最新の記事 2006/06/30
 
「ややこしい問題。」第34回は、
習いごとを続けるかやめるか、です。

どちらかというともうやめたいんだけど、
ややこしいのは、その習いごとを始めた理由に、
「弱さの克服」という別の目的があるから。

まずはご相談をもう一度お読みください。


問題34 拳法をやっているのですが‥‥


僕は今、拳法をやっているのですが
それをやめたいと思っています。
しかし、なかなか踏ん切りがつきません。

というのも、
僕は嫌なことがあるとずるずると引いて、
そのあとずっと気にするような性格で、
精神的に弱いと自分でも思っています。
拳法をやって自信がつけば、
そういうことを克服できるのでは、
と思い始めたのですが、
なかなか時間が取れなかったり、
いざ行くとなると億劫になったりと、
行きたい気持ちはあるのですが
行きたくない気持ちのほうが強いのです。

克服するために始めたのに
それが嫌なことのひとつになって、
またやめてしまうのでは
意味がないように思うのです。
しかもまだ始めて半年もたっていないので
自信なんかついていません。

一体どうすればよいでしょうか。

本当に自分勝手な相談ですが
どうかよろしくお願いします。
(kou)


習いごとをしてそれを習得するには、
さらに自分に自信をつけるのには、
やはりそれなりの時間がかかります。

でも、義務でもないのに、
つらいことを続けるはたいへんです。
とはいえ、つらいからといってやめては、
自信はいつまでも身につかない?

ほんとに、どうすればいいのでしょうね。

選択肢は次のふたつです。

A:拳法を続ける
B:拳法をやめる



では、結果を発表します!!!



拳法をやめる
   
   


という結果でした!!
相談者の方が、「やめたいと思っています」と
書かれているので、
それならば、という方も多いようです。

さて、内訳はこちらです。

投票総数:3871

A:拳法を続ける  45.1%
B:拳法をやめる 54.9%

「やめる」という結論になりましたが、
「続ける」もずいぶん多かったのです。


男女別に見てみましょう。

男女別

女性

A:44.7%  B:55.3%
男性

A:46.2% B:53.8%

女性よりも男性のほうが若干、
「続ける」が多くなっています 。

年齢別では、いかがでしょうか。

年齢別
全体


女性


男性


20代は、
「やめるよりも「続ける」が優勢です。
その前の10代は、
「やめる」が多くなっていますから、
大人になってから、「あれは続けておけばよかったな」
と思うことが、何かあるのかもしれません
(ところで今回も、男性の50代後半だけは、
 独自の結果になっています。
 この世代の方、ぜひご感想をお寄せください! )

結果をご覧になってのご意見は、
ぜひこちらまでお送りくださいね。


では、メールをご紹介いたします。

「続ける」にも「やめる」にも、
それぞれ利点があるのだな、と思いました。
「やめる」ということにとらわれない、
また 「続ける」ことを「続け」ては?
など、ひとそれぞれの意見がとてもおもしろいです。
ぜひご覧になってくださいね。

みなさまありがとうございました。

B「拳法をやめる」メール

=
教える立場からいうと‥‥。

私はどちらかというと、教える立場にいる者です
(拳法ではありませんが)。
習い事の場合、多くが生活に必要ではなく
趣味性が強いので、続けるのには意志が必要となります。
それが困難だと思ったら、もうやめたのと同じです。
少なくとも、教える側から言ったらそう思います。
なぜ習い事なのか。
あなたにとって習い事とは何なのか。考えてください。
そして、ある目標を持って習い事を始めるならば
無理のない、好きなことをやるべきです。
興味もない、好きでもないことを始めたとしても
また今のような状況に追い込まれると思います。
精神的に強くなれると思って、とありましたが
肉体が強くても精神が弱い人は沢山います。
反対に、とても弱々しそうでも
精神は強靱な方も沢山います。
心を鍛えたいのなら、何をやるか、より
続けられることを選んだ方が、
効果があるのではないかと思います。
続いている事自体が、
あなたに自信をもたらしてくれることでしょう。
何でも構わないと思います。
まず好きなことを一つ、始めてみませんか?
(越後屋 40歳 女性)

