こんなタオルを探してたんだ!
<やさしいタオル>

<やさしいタオル>はこうしてできた!
5月13日の発売前におさらいしておこう!


さてさて、ひさしぶりの今日は、
<やさしいタオル>のおさらいをしておきたいと思います。
きっと、前回の販売(2003年11月)の後に、
「ほぼ日」をご覧いただくようになった方も
たくさんいらっしゃるとおもいますので、
いままでの<やさしいタオル>の連載内容を
ダイジェストでお届けします。
これさえ読めば、<やさしいタオル>が、
どうしてこんなに人気になったのかが、わかると思います。

「気に入ったタオルって、ある?」
 (開発のきっかけ。)


いちばん最初のきっかけは、
「ほぼ日」がある「明るいビル」に
ワークアウトのジムができたことでした。
「ほぼ日」乗組員たち、
運動不足やらダイエットやら、それぞれ目的こそちがえ、
さっそく会員になってトレーニングを始めました。

そこで、ハタと気がついたんです。
ジムに持っていく「お気に入りのタオル」が無い、と。

さらに、いろんな人に聞いてみると、
みな同じようなことを思っていました。

なかなかほんとうに気に入ったタオルって
持ってないものです。
ジムだけでなくて、一日の始まりに顔を洗う時にも、
一日の終わりにお風呂に入るときにも、
いつも使うものなのに、これはちょっと寂しい。
まぁいいか、というものくらいはあるんだけれど、
「お気に入りのタオル」と、
自信を持って言えるタオルはないんですよねぇ。



では、自分たちの本当に欲しいタオルって
どんなものなんだろう?
と考えたのが、
この<やさしいタオル>のはじまりなんです。

さらに詳しく→
https://www.1101.com/towel/2003-06-10.html


「ほぼ日」が考えた「いいタオル」の条件


タオルチームが結成されて、
「いいタオル」とは何かを調査して
出した結論が、このような↓ものでした。

●肌触りがよいこと。
●吸湿性がよいこと。
●使ってるうちに古びないこと。
●洗いやすいこと。
●乾きやすいこと。


でも、これだけでは、「ふつうのタオル」です。
もっと極端な目標を立てないと、
ただの「ふつう」で終わってしまいます。
そこで、目標の立て方を、こんな言葉にしました。

●肌の弱い人や、赤ちゃんにも安心して使える
 “革命的に”“やさしい”タオル。




生まれたての赤ちゃんや、
お年寄りまでも満足するようなものを
出発点にしたら、ふつうの男性や女性にも
うれしいものになるにちがいない。
おとなの女性がベビーオイルを使うのと
おなじような発想でタオルをつくろうではないか‥‥。

さらに詳しく→
https://www.1101.com/towel/2003-06-06.html


最高の品質のパイルと、
ガーゼの2重構造のタオル。


見本を山ほど集めました。高いものも安いものも、
なかには、「ほぼ日」乗組員の思い出の品もありました。
日々タオルのことを話し合い、タオルを使い、
タオルを洗濯し、タオルを乾かし‥‥。
これはいいぞと決めたのは、
「ガーゼ」という素材をいかそうということでした。

ガーゼは、怪我をしたときの包帯から、
赤ちゃんの産着にまで使われる
通気性と吸水性も抜群の
とても肌にやさしい素材です。

そうして、
片面ガーゼ、片面を最高の品質のパイルという
<やさしいタオル>の原型が決まりました。
片面ガーゼで、しかも「ふかふか感のあるタオル」が、
わたしたちの欲しい理想のタオルだ、と。
でも、「最高の品質」って、どういうものなんだろう?



