こんにちは。
「ほぼ日」のわかたです。

これは私が毎日仕事をしているデスクです。


見ての通り、たくさんのキティちゃんに囲まれています。
キティちゃんが大好きなんです。

ついたての上には
マクドナルドのおまけのキティちゃんが6キティ。
すべて乗組員がくれました。

視線を上げるとそこにはキティちゃん。
あぁかわいいなー。癒されるなー。




左端にはキティちゃんボックスの中に
ぬいぐるみが3キティ。
昨年の干支竜キティちゃんと、
今年の干支ヘビ(ヘビ使い)キティちゃんと、
どこかの企業のコラボキティちゃんです。
干支キティちゃんは1年に1度のお楽しみです。

そして、いくつかの根付とどっさりボールペン。

ざっと70キティいます。
ほとんどがご当地キティで、
場所にすると、
国内25箇所と海外8箇所のキティちゃんがいます。

ボールペンと根付以外のキティちゃん、
ご当地キティ以外のキティちゃんもあわせると
100キティくらいいます。

今回はじめて数えたところ、
自分のなかでは思っていたより少なかったのですが、
ネコの日記念として、なかでもお気に入りのキティちゃんを
みなさんに紹介していきたいと思います!!


まずはこちら。
記念すべきマイファーストご当地キティの
「越後屋キティ」です。



前職の先輩から
新潟みやげとしていただいたボールペンです。
キティちゃんにしてはめずらしくにっこり顔です。



キティちゃんの魅力は
無表情なところにあると思っていますが、
これはこれで、かわいいですね。

このペンがとっても書きやすかったので、
仕事で毎日使っていたらすぐにインクがなくなってしまい、
自分で京都旅行に行ったときに、
京都のご当地キティボールペンを2本買ったのが、
私のご当地キティ集めのはじまりでした。

そのときの2本が、
「京都タワーキティ」と「聖護院大根キティ」です。



私は京都のおみやげ屋さんで驚愕したのです。

着物姿のかわいらしいキティちゃんがいる一方、
すぐとなりには
大根から顔をのぞかせているキティちゃん(足つき)。



もはやネコでもありませんし、
なんだかよくわからないことになっています。

でも、それでもキティちゃん。かわいいキティちゃん。
なんともいえないこの魅力に、
一気にキティちゃんのとりこになりました。

でも実は、キティちゃんのとりこになるのは、
これが人生で3度目のことでした。

ここで少し、これまでの、キティちゃんと私について
お話させていただきますね。

キティちゃんと私の最初の出会いは、
はっきりとは思い出せません。
ものごころついたときには、すでに身の回りに
キティちゃんグッズがたくさんありました。

ポシェット、リュックサック、水筒、お弁当箱、
お弁当袋、お箸、筆箱、えんぴつ、ノート、学習机、
ハンカチ、おさいふ、洗面器、レインコート、くつ‥‥。

書きだすときりがないくらい、
幼稚園~小学校低学年くらいまでは、
ありとあらゆるものがキティちゃんでした。

キティちゃんの誕生は1974年、
私は1982年生まれなので、
私の幼少期は、ちょうどキティちゃんの人気が出てきて、
商品のバリエーションが
増えてきたころだったのかもしれません。

小学校高学年になると、
ちょっと大人っぽいものにあこがれて
だんだんキティちゃんから離れてしまい、
気づけばあんなにたくさん持っていたはずの
キティちゃんグッズも
ほとんどなくなってしまっていました。

当時の持ち物で今でも残っているのは、
ペン立てと本棚くらいです。
全部とっておけば、いまごろ相当なコレクターだったのに、
なんてもったいないことをしたんだろうと、
今になって悔やんでいます。


△ペン立て

そして2度目にキティちゃんのとりこになったのは、
中学2年生~高校1年生くらいのときでした。

たしか、中高生の間で、キティちゃんが
ちょっとしたブームになっていたときだと思います。

中高生をターゲットにしたと思われる
「ピンク、キラキラ、お花、そしてキティちゃん」
といった子どもっぽすぎないけど
かわいいキティちゃんグッズがたくさん出てきて、
そういった商品の専門ショップも出きてきて、
ポーチとかタオルとか、
実用的なものを買って使っていました。

残念ながら、その当時に集めたキティちゃんグッズは、
今はすべてなくなってしまいました。
なんてもったいないことをしたんだろうと、
今になって悔やんでいます。

さて、話を戻しますね。

転職して「ほぼ日」の乗組員になってからしばらく、
私はいつも、先ほどご紹介した「聖護院大根キティ」の
ボールペンを使っていました。



それを見ていた周りの乗組員が、
出張や旅行のおみやげにと、
いろんなキティちゃんを買ってきてくれるようになり、
みるみるキティちゃんが増えていきました。
もちろん、自分でもどこかに旅行に行くたび、
その土地のご当地キティを連れて帰って来ました。