=
自分のいいところを伸ばす。

イヤなことは無理して続ける必要ないと思います。
拳法を習っても精神的に強くなる保証なんてないですし。
何か自分が好きで、やりたいと思うことに取り組んで
そのプロセスの中で辛いことにブチ当たって
乗り越えたほうが、精神的に強くなるかもしれませんよ。
でも、イヤなことがあると引きずってしまうなんて、
結構みんなにあることだと思います。
まず始めに精神的に弱いなんて自分を否定しないで、
kouさん自身が自分のいいところを認めて
そこを伸ばしていったほうが幸せを感じると思いますよ。
(さちこ 27歳 女性)

=
がんばっても合わないもの。

私は大学時代、たまたま先輩から薦められたことと、
自分でも強くなりたかったこともあり、
アメフトを4年間続けました。
最終的にはレギュラーにもなれたし、
チームはリーグ戦決勝まで行くこともできましたが、
振り返るとすごいネガティブな4年間でした。
やっている間中つまらないと思っていたし、
チームが勝っても負けても感情移入できませんでした。
やり続けているうちに面白くなるものも
あると思いますし、私も初めの1年間は
そう思い込んでいました。
でも、いくらがんばっても合わないものも
あるということです。
それから、後からやりたくなってくるものも
あると思います。
昔いくらがんばっても身につかなかった外国語が、
今勉強していると楽しくて仕方ありません。
いろんなことを試して、
楽しくできることをやり続けることだと思います。
相談者の方はまじめそうなので、
それでいいのではないでしょうか。
(東京在住、男、43歳)

=
辞めるのも難しい。

すごく分かります。
中学や高校時代は「部活は最後まで続けるもの」という
ある意味、固定観念というか「当然」的な価値観が
蔓延していました。
大人になって思うのは、人生は貴重なのだから
自分の好きなことをすれば良い、です。
ちょっと試してみて自分に合わなければ、
辞めることもひとつの選択肢なのです。
そして、気づくのは「辞めるのも勇気が要る」ということ。
質問者へ伝えたいのは、
「フェードアウトしては駄目」です。意味なし。
次にまた仲間入りできるように辞めなくちゃ、
ずるずる系のご質問者には意味ないです。
かく言う私も、やっとの思いで囲碁教室を辞めました。
2年続きました。でも、「嫌だなぁ」と思ってからは、
予習・復習もしなくなり
楽しい気持ちが薄れていきました。
続けることは、辞めることよりも簡単な気がします。
でも、ジワジワと苦しいです。辞めるのは難しいです。
でも、一瞬の痛みを越えると、新たな自分に出会えます。
どうぞ、新たな自分に出会うべく、頑張ってください!
(らま2

=
自分で決める。

ずるずるな性格を自覚されている、ということは
拳法を、やめたいんだけど、
自分でケリがつけられないから、
誰かに背中をおしてほしいの、
と仰っているようにもとれました。キツイかな?
でも、私も、そういうところがとってもあるから。
以前やっていたゴスペルを、やめる時、
気持ちはきまっているのに踏ん切りがつかない数ヶ月が
ありました。
ず〜るず〜るず〜るず〜る、お月謝払ってました。
今、その頃の記憶、ないです。
始めた頃の楽しい思いしか残ってない。だから。
すぱん、と自分で自分に活いれて、きっぱりやめる、
自分で決める。決めたところから、再スタートです。
そして、ふっきれた自分をほめてあげてください。
(40代乙女 かりん )

=
楽しければ自ずと続く。

“やめる”に入れました。
なぜ拳法を選ばれたのでしょうか。
本当に拳法がやりたかったのでしょうか。
求めている自信とは、拳法でしか
身に付かないものなのでしょうか。
苦行を続けることで得られる自信なのならば
今のまま続けるし、継続することで得られる
自信なのならば、辞めて他のことを見つけます。
kouさんの場合がどちらに当てはまるのか
分からないですが、なんとなく後者のような気がしたので
「やめる」方に票を入れました。
自信をつけるために拳法を始められたとのことですが、
今のまま、行きたくないから、
なかなか行けない状況が続いても、
かえってモヤモヤした気持ちになるだけで、
自信が付くとは思えません。
もう少し続けたら、行きたいと心から
思えるようになるのでしょうか。
続けるためには、それが好きで、楽しい!
と思えなければ続かないと思います。
初めはおもしろそうだと思って始めたことでも、
すこしかじってみると何か自分には合わないとか、
何か違うとか、やってみなければわからないことは
沢山あります。
なかなか合うものに出会えなくでも、
いろんなものをやっては辞めて、でもいいじゃないですか。
興味のあることにどんどんぶつかって行って、
自分が心から楽しい!
と思えるような事を見つけてください。
楽しかったら自ずと続きます。
(ゆか 27歳 女子 )

