編集部
(以下、編)
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今どこですか? |
てんちょー(仮)
イズミ
(以下、イズミ) |
今日はさすがに家に帰りましたよ。
昨日は結局、
御社に泊まるはめになってしまいましたね。 |
編 |
そうですね。
でも、朝からちょっといいことありましたよね。 |
イズミ |
ええ、我々、本日
わたくしの愛車SKIP号の取材のために
代々木公園で撮影を行っておりました。
良い天気でしたし、
撮影が終了してご機嫌で
代々木公園を出ようとすると |
編 |
一人の女性が走ってきました。 |
イズミ |
ええ、すたすたと
かわいらしい女性が走ってきて
道を聞かれると思い気や
そのかわいらしい女性が発した言葉が |
編 |
「これって、ほぼ日のトラックですよね。」
で、ありました。 |
イズミ |
これには我々、感激しまして。
あまりにも感激にひたりすぎたため
気づいた時には、その女性は |
編 |
いなくなっていたと。 |
イズミ |
ええ。
せめて、SKIPステッカーでも
差し上げておけば良かったと。
今ごろ後悔をしてます。 |
編 |
ところで、今日はその後、
何をしてたんですか? |
イズミ |
今日は今後、
展開するであろう
リアル店舗の候補地をロケハンしてたんですよ。
いろんな場所を観てきたんですが
どこでもいいような気がしてきました。
個人的には自宅最寄り駅の
日吉がベストなんですが。 |
編 |
それは、家から近いってだけでしょ。 |
イズミ |
ええ、つまり
どこでやっても、
それなりには出来るとは思うんですが
「ここじゃないと!」という
絶対的な決め手に欠けるんです。 |
編 |
一号店はここじゃないとダメだ!
という決め手なんですね。 |
イズミ |
ええ、そうです。 |
編 |
ところで、今日、SKIPの
「ほうれんそう」をもらって食べたのですが
これ、凄いですね。 |
イズミ |
生で食べました?
「えぐみ」が全く無かったでしょ。 |
編 |
うん。っていうか
SKIPカタログにも書いてあった
「えぐみ」ってものが
イマイチ理解できなかったんですが
この「ほうれんそう」って
生で食べていると
口の中で
「おひたし」に
変わるんですよ。
なんだろう?
「おひたし味のほうれんそう」っていうのかなぁ。
とにかく、凄かったんですよ。
あんまり凄かったので
会社に戻って、
「これさぁ、生で食べると、
おひたしの味がするよ」
ってみんなに勧めたら
「また、大げさな!
どれどれ・・・。(ムシャムシャ)
・・・ホントだ」
ってまさにコントみたいな反応でした。 |
イズミ |
あの「ほうれんそう」は
うちでは初物なんですよ。
夏3カ月の「ほうれんそう」はあまり旨くないんで
SKIPでは販売しないんです。 |
編 |
つまり、「ほうれんそうのはしり」だと。 |
イズミ |
ええ、そういうことです。
実際、SKIPの商品について語る時、
やっぱり「手前みそ」になっていないかなぁ
と、思ったりするんです。
でも、そういった話を聞くと
商品力を信じていて
ホントに良かったと思います。
あっ、そうそう。
昨日決めた
トラックストア
セカンドステージの行き先を
確定させていたんですよ。
いろんなユニクロの店長に電話をしたんですが
みなさん、楽しみにしてくださっていて
こちらもワクワクしているのですが
ある一店だけ
過剰に反応してくれた店が
あったんです。 |
編 |
へえ。どこですか? |
イズミ |
西本さんが
「大阪は軸をここに、しようよ」
と強く推した
ユニクロフェスティバルゲート前店です。
(大阪府大阪市浪速区恵美須西3-2-14)
わたくし、大阪には一度も行ったことが無いんで
よくわからないまま決めてしまったんですが
これには、何か訳があったんですか?