さらに詳しく→
https://www.1101.com/towel/2003-06-13.html


ぜいたく過ぎてもいい。
 パイル面には、綿のエリートを。


<やさしいタオル>のパイルは、
世界のコットンの生産量の0.5%にも満たない、
超長繊維綿のなかから、アメリカ南西部で
燦々と太陽をあびて育った
ピマコットンを100%使っています。

繊維が長く、毛羽がでにくいので、
ふんわりと糸を撚ることができます。
そして、その最高級の糸に、LA加工をほどこして、
繊維の細胞一つ一つをふっくらとさせ、
その風合いを長く保てるようにしています。

ピマコットン+LA加工で、
「いつまでも触っていたい」と
ご購入いただいた方から感想をいただくような、
きもちよくふわりとした手触りのパイルが
実現しました。



さらに詳しく→
https://www.1101.com/towel/2003-06-17.html
https://www.1101.com/towel/2003-06-19.html


やさしく、高機能のガーゼ面


<やさしいタオル>のガーゼ面は、
ガーゼらしさ、さらっとした風合いを大切にするために、
パイル面の糸とは違う、ちょっとざっくりとした、
太めの糸を使って作られています。

こちらのガーゼ面は、
顔の汗などでも、軽く押しあてるだけで、
水分が吸収されていきます。
肌の弱い方やアトピーの方も、
ガーゼ面を軽く押しあてるという使い方ならば
安心して使うことができますよね。
そして、お化粧をしている女性も、
化粧の上からそっと汗をおさえるのにガーゼは重宝です。

そして、片面をガーゼにしたことで、
タオル全体につかう糸の量を少なくすることができたので、
持ってみるとびっくりするほど軽く、
洗濯した後も、両面がパイルのものよりも早く乾きます。

さらに詳しく→
https://www.1101.com/towel/2003-06-24.html


タオルの本場、愛媛県今治市で
シンプルなつくり方で、
ゆっくりつくります。


<やさしいタオル>は、
タオルの産地として有名な
愛媛県の今治市で作られています。

作ってくださっているのは“花椿テリー”さん。
「作るのが難しいタオルならばまかせて!」
という職人魂で名だたる工場なのです。
じつは、 高級な綿にさらにLA加工をした糸は、
つるつると滑りやすく、織りにくいのですが、
“花椿テリー”さんの経験があるからこそ、
美しく仕上がるのです。


(いままさに織り出されている、スポーツシリーズ)

そして、織りの丁寧さはもちろんのこと、
<やさしいタオル>は仕上げにも気を使っています。
織り上がった後に、タオルは、一度洗浄されます。
そのとき、<やさしいタオル>の場合は、
四国山脈からの恵まれた伏流水が使われています。
また洗浄後の、乾燥も、
高温で一気にしあげるのではなくて、
繊維の特徴をきちんと出すために、
あえて昔からの乾燥機を使って、
じっくりと時間をかけて乾かすんです。
糸の段階から、仕上げまで、
ほんとうにぜいたくをさせているタオルなんです。

リピーターが多いのは、
<やさしいタオル>の自慢。


<やさしいタオル>は過去2回の販売され、
トータルで約3万枚をお届けしています。
「ほぼ日」の乗組員一同も例外ではないのですが、
ご贈答をきっかけに自分でも買おうと思ったという方、
使ってみてよかったので、次の発売を待っている方など、
リピーターが多いのは、なによりうれしいことです。

●先行販売(2003年7月)のときのラインナップ。

ダブルベリー ブラック&ホワイト  ビター
     
モカ ブルーベリー ホワイト 

●本格販売(2003年11月)のときのラインナップ。

ベビーピンク ベビーブルー 
 先行販売時のラインナップに、
ベビーピンクとベビーブルーが追加されました。

13日からの販売では、「モカ」「ビター」「ホワイト」は
販売をお休みいたします。




ざーっと駆け足でしたが、
これが、<やさしいタオル>の開発から、
<やさしいタオル>の作られ方、
そして、いままでに販売されたラインナップまで、
お伝えしてまいりました。

初めて「ほぼ日」の<やさしいタオル>を知ったという方、
知ってはいたけれど、詳しくは知らなかった方、
ある程度、わかっていただけましたか?
ここまで知っていただいたうえで、
次回から、また新しい情報をお届けしますよ!

このページへの激励や感想などは、
メールの表題に「タオルについて」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2004-05-07-FRI

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