=
人生は長くないから。

私だったら、拳法やめちゃいます。
20代までは
「やり始めたことは続けるのがいいこと。
 いやでも我慢して続けるのがすごい人。」
みたいに思ってたけど、
「人生、嫌なことに時間を無駄にするほど長くない!」
と気付きました。
それに、もっと自分にあった習い事はきっとあるから。
そういうものに出会ったら、びっくりするくらい
続ける意欲が出てくるってもんです。
なので、嫌なものはとっととやめて、
もっと楽しいことを探しに行きましょう。
(ばりこ)

=
「気にする性格」を気にしない。

Bの拳法をやめるに投票しました。
なかなか克服できないから今まで悩んで来たんですし、
億劫になっているなら、続けたとしても
悩む日々が続くだけです。
いっそやめてしまい、リセットした状態で
「克服するための方法」を考えましょう。
拳法がとっても好きで、というなら別ですが、
苦痛になっているなら無理せずに。
もっと興味の持てる、日時に無理なく、
また簡単に続けられる事から
少しずつ始めてはどうでしょう?
世の中の人間も皆、同じようなことで
日々悩んでいるものです。
あまり気にせず、ゆったりと構えましょう。
それと、kouさんの、ずっと気にしてしまう性格を
精神的に弱いという面で考えなくても良いのでは?
気にしてしまう性格はそれはそれで、大雑把ではなく
細やかな気持ちの方なのかなぁと思います。
私はむしろ、克服するために何かをするのではなく、
嫌なことをすっかり忘れてしまう程、
別の何かに集中出来たら良いのかも? と思いました。
今なにか興味をもてそうな事を、
趣味として始めてみてはどうでしょうか。
(a)

=
楽しんで、強くなる。

辞めるに賛成です。
私にもよくあることで、気持ちはわかります。
何にでもすぐ夢中になれる人もいれば
なかなか夢中になれる事に出会えない人もいます。
選択したものが、自分に合わなかっただけだと思います。
イヤイヤ続けていては、体にも精神的にも悪いし
辞めることイコール弱いことだとは思いません。
強くなることを考える前に、まず楽しむことを
考えてはどうでしょうか。
どんなにささいなことでも。
楽しめることがあれば、精神的に安定するし
人にやさしくなれるし、そして強くなれると思いますよ。
(40代 女性)

A「拳法を続ける」メール

=
行き続けるコツがあります。

続ける、に1票入れました。
相談者さんが仰るように、ここでまたやめたら、
元の木阿弥だと思ったからです。
憲法を続けて、強い男性になったら、
精神的な弱さを克服できるとは限らないとは思いますが、
(ハッキリ言っちゃってすみません)
ひとつの自信になるというのは本当のような気がします。
いっこだけ、アドバイスのようなことを書きます。
行かなくちゃいけないのに行きたくない時、
発奮する方法です。
それは、なんと、「考えないこと」です。
とにかく足を動かして、
自分を目的地まで着かせてしまう。
頭をまっしろにして、クヨクヨする暇を、
自分に与えないことです。
続けてみよう。上達すれば、楽しくなってくるかもよ!
(T)

=
あまり気負わずに。

Aの習い事をつづけるほうに投票しました。
習い事って、精神的に弱いとかに限らず、
誰でも、最初の情熱が冷めると、
面倒になってくるものでないでしょうか。
でも、なんとなく続けていると、
またいろいろと楽しい面も見えてきてやる気が出たり、
また面倒な時期がきたり‥‥。
そんな繰り返しなような気がします。習い事って。
理由はどうであれ、
拳法に興味があるからはじめた習い事ならば、
どうしても行きたくない日は
行かなくてもいいと思うくらいで、
あまり気負わずに気楽に続けてみてはいかがでしょうか。
(34歳、女子より)

