最新の記事 2006/10/27
 
第50回の「ややこしい問題。」に
ご投票いただきありがとうございました。

たくさんの方に思うところのあった問題のようで、
いつもの3倍くらいのメールが届きました。

さて、相談の内容をごらんください。

問題50 結婚式はしたほうがいい?‥‥


結婚式はした方がいいのか、悩んでいます。
来年結婚する予定の三十路の女です。
私は結婚式やウェディングドレスに
あこがれを持ったことがなく、昔から、
私は結婚式はしないだろうなと漠然と思ってきました。

彼に「式はお金も無駄だししないよね?
他のことにお金を使おう」と言われた時は、
この人を選んでよかった! と嬉しかったくらいです。

で、なぜ悩んでいるかというと、
複数の既婚者に
周囲への宣言という意味でしておいた方がいいと言われ、
それもそうか、と思うようになったからです。
確かに結婚式という大義名分が無いと、
遠方にいる親戚・友人も呼びにくいし‥‥。
1人1人挨拶に回ることを考えたら合理的なのかも。
また、式というかたちで、
気持ちに区切りをつけるのもいいのかもしれません。

ちなみに、彼の両親も私の両親も、
「しなくてもいい」派のようです。

私は契約社員なので式に上司を招く必要もなく、
会社員の彼も、今後会社を転職する予定です。
ハッキリ言って、式をする義務も無く、
花嫁にたいするあこがれもありません。

しかし、周囲へのお披露目と区切りのために、
式はした方がよいのでしょうか?
経験者のかたのご意見をお聞かせください。

(ぽにー)


自分がしたようにするのが一番、なのですが、
結婚には、自分の気持ちだけではない
いろいろな要素が含まれていますので、
あとあと後悔しないためには、など、
つい、 考えてしまいますよね。

さて、選択肢は、次の2つでした。

A:しなくてもよい

B:したほうがよい



結果を発表します!


しなくてもよい!
   
   

ぽにーさん、
最初のご希望どおり、結婚式は無しの方向で!

さて、内訳はこちらです。

投票総数:5296

A:しなくてもよい
64.4%

B:したほうがよい
35.6%

3分の2の方が、
「しなくてよい」ということでした。

男女別に見てみましょう。
これについて男女差はあるのか、
ちょっと気になるところですね。

男女別

女性

A:63.7%  B:36.3%
男性

A:67.3% B:32.7%

じゃっかん、男性のほうが
「しなくてよい」が多めです。
ぽにーさんのご結婚相手も、安心されるかも。


年齢別に、見てみます。

年齢別
全体


女性


男性


性別に、年齢ごとの違いを見てみると、
おもしろいことが分かりました。
女性の「したほうがいい」のピークは
結婚される方の多い20代後半から30代。

そして男性の「したほうがよい」のピークは
なんと、50歳代! お父さんたちです。
子供が結婚するときには、
結婚式はできればしてほしい、
というお年頃のようです。

結果をご覧になってのご意見は、
ぜひこちらまでお送りくださいね。


では、メールをご紹介いたします。

今回はほんとうにたくさんのご意見をいただきました。
経験談も多く、参考になるところが多々ありました。
ありがとうございました!

どうぞじっくりお読みください。


B「したほうがよい」メール

=
しなかったので、後悔‥‥。

まさに今、しなかったことで
後悔の毎日を送っている者です。
ぽにーさんの文面を読んでいると
まさに去年の私達そのもの!
そうなんですよね、気持ち的には確かに
「する必要」はないんです。
ただ、こちらは気にしていなくても
周りの友達はとてもお祝いに悩むらしく、
少なくとも「めんどくさい」思いをさせたのは
間違いないようです。
仲のよいグループなどは話し合って
だいたい同じ額をくれるのですが、
疎遠にしていた人が高額なお祝を送ってくれて
びっくりしたり、予想外のことも多く出てきます。
式をすればお返しの品などは最初に用意しておけるので
全員同じで当たり前、となるのですが、
「こんなにくれたのに他の人と同じお返しじゃ悪いよね」
みたいなことになって、この半年、
不定期に届くお祝いに対し、その都度お返しを選んで
は郵送する日々、つくづく「式」って
面倒なことを一度で片付ける
合理的なものだったんだと後悔。
おまけに、これは特殊な例かもしれませんが
私のダンナは「面倒だから」とか
「からかわれるのが嫌だから」とか言って
未だに結婚したことを知らせていない人が何人もいます。
気にしない人もいるかもしれませんが、
私は自分の存在を否定されているようで
非常に不愉快です。
いわゆる「結婚式」「披露宴」という形を
とらなくてもいいとは思いますが、
どんなに簡単な形でも、
ぽにーさんの周りの方が言うように
「宣言」と「ご挨拶」のできる場は
作った方がいいと思いますよ。
(30代/ストレス新妻)

