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ホームセンターで「日向軽石」(小粒)
というものを買ってきました。
これは「日向土」と同等のものなのでしょうか?
弱酸性(PH5 ̄6)と袋には書いてありました。 |
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諏訪さん |
「日向軽石」は、「日向土」と同じものです。
「日向土」と呼んでいますが、
実際に、軽石の小粒の名称ですので、
まさに「日向軽石」の方が、
名称としては適当かもしれません。
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プランタ篇(DVD第10巻)では、
珪酸カルシウムへの言及がありませんでした。
プランタでは珪酸カルシウムは不要なのでしょうか?
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諏訪さん |
珪酸カルシウムを散布する一番の目的は、
土壌が酸性に傾くのを中和することです。
プランターで新しい土を使う場合は、
雨に降られていませんので、
まだ土壌がそれほど酸性化していません。
ですので、散布の必要性はありません。
同じ土を何回も使うときには、
散布してください。
また、バジルやホウレンソウなど、
酸性に弱い植物を植える場合は
最初から散布したほうが良いでしょう。
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庭に畑を作って、永田農法で野菜づくりを
はじめようと思っているのですが、
土壌が、関東ローム層であり、
その上に家族のものが黒土をいれています。
さつまいもなど、芋類を主に育てたいのですが、
土を入れ替えなければならないのでしょうか?
また、くん炭の入手方法を教えてください。 |
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諏訪さん |
私が野菜づくりをしている畑も、
もともとは農家の方が
何十年も使っていた畑ですので、
ふかふかの黒土でしたが、
永田農法で野菜づくりをするのに
問題がでたことはありません。
ただ、水はけをよくするために、
できるだけ高畝にして、
芋類は、DVDにあるように、
液肥も少なめで育ててください。
特に、苗の植え付けから二週間は、
無肥料にしてください。
最初の植え付け時に好天が続いて萎れた場合は、
水だけをあげてください。
この間に、
美味しいイモができる部分が成長するようです。
薫炭(くんたん)は、
大き目の園芸センターで
手に入るのではないでしょうか。
私は、家の近くにあるカインズホームという
ホームセンンターで購入しています。
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ベランダでプランタでの野菜づくりを始めました。
液肥の排水口への流出が気になります。
地植にしても相当量が作物に吸収されず
流出されると思われます。
その環境へのインパクトは
どんな評価研究があるのでしょう。
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諏訪さん |
確かにご指摘のように、今、日本の畑では
野菜に与えた肥料は、
大半が吸収されずに残っています。
窒素、リン酸、カリの
三大要素についてのデータを見ると、
路地での一般的な農法では、平均して、
窒素は半分以上、
リン酸だとなんと9割以上、
吸収率の高いカリでもおよそ半分が、
野菜に吸収されません。
しかし、液肥は、
固形の化学肥料や有機肥料に比べて、
植物の吸収効率が非常に高いので、
土壌残存率も少ない
という実験データもあります。
液体肥料を、
しかも少なめに与える永田農法は、
路地での一般的な農法と比較すれば、
環境への影響が少ないとも
言えるかもしれません。
ちなみに、
永田農法で大規模にトマトをつくる
プロのハウス施設では、
一般家庭のベランダで流れる
生活排水としての量とは違い、
多くの液肥が流れ出てしまいます。
そこで、それらの流れた液肥は回収され、
殺菌をした後、
養分の調整を行ない再び使用されます。
つまり、リサイクルされて使用されています。
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