野菜のクルマ。
「SKIP」のトラックストアは
今日も走ってる。


さんまさんに渡してきました


てんちょー(仮)イズミの今日の一枚

うちの祖母が今日出てたMr.オクレさんに
似ているかなぁと

10月27日(日) 天気:晴 @東京都港区

編集部
(以下、編)
疲れましたね。
てんちょー(仮)
イズミ
(以下、イズミ)
ええ、疲れました。
ねえ。3時間半。
ええ、3時間半ですよ・・・。
ずーっと、
イズミ 笑いっぱなし。
今日は千葉の実家の方へ
法事に出たりなんかもして
そのあたりの話なんかもしようとは
思っていたのですが・・・。
どうなんですか?
イズミ もう、話す気力ゼロ。
ええ、ぼくも気力ゼロです。
ここで、読者の方にご説明すると
我々は恵比寿ザ・ガーデンホールで行われた
明石家さんまさんのコントライブ
「形は古いがシケには強いSPECIAL」に
行ってきたところです。
これが最終日ということもあって
3時間半、ぶっ続けで
これでもかっ!というくらい
笑わせる内容でありまして
もう、笑い疲れて
何もする気力がありません。
今回の目的は、
さんまさんのコントを楽しむことは
もちろんのことですが
さんまさんに
SKIPの商品を
手渡すことが
目的でありました。
イズミ ええ、そうでしたね。
でも、途中でそんなことは
どうでもよくなりました。
ええ、ぼくもそうです。
おそらく、そういうことになるんじゃないかな
と思いまして、
入場時にさんまさんのマネージャーに
「これ(野菜)、さんまさんに渡しておいて」
と、頼んではいたんですが、
そのマネージャーが律義な後輩でありまして
終演時に
「西本さん、やっぱり野菜は直接、
 さんまさんに渡してください。
 そちらの方がネタになるじゃないですか」と。
イズミ 律義な方でしたね。
ええ、吉本には珍しい
東北出身の人でありまして
義理、人情を重んじる
ナイスな後輩でありました。
しかし、ぼくは普段、
人に会って緊張することは全く無いのですが
あの方だけは別格でして
イズミ 顔がこわばっていましたよね。
ええ、ほんと唯一、
と言っていいくらい緊張するんですよ。
でも、一応、
楽屋で手渡しはしてきたということは
報告に値するんじゃないかと思います。
ちなみに何を渡したんでしたっけ?
イズミ キャベツ、じゃがいも、たまねぎ
かぼちゃ、ピーマン、トマト、
きゅうり、なし、高糖度みかん、
りんごが王林とあかねの2種です。
あっ、トマトジュースも差し上げました。
もう、
フルラインナップ
じゃないですか。
イズミ ええ、相手は日本一の芸人ですから
それなりのものを用意しました。
そういえば、
先日、仕事でご一緒した
タモリさんにも商品をお送りしているんです。
こうなると、後はあの人ですね。
イズミ あの人とは?
タモリさん、さんまさん、とくれば、
あの人ですよ。
イズミ あっ、BIG3。
ええ、そうです。
後はビートたけしさんに
お渡しすることができたら
SKIPはBIG3制覇です。
イズミ そうですね。
目指せBIG3です。
さて、ライブの方はどうでした?
イズミ 昨日、
「さんまさんのライブに行こう」
と誘われた時は
今、思えば自分が浅はかだったのですが
「笑い」を盗んでやろうってくらいの
気持ちで望んでおりました。
こう、ウィットに富んだトークを目指そうかと。
次の日に会社に行った時には
あっちこっちで爆笑をとっている自分の姿を
想像しておりました。
ああ、
危険ですねえ。

それは。
相手は「お笑い怪獣」ですよ。
イズミ ええ、そんなことを思った自分を
今では恥じております。
「お笑い」を勉強するつもりで行ったのですが
逆にさんまさんにサービスというか
お客さまへの向き合い方というものを
学んだ気がします。
それは、どういうことですか?
イズミ 絶対、手を抜かないっていうか
楽をしちゃいけないっていうか
自分の100%をぶつけていかないと
お客さまがついてこないんですね。
さんまさんが言ってたじゃないですか
「舞台の上は戦場やぞっ!」って。
あと、細かいことですが
今回、座席に座布団がついていたじゃないですか?
ええ、さんまさんが自腹を切って
会場のイス全席に座布団をつけてましたね。
イズミ あれも、凄いサービスじゃないですか。
3時間30分もの長い間
一度も休憩無しで笑っていただくには
座るのが辛いとか、
そんなことをお客さまに考えさせただけで
笑いが半減すると思うんです。
お客さまにも出きるかぎりベストな環境を
提供しているのだなと。
業種は違えども
サービスという概念は同じであると
いいたいわけですね。
イズミ ええ、そうです。
普段、さんまさんが活躍されているテレビと
今回のような舞台は全く違うものだと思うんです。
これが、SKIPの事業にあてはめて考えてみると
通販と対面販売くらいの違いがあるんじゃないかと。
確かに芸人さんは
舞台を踏んでいないと
テレビでは通用しないことが多いんですよ。
やっぱり、舞台で培った瞬発力とか
お客さまを前にした時の流れとか
空気を読む力ってのが
絶対的な地肩を作っているんです。
イズミ こう、相手のリアクションによって
流れが変わってきたりするじゃないですか?
一つのネタを何パターンもやってみたり。
そこで、広がりがあるというか
いい意味でのキャッチボールがあるんですよね。
あと、劇場を観て思ったのですが
お客さまとの良い感じの間合いってものが
あるのかなと思いました。
それは箱(劇場)として?
イズミ ええ、絶妙な大きさとかも
関係するのでしょうが
立地という点も多少、関係するのでしょうね。
リアル店舗を作る時の
参考になるなぁと思ってました。
ライブを観ながら
いろんなこと思っていたんですね。
イズミ いえ、もちろん
ライブの最中は
人生かつて無い程、笑いました。
こんなに笑って疲れたということは無いです。
今、みたいに振り返って考えてみると
自然とサービスとは?仕事とは?
ということに気づかないうちに
もっていかれちゃいました。
日本一の人はあれだけ
身を削ってやっているんだから
わたくしごときはもっと頑張らねばと
思いました。
今度やる、
シネマストアやトラックストアも
あれくらい徹底してやりたいものですね。
イズミ ええ、
また作戦の練り直しですね。

2002-10-28-MON
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