「ほぼ日」はワールドカップに |
<レッツスッキリ! 英国複数出場チーム問題> 14日のチュニジアVS日本戦に向けて できる限りサッカーに詳しくなろうぜ! まずは基本的な所も押さえてしまおう。 読者のKumikoさんの報告によると ドイツのサポーターも日本語の勉強に余念がないようだっ! 詳しくはこちら! さてさて、そろそろ予選も佳境に入ってきたぞ! カメルーンはどうなるか? いまほぼ日でいちばん 気になっていることは、 これ。 ------------------------------------------- 読者のみなさま! いつもたくさんのメールを ありがとうございますっ! 今回は、わたしたちが今、 いちばん気になっていることについて、です。 ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。 セネガルやカメルーンといった アフリカの選手が得点を決めたとき、 得点を決めた選手がコーナーポストで ユニフォームを脱いでコーナーに置き、 その周りを選手がぐるぐる回る行為。 あれは何? 何かの儀式なのか? それともアフリカサッカー界での流行なのか? だれかおせーて! -------------------------------------------
○ カメルーン × カルメーン (narushimaさん、らたさんほか) コラ、そこ、そこ。踊らないように。
よーく考えたら、イングランドって イギリスの一地方ですよね? (この場合、イギリスではなく大英帝国って 言ったほうがいいかな?) なぜ国の代表が集まるワールドカップに 出場できるのでしょうか。 どうしてイギリスだけが 「イングランド」「スコットランド」など、 何チームも参加できるのかなぁ? やっぱりサッカーの元祖の国ならではの 特権なのでしょうか? (しましまさんほか多数) 6月10日のサッカー常識ブックで お答えしましたように FIFA(国際サッカー連盟)に現在加盟している サッカー協会は世界各国に204あります。 さて、ここで何かお気づきになったでしょうか? そうです。加盟しているのは 「国家」でなくて「協会」。 これが、イギリスのことを考えるための ポイントではないかと思います。 FIFAには「国家としての大英帝国」ではなく、 ●イングランドサッカー協会 (FA:1863年設立。世界最古のサッカー協会)をはじめ、 ●スコットランドサッカー協会(SFA:1873年設立) ●ウェールズサッカー協会(FAW:1876年設立) ●北アイルランドサッカー協会(IFA:1880年設立) という4つの協会がそれぞれ加盟しているのです。 これらイギリスのサッカー協会は、 1904年に設立されたFIFAよりも かなり前に設立されています。 FIFAを設立するにあたって、 国際的なサッカー機構を世界に広めるには ほかの国と比べサッカーの実力が飛び抜けていた イギリスの4地域の協力が必要不可欠だったため この4地域のワールドカップ参加を 認めざるを得なかった、 というのが有力な説であります。 サッカーのルール改正は 国際サッカー協議会という機関が行なっていますが、 この機関は「イギリスの4つのサッカー協会とFIFA」 という5つの団体で構成されていることからも サッカー界における イギリスの影響力の強さが うかがえます。 ちなみに2002年5月15日付けの FIFAランキングでは ウェールズが96位、スコットランドが54位、 北アイルランドが90位、イングランドは12位です。 以上を考えますと、ほぼ日で 「魚籃坂サッカー協会」を設立し 思いっきし(必要不可欠なくらい!)強くなれば ワールドカップ出場も夢ではない・・・のかな?
●ワールドカップに関する疑問やルールについての質問は
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2002-06-11-TUE
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