=
ミエを維持しようと‥‥。

いろいろあったけど、いままで離婚せずに来たのは、
分不相応に最高級の格式の式場で、
かなり金をかけて挙式したからです。
あんなに立派な式を挙げて、ケッキョク離婚か‥‥、
と学生時代の友人知人に言われるのはすごく悔しい。
それに、まあ互いに60点程度には点数のある嫁であり、
夫であるはず(‥‥と思う)。
ひどいケンカをしても、
どこかで平凡に折り合ってこれたのは、
いちど張ってしまったミエをナントカ維持しようという
けちんぼ根性が多少影響しているのだと思います。
(52歳男性、子供あり)

=
いろんなことがわかります。

私は、10月1日に結婚式&披露宴をしたばかりの
32歳女です。結婚式を挙げるほうに投票しました。
私も、式は別に挙げなくても良いと思っていました。
彼も、むこうのご両親も、別にこだわりはなく、
挙げないことになりかけていたのです。
ただ、私の両親が「絶対に式を挙げないとだめだ!」と
強行に主張するので、それに負けた感じで
挙げることになったのです。
確かに、お金も手間も時間もかかります。
でも、そんな苦労してでもする価値はあると思います。
よく言われていることですが、
やはりこの式の準備期間に、どれだけ相手と
協力しあっていけるかとか、
ちゃんと意見をだしあえるかとか、
いろんなことがわかる気がします。
また、8月末からすでに一緒に住んでいたのですが、
式をあげたあと、やっと結婚したんだ、
っていう実感がわいてきました。
それまでは、なんとなく一緒に暮らすようになった、
という感じでした。
それに、式当日、参加してくださったみなさんが、
自分たち2人のことをお祝いし、
見守ってくれていることを感じ、本当に感動しました。
また、いい意味で、いろんな人とのかかわりがあって、
自分が生きていけるんだということも感じました。
私も、式&披露宴はどっちでもいいという、
ドライよりな考えでしたが、式を挙げることで
これだけいろいろなことを感じ、今、
2人で前向きに明るく生活していけている気がします。
昔からあって、今も続いている儀式(的なもの)には、
それなりに存在価値があるから続いているのだと思います。
お二人の幸せをお祈りしています。
(T)

=
簡単に別れないために。

結婚式は要らないと思っていました、結婚前は。
でも結婚式って、したほうがいいです。
結婚したてのころって、意見が合わなくて、
けんかになることがよくあります。
そしたら、まだ子どものいない時期ならすぐに
「離婚」も選択肢に入るんです。
ひとりでも暮らせるから。
でもね、結婚式でみんなに
さんざん祝ってもらっちゃうと、
そんなに簡単に別れられないです。
で、そうこうぐずぐずしてるうちに、
2人の日常のズレが解消されて、
「生活」が円滑になってきます。
2人がまだ「生活」を築く以前に別れたりしないために、
結婚式はぜひやっておきましょう。
(Moyo)

=
してみてもいい経験。

お金は確かにかかりますし、決めることばかりで
両親や彼とも揉め事の種になるかとは思いますが
やった方が良いに1票です。
若くて幸せそうな両親の写真を
子供に見せたいなーという将来の夢があったり、
親戚一同に自分たちの「一生添い遂げる覚悟」を
見せるためにも。
付き合いの長かった私たちにとっては
「けじめ」と言う意味でも必要でしたし、
夫婦喧嘩の予行演習も込みで(笑)
いろんな勉強になりましたよ。
両家の親のカラーというか
家風みたいなものも感じましたし。
それになんといっても人生において
あんなに手放しで幸せな一日は
もう二度と経験できないと思います。
数十人、数百人の知り合いや親戚、
会場の人も含めた大勢に口々に
「おめでとう!」といわれるのは
思いのほかすばらしいものですよ。
やらなくても別に問題はないんですけど、
できるならしてみてもいい経験ではないでしょうか?
(埼玉県 あき)

=
やって損はない。

迷わず「したほうがよい」を選びました。
私もずっとお金のムダだからしなくていい!
と考えていたのですが、実際やってみて、
本当に良かったと思っているからです。
式の準備はなにかと大変ですが、主人と喧嘩をしつつも
過ごしたあの時間はとてもかけがえがなく、
同じ苦労をわかちあい、それを達成したときの
あの気持ちは何にも比べられない、
よい経験と思い出になりました。
そしてあれだけ大勢の人が笑顔で祝福してくださる事は
おそらくこの機会以外には
そうそうない出来事だと思うのです。
実際、集まってくださった皆さんを目にしたときは
それだけで感激の涙が溢れました。
遠くからわざわざ申し訳なかったな、とも思いましたが
本当に皆さん笑顔で喜んでくださり、
とても楽しい式となりました。
終わった後、確かに区切りもつき堂々と外を歩ける‥‥
といっても今までがコソコソとしていたわけでは
ありませんがどこかスッキリした気持ちになり、
結婚したんだという実感が湧きました。
もちろんぽにーさんとお相手の方との気持ちを
尊重するのが一番だと思いますので、
絶対に! というわけではありませんが
やって損はないと思います。
なかなか会うことのない親戚や友人にも
とても素敵な場面で再会できますし、
まして会社関係の方を呼ぶ必要もないということであれば
肩の力の抜けた、とても楽しい1日を
過ごせることと思います。
(ルチン)

