2006年07
最近、雨の日が多く、
液肥を与えるタイミングに悩んでいます。
液肥を与えようと思っていたら、
雨が降ってしまい、
結局、2週間ほど
液肥を与えるタイミングを逃しています。
梅雨のような長雨が続いた場合、
「水やり」はどのタイミングで行うのか教えてください。

また、水やり=液肥と思い込んでいたのですが、
液肥は1週間に1度。
「水やり」は状況に応じて
(夏は3日に1度など)
でもいいのでしょうか?
「水やり」の時は必ず、
液肥混ぜる必要はあるのでしょうか?

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諏訪さん 基本的に畑だと
カンカン照りのときでも
「水やり」の必要はありません。
サトイモぐらいは、
うんと乾いたらやってもいいですし、
どうしても
ナスとかピーマンがあまりにも枯れて、
しなーっとしてきちゃったな
というときはやってもいいですけど、
原則、「水やり」は必要ないです。

ただ、
液肥だけは、週1回与えてください。
DVDでも説明しているように、
梅雨明けの一番暑いとき、
この頃は、
ピーマンとかナス、キュウリは
すごく成長が激しくて、
毎日、どんどんどんどん実を作って、
かなり栄養が必要になっている時期なので、
キュウリ、ピーマン、ナスについては
3、4日に1度、
「水やり」の際に、液肥を与えてもいいです。

梅雨のときの問題ですが
たしかに、
今年のように、とくに雨が長いと、
液肥をやろうと思っても、
タイミングが狂ってしまって、
週末に液肥を与えている人は、
週末の度に雨が降ると、
液肥を与える間隔が、
3週間ぐらい空いてしまいます。
2週間ぐらい空くのは問題ないです。
ただ、3週間、4週間と空くと、
ちょっと肥料が少なくなるので
多少、土が湿っていても、
液肥を与えてかまいません。

ただ、
雨が降っている最中や直後に与えても
液肥の効き目はありません。
もし、
2週間、液肥を与えてないようだったら
雨が止んでから、
2〜3時間、待ってから与えてください。
最低でも
2週間に1度は液肥を与えたいですね。

 
© HOBONIKKAN ITOI SHINBUN