「しつもんチケット」の「しつもん」と「こたえ」。

さっそく「しつもんチケットが届きました。」

ゴールデンウィークがあけた5月8日。
今年の初めから続いていた
ホテルの改修工事が終了し、
リニューアルお披露目パーティーが行われました。

メインテーブルには

永田ファミリーの「りょくけん」から届いた
永田農法の野菜が並んでいます。
ホテルのリニューアルだけでなく、
これから金谷ホテルが取り組む、
「ホテル農園」についても
同時に発表してしまおうという試み。
地元メディアも多数訪れたこのパーティーで
「まずはみなさん、
 永田農法の野菜を味わってください」
と挨拶をしたのは



「ホテル農園」のアドバイザーをつとめる
NHKエンタープライズ諏訪さん。
諏訪さんから永田農法についての説明と
「ホテル農園」のプランが発表されました。



永田野菜試食コーナーは大人気。
「これは旨い!」
「こんなトマトは初めてだ!」
という驚きの声があがります。
そこで諏訪さんが
すかさず説明をはじめました。

「今、みなさんが食べて驚かれた野菜。
 このとてつもなくおいしい野菜を
 これから実際に金谷ホテルで作り始めます。
 収穫した野菜はお客さまにも
 食べていただくことができると思います。
 みなさん、どうぞ応援してください。」

「おおっ!」と歓声がおこり、
諏訪さんのプレゼンテーションは大成功。
一方、裏山では急ピッチで畑づくりが進んでいます。



野菜づくりのリーダーであり
土木工事の現場監督もつとめる
金谷ホテル管理部泉さんを呼び出して
諏訪さんが向かったのは…。

地元のホームセンター「カンセキ」
畑づくりが進む一方で
農機具もゼロからそろえるのです。

まずは園芸売り場担当の芳賀さんと
前もって諏訪さんが送っておいた
買い出しリストを元に打ち合わせ。
プランター編の買い出しでも大活躍だった諏訪さん。
膨大な買い物リストを前に
「今日の買い物は考えただけでもわくわくする」
と、興奮しています。

まずは種売り場でリストに基づいて種をピックアップ。

種を選んでいる間に
リストを見ながらカンセキの芳賀さんが
お店中をかけずり回って道具をそろえていきます。

「今まで盆栽は作ったことはあっけどよ。
 農業は初めてだから
 全くわかんねえよ。」
と、どきどきしている泉さんに
芳賀さんがそれぞれの道具の使い方を教えていきます。

諏訪さんが作ったリストでは
畝の数は全部で30。
それぞれの畝に何をどれだけ育てるのかが
すべて計画的に書かれています。

トマトだけでも14の畝で栽培する予定です。
トマト栽培には雨よけが欠かせないので
畝の数だけ雨よけハウスを作るのです。

パイプを選んで…


かぶせるビニールを運び…


苗を選んで…



2時間ちかくたったところで
ようやく、お買い物が終了!
「あとはよ、
 これだけたくさんあるから
 もって帰れないからよ、
 ホテルに運んでおいてくれよ」
と地元の顔役らしい泉さん。
「泉さん、トマトの苗だけでも
 120ポットありますよ!」
と声をかけると
「ほんとにはじまるっぺよ。
 どっきどっきするねえ!」
と、子供のようにはしゃぐ
泉さんなのでありました。


2006-05-19-FRI