糸、織り、デザイン そして肌ざわりまでとことん考えて <やさしいタオル>は生まれました。 初めて「ほぼ日」の<やさしいタオル>を知ったという方、 知ってはいたけれど、詳しくは知らなかった方、 どうぞこの項目をお読みくださいね。 <やさしいタオル>がどんなふうに生まれたのかを、 いままでの<やさしいタオル>の連載から、 ダイジェストにして、お届けします。
いちばん最初のきっかけは、 「ほぼ日」がある「明るいビル」に ワークアウトのジムができたことでした。 「ほぼ日」乗組員たち、 運動不足やらダイエットやら、それぞれ目的こそちがえ、 さっそく会員になってトレーニングを始めました。 そこで、ハタと気がついたんです。 ジムに持っていく「お気に入りのタオル」が無い、と。 さらに、いろんな人に聞いてみると、 みな同じようなことを思っていました。 なかなかほんとうに気に入ったタオルって 持ってないものです。 ジムだけでなくて、一日の始まりに顔を洗う時にも、 一日の終わりにお風呂に入るときにも、 いつも使うものなのに、これはちょっと寂しい。 まぁいいか、というものくらいはあるんだけれど、 「お気に入りのタオル」と、 自信を持って言えるタオルはないんですよねぇ。 では、自分たちの本当に欲しいタオルって どんなものなんだろう? と考えたのが、 この<やさしいタオル>のはじまりなんです。 さらに詳しく→ https://www.1101.com/towel/2003-06-10.html
タオルチームが結成されて、 「いいタオル」とは何かを調査して 出した結論が、このような↓ものでした。 ●肌触りがよいこと。 ●吸湿性がよいこと。 ●使ってるうちに古びないこと。 ●洗いやすいこと。 ●乾きやすいこと。 でも、これだけでは、「ふつうのタオル」です。 もっと極端な目標を立てないと、 ただの「ふつう」で終わってしまいます。 そこで、目標の立て方を、こんな言葉にしました。 ●肌の弱い人や、赤ちゃんにも安心して使える “革命的に”“やさしい”タオル。 生まれたての赤ちゃんや、 お年寄りまでも満足するようなものを 出発点にしたら、ふつうの男性や女性にも うれしいものになるにちがいない。 おとなの女性がベビーオイルを使うのと おなじような発想でタオルをつくろうではないか‥‥。 さらに詳しく→ https://www.1101.com/towel/2003-06-06.html
見本を山ほど集めました。高いものも安いものも、 なかには、「ほぼ日」乗組員の思い出の品もありました。 日々タオルのことを話し合い、タオルを使い、 タオルを洗濯し、タオルを乾かし‥‥。 これはいいぞと決めたのは、 「ガーゼ」という素材をいかそうということでした。 ガーゼは、怪我をしたときの包帯から、 赤ちゃんの産着にまで使われる 通気性と吸水性も抜群の とても肌にやさしい素材です。 そうして、 片面ガーゼ、片面を最高の品質のパイルという <やさしいタオル>の原型が決まりました。 片面ガーゼで、しかも「ふかふか感のあるタオル」が、 わたしたちの欲しい理想のタオルだ、と。 でも、「最高の品質」って、どういうものなんだろう? さらに詳しく→ https://www.1101.com/towel/2003-06-13.html
<やさしいタオル>のパイルは、 世界のコットンの生産量の0.5%にも満たない、 超長繊維綿のなかから、アメリカ南西部で 燦々と太陽をあびて育った ピマコットンを100%使っています。 繊維が長く、毛羽がでにくいので、 ふんわりと糸を撚ることができます。 そして、その最高級の糸に、LA加工をほどこして、 繊維の細胞一つ一つをふっくらとさせ、 その風合いを長く保てるようにしています。 ピマコットン+LA加工で、 「いつまでも触っていたい」と ご購入いただいた方から感想をいただくような、 きもちよくふわりとした手触りのパイルが 実現しました。 さらに詳しく→ https://www.1101.com/towel/2003-06-17.html https://www.1101.com/towel/2003-06-19.html
<やさしいタオル>のガーゼ面は、 ガーゼらしさ、さらっとした風合いを大切にするために、 パイル面の糸とは違う、ちょっとざっくりとした、 太めの糸を使って作られています。 こちらのガーゼ面は、 顔の汗などでも、軽く押しあてるだけで、 水分が吸収されていきます。 肌の弱い方やアトピーの方も、 ガーゼ面を軽く押しあてるという使い方ならば 安心して使うことができますよね。 そして、お化粧をしている女性も、 化粧の上からそっと汗をおさえるのにガーゼは重宝です。 そして、片面をガーゼにしたことで、 タオル全体につかう糸の量を少なくすることができたので、 持ってみるとびっくりするほど軽く、 洗濯した後も、両面がパイルのものよりも早く乾きます。 さらに詳しく→ https://www.1101.com/towel/2003-06-24.html
<やさしいタオル>は、 タオルの産地として有名な 愛媛県の今治市で作られています。 作ってくださっているのは“花椿テリー”さん。 「作るのが難しいタオルならばまかせて!」 という職人魂で名だたる工場なのです。 じつは、 高級な綿にさらにLA加工をした糸は、 つるつると滑りやすく、織りにくいのですが、 “花椿テリー”さんの経験があるからこそ、 美しく仕上がるのです。 (いままさに織り出されている、スポーツシリーズ) そして、織りの丁寧さはもちろんのこと、 <やさしいタオル>は仕上げにも気を使っています。 織り上がった後に、タオルは、一度洗浄されます。 そのとき、<やさしいタオル>の場合は、 四国山脈からの恵まれた伏流水が使われています。 また洗浄後の、乾燥も、 高温で一気にしあげるのではなくて、 繊維の特徴をきちんと出すために、 あえて昔からの乾燥機を使って、 じっくりと時間をかけて乾かすんです。 糸の段階から、仕上げまで、 ほんとうにぜいたくをさせているタオルなんです。
<やさしいタオル>は過去2回の販売され、 トータルで約3万枚をお届けしています。 「ほぼ日」の乗組員一同も例外ではないのですが、 ご贈答をきっかけに自分でも買おうと思ったという方、 使ってみてよかったので、次の発売を待っている方など、 リピーターが多いのは、なによりうれしいことです。 ●先行販売(2003年7月)のときのラインナップ。
●本格販売(2003年11月)のときのラインナップ。
ベビーピンクとベビーブルーが追加されました。 13日からの販売では、「モカ」「ビター」「ホワイト」は 販売をお休みいたします。 |
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