちばん最初におとどけする商品として、 この、吉川町のうまいお米を 交渉中でありますっ!! 年があけたら、 もろもろ発表できるかとおもいますので、 おたのしみにっ!! |
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2002-12-27-FRI
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