最初に電話をとったアルバイトの方からも
「うちを選んでくれて、うれしいですっ!」
という反応で。
通常、駐車場スペースが少ない所の店長は
このトラックストアの売り場スペースの問題で
渋る傾向にあるのですが
このお店の店長は駐車スペース19台という
ユニクロのお店の中では
小規模なスペースでありながら
「あれもやりましょう、これもやりましょう」
と、かなり協力的なんです。 |
編 |
ほほう。
今回、トラックストアのお店を選ぶにあたって
こう、なんかしら一店、一店に目標をもった方が
良いと思ってはいたんですよ。
そうじゃないと、どこに行っても
同じような気がしまして。
ちなみに、ぼくはこの
ユニクロフェスティバルゲート前店には
以前、行ったことがあるんです。
初めてユニクロの商品を買ったのが
このお店だったりします。 |
イズミ |
えっ、それって単に個人的な思いだけじゃ・・・。 |
編 |
いえ、違いますよ。
まず、地図を見てください。
すぐ近くに
「通天閣」があるじゃないですか? |
イズミ |
ええっ!ホントだ。 |
編 |
せっかく、大阪まで来たのに
郊外型の店舗ばかりではなく
大阪の象徴的な場所でやることに
意義があるんじゃないかと。
大阪での販売場所を考えた場合、
そりゃ、梅田やアメリカ村でやった方が
めだつかもしれません。
しかし、それらの場所には |
イズミ |
駐車スペースが無い。 |
編 |
その通りです。
おそらく、郊外型のお店でのみ
展開した場合、
大阪市内のお客さまが
わざわざ、クルマに乗って遠く、
吹田だとか高槻だとかに
野菜を買いに行くのは大変ではなかろうかと。
しかし、駐車場は要素としては欲しい所、
そう考えると、すぐそばにある
フェスティバルゲートの駐車場があるので
まず、駐車場問題は軽くクリアです。
それよりも素晴らしいのが、そのアクセス。
大阪の丸の内線こと「御堂筋線」が
通っているのが、とにかくでかい。
「御堂筋線」とは途中に梅田や難波も経由して
大阪の南北のベットタウンを結ぶ路線なんです。
しかも、駅から歩いて一分。
ほかにも、地下鉄「堺筋線」、
南海電車、JR環状線、阪堺電車。
なんと5本の列車が乗り入れている場所なんですよ。 |
イズミ |
おおっ!
そんなでかいターミナルなんですか? |
編 |
いや、それが小さくて地味なんだよね。
ここで、もう一つの目的があるんです。
ここは大阪の下町中の下町。
「じゃりんこチエちゃん」や赤井英和さんが
平気で歩いているような場所ですよ。 |
イズミ |
ヒラメちゃんは? |
編 |
もちろん、いるでしょう。
この下町で行うってことは
つまり、
金銭感覚に厳しい
大阪の客に
SKIPがどれくらい受け入れられるのか?
ここを見てみたい。
すぐ近くには、大阪の秋葉原こと
日本橋も控えていますしね。
つまり、日本で一番金銭感覚に
厳しい客を相手に
トラックストア販売をするのです。 |
イズミ |
ええっ!
大変じゃないですか? |
編 |
でも、ぼくの印象では
ここのユニクロは凄くお客さまが入っていた
印象があるんですけどね。 |
イズミ |
ええ、確かにそうなんです。
売り上げも聞いてみたら
これが、かなり高売上をあげているお店でした。 |
編 |
つまり、ユニクロは既に受け入れられたと。
あとはSKIPが受け入れられるかの勝負ですね。 |
イズミ |
ええ。そのようですね。
なんだか話を聞いているだけで
気合いが入ってきました。
ここは、
わたくしのトーク
にかかってますね。 |
編 |
ここでまた試練であります。
ぼくは、この街に
2年ほど住んでいたんですが
ここのお客さまが
日本で一番、東京弁が
嫌いなお客さんと言っても
過言ではないかと。
しかも、ここから歩いて15分くらいで
笑いの殿堂、吉本興業本社ですよ。
中途半端なボケにも
厳しいツッコミが待っています。 |
イズミ |
うわぁ。
八方ふさがりじゃないですかっ! |
編 |
ああっと。
大阪では「八方」は
「月亭」だけですから
気をつけるように。 |
イズミ |
もう、始まっているんですか。 |
編 |
ええ、さっき、ロケハンをしてて
「場所はどこでもできると思った」
おっしゃってましたよね。 |
イズミ |
ええ。言いました。 |
編 |
多分、このユニクロフェスティバルゲート店で
トラックストアが受け入れられたら
もう、日本全国、どこに行っても
大丈夫じゃないかと。
そう思ったわけです。
で、これっていつにしたんでしたっけ? |
イズミ |
11月10日の
日曜日に設定しました。 |
編 |
ええっ!日曜日。
大勝負じゃないですか。 |
イズミ |
ええ。なんだか気合いが入ってきました。
大阪、いや、もうこうなったら
関西近郊にお住まいの皆さま。
ぜひ、11月10日の日曜日は
ユニクロフェスティバルゲート前店に
お越しください。
(大阪府大阪市浪速区恵美須西3-2-14)
わたくし、てんちょー(仮)イズミ
大阪で勝負に出ます。 |
編 |
ええ、和歌山からでも南海電車で一本ですし。
これは大変でしょうから、
ぼくも手伝いにいきますわ。 |
イズミ |
絶対ですよ!
人生、初の大阪なんですから
一人にしないでくださいね。 |