=
ケジメを考えてみては。

アタシはBの「したほうがよい」に投票しました。
というのも、アタシ自身、30前の、ある意味今どき、
年甲斐もなく「できちゃった婚」なんです。
ダンナは結婚したかったらしく、アタシは
「もうちょっと先でいい」と思っていたんです。
そこへ「できちゃった」んですから、
彼の方は結婚が出来て、子どもも授かり、大喜び。
そんなわけで、妊娠発覚後、急ピッチで住まいを決め、
引越し、一緒に住み始め、生活が落ち着いた頃に入籍。
正式に夫婦となりました。
アタシ自身、結婚式もウェディングドレスも
さほど興味がなく、今回のぽにーさんのように、
式にお金を掛けるくらいなら、自分たちの為に使いたい、
ダンナも特にどっちでもいい、という意見でした。
また、出産も控え、バタバタ動く気にもならず、
そして出産を終え、子育て真っ最中の現在に至ります。
子どもはかわいいし、ダンナとは
毎日闘ってますが(笑い)、
それなりに幸せな生活を送っています。
でも、自分たちの責任とは言え、
急に夫婦をすることになり、「夫婦になった」という
人生におけるケジメや区切りがなく、
今になって「式」という言葉の重みを
感じるようになりました。
大それた事はしなくていいと思います。
今流行りのレストランウェディングでもいいでしょう。
身内だけの、あるいは2人だけでもいいかもしれません。
自分の、自分たちの人生の区切りという意味で、
何かしら「式」のようなケジメを
考えてみてはいかがでしょうか?
(女性 29歳)

=
今までの縁に感謝。

「したほうがよい」に入れました。
私自身は30で結婚。夫も私も会社員でしたが
結婚式および披露宴は双方の親族のみ、
各種演出無しの食事会という形で、
他に呼びたい友人などは当日夜の
会費制の立食パーティーに来てもらいました。
まあ簡素なものでしたが、自分たちらしく、
それでよかったと思っています。
ぽにーさんも、パートナーとなる方も、
いままで色々な縁の中を生きてこられて、
そんななかでこの結婚につながる縁を
得られたんですよね。
形式にとらわれる必要はありませんが、
そんなことを考えると、やはり今までの縁に感謝、
というか、お礼の意味もこめて、
お二人の気持ちを表現できる場を設けられてはどうかな、
と思えてきます。
実際「これからは、この二人でやって行きます」
と周囲に意思表示する機会をもつことは、
それなりの意味があるのではないでしょうか。
もちろん、結婚式はあくまで通過点ですが、
今後お二人が始められる楽しい生活の
門出となる区切りとして、
お二人らしい形でなにかなさってはでうでしょう。
(愛知県・40代・女)

=
世界の広がることでした。

した方が良い、に投票しました。
なぜなら、私自身の披露宴と、
つい半月前に行われた弟の披露宴が
非常に楽しかったからです。
私も結婚や結婚式に特別な夢があったわけでなく、
どちらかというと「面倒」という気持ちでした。
それもあって、自分の時は親戚と幼馴染のみを呼び、
お色直しもなく、地味目の会であったと思います。
来てくれた親戚や友人たちは本当に喜んで祝福してくれ、
それが自分にとってとても幸せでした。
また、義理で呼んだつもりだった夫の遠い親戚については
招待客を決める時に、「なんでほとんど知らない人を
呼ばなければならないの?」
といらいらしたりしていたのも事実でした
しかし、実際に来て下さり、お会いすると
心から祝福して下さり、ご本人達も
楽しんでおられた様子。それをとてもうれしく、
楽しいと思える自分も発見しました。
私の場合は夫婦二人だけで、すべての段取りをしました。
親同士の調整などを考えると面倒だったからです。
しかし弟は、親の意向を聞きながら進めたようです。
親と弟、弟の奥さんとその親御さんの間で、
もめたりもしていたようです。
しかし、面倒なことから逃げてしまった自分たちよりも
大人の対応だな、と思いながら見ていました。
実際に彼らの披露宴では80人という大集団でありながら
全員で笑い、泣き、とても心に残る披露宴でした。
自分自身の時は「みんなが祝福してくれている」
という喜び。弟の時は
「この幸せな場に同席させてもらった」という一体感。
結婚式・披露宴をみんなの前でやったことで
「大人として親族および社会に仲間入りしましたよ」
という宣言になったように思います。
それは「そんな儀礼的なことはイヤだ」と
勝手に想像していたのとは違い意外と楽しく、
世界の広がることでした。
何事も経験といいますが、私の乏しい経験の中では、
結婚式・披露宴は想像をはるかに超える
良いイベントでした。
(れいぞう 結婚5年 30代 女性)