=
最高にうれしかった経験は。

やめるにはまだ早いと思います。
僕は高校の部活で器械体操をしていましたが、
運動が下手だったので、全然上達しませんでした。
その上、気が弱かったので、
やることに少し勇気のいる技にもなかなか挑戦できず、
周りからあきれられるほどでした。
鉄棒から吹っ飛んで骨折もしました。
毎日毎日部活が嫌で学校に行くのも苦痛でした。
今思えば大げさでしたが、
あの時は生命の危機を感じることさえありました。
やめることも考えましたが、周りの目が気になったり、
先輩がいい人でやめるのが申し訳なくて、
なかなかやめらず、ズルズルと9ヶ月経ちました。
苦痛は極限状態でもうやめようと、決心しました。
しかし、最後の練習になるはずだったその日、
初めて宙返りできるようになりました。
かなり遅い成長でしたがアレは最高にうれしかった。
その日以来、徐々に自信もつき、成長も加速、
部活も楽しくなり、引退まで続けられました。
拳法も、いつ、何がきっかけで自信がつき、
楽しくなるか分かりません。
がんばって、もう少し続けてみてはいかがですか?
(f)

=
拳法修行で身につくもの。

拳法を習い始めて半年でもう辞めたい。
私にも経験がありますから、気持ちは分かります。
ですが、もう少しだけ頑張ってみられては?
私は大学で古流武術を修行していました。
木刀を使った剣術がすべての基本になるのですが、
木刀をきちんと振れるようになるまで
1年半かかりました。
それからは、修行もぐっと楽に、楽しくなりました。
おそらく、拳法にもそういう
「これができるようになれば」が
あるはずです。そこまではやってほしいですね。
また、武道をやって身につくことで価値があるのは、
技そのものよりも、普段の体の使い方や身体感覚です。
貧相に見られない姿勢制御、腹の底からの発声、
適切な間合い。これらを身につけたおかげで、
コミュニケーションに自信がつきました。
ちなみに、普通に想像される「戦いにおける強さ」は、
数年修行したくらいでは身につきません。
せいぜい、相手の動きを一瞬止めて
逃げられるようになるくらいで。
それよりも、自分の弱さを知り、
戦わずに勝てる人になること。
それが大事なのだと思いますよ。
(君花)

=
「やめない」訓練。

やめないほうがいいと思います。
いやなことを続ける、というより、
続けること自体がストレスなことを続けるのは、
しんどいものですが、私の場合、そうやって
やめてしまわなかったことが、あとになって、
「やめなくてよかった」と必ず思うものになってます。
また私の場合、辞めてしまうと、
「なんで誰も止めてくれなかったんだ」と
思うものになります。
前者はクラブ活動の陸上&ずっと続けている今の仕事。
後者は小学2年でやめたピアノ。
拳法を上手になることを目標にするのではなく、
やめないことを目標にしてやってみてはどうでしょうか。
上手じゃなくて、楽しくなくて、たいていの人が
「いやならやめなよ」というんだけど、
ほんとにやめてソンするのは本人だけ。
やめるクセって一回ついたら取れにくいのは事実。
だから、「やめない」訓練だと思ってやるんです。
自分を理由もなく理不尽に無理させることに
自己突破のカギがある。
やめたら、という意見は甘美だけど、聞くことないですよ。
(41歳 ジョシ)

=
意思の問題じゃないかも。

まだ、迷っているなら、続けたい気持ちがあるなら、
私は続けるべきだと思います。
ただ、続けられない理由は意志だけではないと思います。
自宅や会社から遠いとか、その拳法教室自体の問題、
例えば、教え方、教室の環境など。
以前、ラジオで聞いた話ですが、
英語が上手になりたいと思ったAさんは、
3つの別々の英会話教室に通ったそうです。
それぞれの学校、それぞれの教師に
いいところがあるからというのがその理由です。
やめて、ゼロにする前に、続けられる方法を
自分で考えてみるほうがいいのではないかと思います。
(40代 唐辛子)

