こんなタオルを探してたんだ!
<やさしいタオル>

7月20日から発送が始まります。
今治では織り上がったタオルを
仕上げているところです!


ほぼにちわ。

魚籃坂の明るいビルに、
仕上がり見本として、
新色の「ラテ」のタオルの1セットが届きました。
何度もサンプルをチェックして、
見慣れているはずの私たちも
こうして“ほぼ”実物ができあがってくると、
‥‥‥うれしい!!
ピマコットン100%の濃いベージュのパイルは、
ベルベットのような光沢があって、
とてもキレイでしたよ!

ああ、一刻も早く
みなさんのところに届けたい!
___ということで、
今日は、今治のタオル工場では
いま、どうなっているか?!の
追加レポートをお届けいたします。

と、その前に!
納品の正確な日程が決まりましたので、
まず、そのお知らせを二つ、先にさせてくださいね。

お知らせ その1
発送作業の開始は、7月20日から。
はやいひとで、7月23日頃に
お手元に届きます!
今回は、少しでも早くみなさんにお届けできるように、
今治の工場でできあがったものから順番に、
東京に送ってもらって、順番に発送していきます。
早い方で、
発送を開始するのが、7月20日(火)、
お届けが、7月23日(金)の予定です。
全ての作業が終了するのは、
7月30日頃になりそうですので、
どんなに遅くとも、8月の第1週には、
全ての方のお手元に届いているはずです。
発送やお届けに関する詳細は、
7月21日(水)にお伝えする予定です。
 
お知らせ その2
新作の<やさしいタオル>が、
THE GINZAに並ぶのは、7月31日(土)から。
<やさしいタオル>は、
現在も銀座7丁目にある、
THE GINZA本店(2F)で販売中ですが、
7/月31日(土)からは、ホームシリーズの
「グレイスグレー」「ラテ」と、
スポーツシリーズが、店頭に登場します。
 
THE GINZAの場所や営業時間、
現在販売中の <やさしいタオル>の情報は、こちらをどうぞ。


では、みなさまも気になっているに違いない、
現在の制作状況。
今回も、<やさしいタオル>をつくってくださっている、
愛媛県今治市にある『花椿テリー』のセンムのヤマダさんに
レポートをお願いしました。



ほぼにちわ。
『花椿テリー』のヤマダです。


<やさしいタオル>の製作、とても順調ですよ。
みなさんの喜ぶ顔を想像しながら、
私も、織機の前で夜遅くまで作業をしています。
あと、もうちょっとなので、待っててくださいね!



ほぼ日の[心配性]のモギコさんから、
「タオル作りには、水がたくさん必要なはずだけど、
 梅雨がほとんどなくて、
 <やさしいタオル>は 大丈夫なのかしら??」
と、問い合わせがありました。
四国も今年はあまり雨が降っていませんが、
台風があったからか、いまのところまだ水不足の心配もなく、
計画通りに仕上がっています 。

では、<やさしいタオル>の現在の状況を
ご紹介していきますね。



タオルは、何枚かのタオルが横にざーっとならんで
織り上がります。
こちらを、まずは、「染工場」といって、
タオルを織る時に糸につけた
「のり」を洗う工場へ持っていきます。



<やさしいタオル>を洗う洗工場が使っている水は、
四国山脈からの伏流水なんですよ。
工業用水ではなくて、飲める水を使って仕上げているのは、
ここの工場が日本で唯一かもしれません。
そして、“ふわふわやわらかい”という
<やさしいタオル>の風合いを大切にするために、
ふつうようりも時間をかけて乾かします。
急いで乾かしてしまうと、
風合いが台なしになってしまいますから。
届いた時に、みなさんにすぐ使ってもらえるように、
柔軟剤も、なにも入れずに
この伏流水だけで 洗い上げてるんですよ。



「染工場」から『花椿テリー』に
洗い上がったタオルが帰ってきたら、
次は、一枚の大きな布地になっているものを、
サイズごとに裁断していきます。



裁断機が自動にやってくれるとはいえ、
微調整は、人がきちんと目で見て行います。

裁断がおわったら、上下左右の端の始末をしてきます。
これは、一枚一枚手作業で行います。



左右は、くるくると巻いて、
両端を同時に縫います。



上下は、片方づつ縫っていきます。

タオルの形に仕上がった<やさしいタオル>は、
今度は、「ネーム工場」に送られます。
みなさんの言うところの、「タグ」がつくんですね。

 



そして、タグがついたら、
『花椿テリー』にタオルが戻ってきて、
最後の工程へ。

まずは、検品をしながら、
タオルをおりたたんで、ジップつきの
ビニールケースにいれていきます。
この検品には、厳しい基準を設けて、
質のよい美しいタオルだけを出荷するようにしています。
この時にタオルを見る目が少しでも甘くなってしまうと、
私たちの出荷するタオル全体の品質が落ちてしましますので、
気を引き締めて、細かい部分までチェックしています。



そして、ビニールケースに入って、
封をしたものを、「検針器」に通します。
こちらはいわゆる「金属探知器」です。
作業中に金属が混入してしまっていないか、
一点づつ機械を通して調べていきます。



検品をすませ、 検針器を通り、
私たちが自信をもってお届けできる製品のみが、
出荷されます。



段ボールにぎっしりと詰った
<やさしいタオル>を見ると、
本当に感慨無量です。
一つ一つ大事に作ってきたタオルなので、
自分でみなさんのところに
品物を届けに行きたくなってしまうほどですが、
ここから先は、発送のプロにおまかせすることにしましょう 。

お手元に届いて、お使いいただいたら、
是非、ほぼ日さんに感想をお寄せください。
私たちもメールを読ませていただいていますが、
毎回スタッフ一同、本当に楽しみにしています!!

それでは、またお会いしましょう。
さようなら!



ヤマダさん、ありがとうございました!
検品・検針の工程は、どの工程よりも、
気を使うとおっしゃるヤマダさんです。
工場のみなさんが、
一枚一枚愛情をこめて
作ってくださった<やさしいタオル>、
あとほんの少しで届きます。
発送が始まりましたら、
またこちらのページで、お知らせさせていただきますね!!

また、<やさしいタオル>でわからないことがありましたら、
ご遠慮なくtowel3@1101.comにメールをお送りくださいね。

このページへの激励や感想などは、
メールの表題に「タオルについて」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2004-07-14-WED

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