どれもこれも本当にかわいいのです。

ときどき話題にもなっていますが、
ただかわいいだけでなく、それはムリヤリすぎるだろー!
と、つっこみを入れたくなることもあり、
それでもかわいらしさを失わず、
なにをやってもキティちゃんであることにはかわりない、
そんなところにキティちゃんの魅力があると思うんです。

見ればわかっていただけると思うので、
マイベストキティちゃんの紹介をつづけていきますね。

まずは、箱根の「仙石原うさぎキティ」です。


かわいい~♡
キティちゃん、猫なのに、うさ耳つけちゃって、
なんてキュートなんでしょう♡
うさぎなのに、キティちゃんです。


ご当地キティではありませんが、
うさぎに近いところで、犬もあります。



犬の着ぐるみでポーズは招き猫。
でもキティちゃんです。かわいいです。


セサミストリートのエルモやビッグバードにもなってます。




食べられちゃってるみたいですが、
なんともかわいいです。
あぁかわいい。


どんどんいきます。
静岡の「桜えびキティ」は、
ピンクとゴールドの2種類発見しました。




広島・宮島で見つけた「鹿キティ」。



仙台の牛タン、というか「牛キティ」。




食べ物にも変身します。





同じく千葉の「落花生キティ」。



水戸の「納豆キティ」も。





仙台の「ずんだもちキティ」なんて、顔が緑です!



沖縄の「ちんすこうキティ」は、
ご丁寧にパッケージの中にいます。
苦しくないかな‥‥?





そしてこちらは‥‥


「琵琶湖のしずくキティ」です。
形のないものだってなんのそのです。
どこからどう見ても、かわいいキティちゃんです。


変わり種じゃなくて、
正統派にかわいらしいキティもたくさんいます。

こちらは浴衣で花火見物の「隅田川キティ」です。
これまたかわいいですね~。


続きまして、「鎌倉大仏キティ」。


大仏のお膝にちょこんとキティちゃん♡
かわいい~♡


こちらもまたかわいらしい、
長崎の「ステンドグラスキティ」です。


目を閉じているバージョンのキティですね。
うっとりです。


同じく長崎の「ビードロキティ」。




着物やビードロの柄までかわいいです。


岡山の「桃キティ」では妖精になっちゃっています。
かわいいなぁ~♡



スカイツリーによじのぼるキティちゃんは、
昔なつかしの、赤白ボーダーにオーバーオール。
やっぱりこの「キティちゃんルック」が、
いちばんかわいいかもしれません。

 

キティちゃんは最近、ご当地キャラとも仲良しなんです。

チーバくんより大きいキティちゃんは、



くまもんより小さい。




くまもんにお姫様だっこされるキティちゃん、
かわいるぎるー!!!!

ご当地ものだけでなく、
なんだってやってのけるのがキティちゃんです。


たとえばフィギュアスケーターだったり‥‥



宇宙飛行士になったり‥‥



東大生だったり‥‥



氣志團だったり‥‥




相撲取りにもなります。


この「両国限定キティ」、傑作だと思います。
かわいいキティちゃんが肉襦袢にふんどし、そしてまげ。



それなのに、かわいい!!

キティちゃんって、もともとはとってもシンプルです。
シンプルなネコの輪郭に楕円のつぶらな目と鼻と、
ひげとリボンがあるだけ。
ときどき目に表情が表れることがあるけれど
口はなくて、基本的に無表情。
そして「りんご5個分」であらわされる二頭身のスタイル。

そのシンプルなままのキティちゃんで、
じゅうぶんに、とっても、かわいらしいのですが、
そのシンプルさゆえ、
どんなものとも融合できるんだと思うんです。

基本的に無表情で、
かわいさを主張しているわけではないのに
どんなものでもキティちゃんにしてしまい、
そのうえ、かわいい。
ただかわいいだけではない
そこがキティちゃんの魅力なんです。

キティちゃんの魅力、伝わったでしょうか。
あぁ‥‥でも本当はこれくらいでは語り尽くせません。
ほかにもたくさんのかわいいキティちゃんがいるんです!

今回はざっと30キティをご紹介しましたが、
私の手元にもまだまだ70くらいのキティちゃんがいますし、
それでも世の中にあるキティちゃんの総量からすると、
ごくごくごくごく‥‥わずかに過ぎません。

まだ知らないキティちゃんがたくさんいるんだろうなぁ~。
そして、
きっとキティちゃん好き仲間もたくさんいるはず!!
もしよろしければ、
みなさんのご自慢のキティちゃんを教えてくださいね!

大好きなキティちゃんについて、
お話させていただける日がくるなんて、
このネコの日に感謝です! あぁたのしかった~~~!!

お付き合いいただきありがとうございました!
またこのような機会がやってくることを願って、
ひとまず、さようなら~。

「ほぼ日」のでした。




(おしまい♡)



2013-02-22-FRI