=
あきらめて開き直る前に。

「拳法を続ける」に1票です。
kouさんの止めたい気持ちよく分かります。
私も、習い事が続かないタイプの人間でした。
またやりたくなったら再び習い始めればいい、
とも思います。しかし、あえてここは続けてほしいな、
という気持ちで票を投じました。
自信を持ちたい、くよくよ思い悩むクセを克服したい、
などこれらの悩みは、
若いときに解決するのが一番良いと思うのです。
年齢を重ねると、開き直りもあって、
努力することを止めてしまいます。
そんな人はいっぱいいます。
生意気なことを書いている私だってその一人。
それでも一つ経験で知ったことがあります。
それは、人生は長いようで短い、です。
あれがだめなら、これにしてみよう、
これがだめならこっちをやってみよう、まだ若いし、
なんていう間にすっかり年をとってしまいますよ。
そうすれば、いつまでたっても
自信につながるものを見つけ出すことができません。
嫌なことから逃げてばかりです。
そうこうするうちにそんな自分がすごく嫌になって、
ますます自信は遠のくばかり。
そうのうちあきらめて開き直るのです。
私は最近になってやっと、このような状況から
脱却することが出来ました。
でももう少し早く何とかならなかったかなあ、
と今後悔しているのです。
半年しか習っていない、とおっしゃっていますが、
半年も続いたのですから、
あと1日、あと1週間やってみてはどうでしょう?
(かえるかえるかえる)

=
経験=自信が仕事にも。

個人的な経験では「続ける」方がいいと思います。
私も10年ほど前、自分のコンプレックスを克服するために
習い事を始めました。
私のコンプレックスは「音痴」です。
カラオケが流行り、職場の飲み会でも友達づきあいでも
必ずカラオケ!という時期があり、
音痴の私には苦痛で苦痛でしょうがなかったんです。
「キーを変えたら歌えるよ。」とか言われても
「キー」が何なのか分からず、
途方にくれつつ歌い、恥をかいて笑われたり、
場をしらけさせたり。
それで、少し音楽を勉強したらいいかもと
楽器を習おうと思い、習い始めました。
最初の3年くらいは、もともと苦手な事ですから
相談者の方と同じように練習に行くのがおっくうで
毎回「これでやめよう」と思い、
休んだりさぼったりしながらずるずる通ってました。
それでも辛抱強い先生のおかげで、
ホンの少しづつではありますが上達してるのがわかります。
やっと「キー」が何か理解できたし、
この「苦手なことでも続ければできるようになった」
という経験=自信が仕事などで未知の事をやる時に
役立っていると思います。
(楽器を習っても、音痴はなおりませんでしたが‥‥。)
(Fはファ)

=
投げ出してしまう悔しさ。

そんなに嫌ならやめたらいいやん、って、
普段は簡単に口にするわたしですが、
今回は別です! Aの拳法を続けるを選びました。
理由はひとつ、中途半端なまま
投げ出してしまう悔しさを
kouさんもよくよくご存知で、もうこれ以上
味わいたくないでしょと、思ったからです。
精神や自信は後から出来上がってくるものです。
まずは強い精神を受け入れるために、
拳法を通して「自分」という器を
作るべきではないでしょうか。
結果はすぐに出るものではありませんし、
どんなかたちで表れるかも分りません。
でも、気付いた時には確実に身に付いているものです。
少しでも「やれば出来る!」という意志をくせ付ける、
そのためには時間が取れにくくても億劫になっても、
とりあえず拳法に行く。
そこで何をしようとわずかな時間であろうと、
「行くって決めた」目標をクリアしたことになります。
まずは簡単なことから、やれば出来る実感を
どんどん増やしてください。
その繰り返しで知らず知らずのうち、
大きな目標は達成できているでしょう。
やれたかもしれないのに逃げ出してしまった後悔より
悔しいものはないと思います。
今やめてしまうと何も残らないこと、
kouさんが一番よく理解されていますよね
(23歳 女)

このコーナーへの感想、
または、解決したいあなたのおなやみは、
メールの表題を「ややこしい問題。」と書いて
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