=
親が子を結婚させる儀式。

私も本当はしなくていいなら
結婚式なんていらない派でしたが
「結婚します」って周りに1人ずつ挨拶するより
1度に済ませてしまう。という考えで
私たちは結婚式をしました。
問題になるのはお仕事関係でなく、親戚筋です。
ご両親様がOKでもまわりの親戚関係までOKかどうか?
結婚式は自分のためというより、
今まで育ててくれたご両親のためと
割り切って考えたほうが良いと思います。
安く上げようと思ったのですが、結局、
ま〜〜普通の結婚式になってしまいました。
仏滅のほうが安い、洋装だけの方が安い。
高砂のお花はその季節の1番安いのでいいや。
なんて思っていても、
はじめは「お好きなようにおやりなさい」といっていた
姑の意見でいろいろ変わったし、
実家の母も内掛け姿が見たいなどいいだして‥‥。
自分の結婚式ではなく、
親が子供を結婚させる儀式なのだな〜と実感しました。
なので、親が口で言いといっても、
心のそこでは楽しみにしているかもしれない。
だからやって差し上げたほうが、
あとあと面倒くさくないですよ。
結婚する今は「ない」問題もこれから起こります。
そのときに「やっておいて良かった」と
思うときが来ると思います。
私の結婚から10年強、今とは違いますので、
いろいろな結婚式スタイルが選べると思います。
だから普通の高砂に結婚衣装の結婚式でなくとも
やっておいたほうが良いですよ!
花嫁姿は今(結婚するとき)しか出来ないしね。
(M)

=
ケンカしたときに。

結婚式は挙げた方が良いと思います。
やはり結婚後、大なり小なりケンカをするのですが、
そんな時に結婚式の事を思い出すと
仲直りしやすいのです。
しかも辛くなった時、結婚式で撮った写真や
DVDを見返しては頑張ろうと思えます。
費用の事がネックなら、海外挙式はどうでしょうか?
私自身、ハワイで結婚式を挙げたのですが、
費用も国内の約半分以下で済みましたし‥‥。
親戚は、「交通費が自腹でもよければ」としました。
お二人が幸せになる事をお祈りしてます! お幸せに〜。
(ツマコ)


A「しなくてもよい」メール

=
やる気満々でも。

ご結婚、おめでとうございます!
「しなくてもいい」に一票入れました。
私も三十路の女で、今年6月に挙式披露宴をしました。
私はもともとやる気満々で、会場も10以上も
夫と見に行き、アクセサリーから会場装飾、
招待状まで色々なものを手作りしました。
結婚を決めてから半年、
ほぼ全ての土日を式準備に費やしました。
毎日ほんっとに楽しかったです。
ぽにーさんの相談内容を拝見しましたが、
「合理的かも」くらいの気持ちで始めても
たぶん、乗り切れないと思います。
だから、しないほうがいいと思います。
結婚式は、当日ではなくて準備が全てです。
当日はいつ始まっていつ終わったのか
わからないくらいだったし‥‥。
自分ひとりの問題ではなくて、
夫や家族の協力も不可欠です。
やる気満々だった私でさえ、
準備中凹むことが色々ありましたよ〜。
結婚式、私は挙げてよかったと心の底から思いますが、
親戚や友人を呼ぶとなると、かな〜りのお金もかかるし。
ところで‥‥、新婚生活って、すっごい楽しいですよ〜!
これからの楽しい生活に思いをはせて、
ステキな婚約期間を楽しんでくださいね!
(mO2 三十路)

=
人生のゆとりのために。

去年の今頃挙式・披露宴した30代女性です。
双方のご両親が「しなくていい」って
言っているんだったら、しなくて良いと思います。
披露宴は、親のための部分も大きいから。
私は夫の親が披露宴を希望したので行いました。
私の姉は披露宴をしなかったので、
私の披露宴でついでに親戚に報告ができたけれど、
お金がかかったと私の親は言ってました。
親戚・友人への報告で1人1人挨拶に
回らなくてはいけないのかも、少々疑問です。
自分たちの今後の生活のためにお金を大切に
使った方が良いと思います。
ほんの数時間のためにかかる労力とお金を、
人生のゆとりにつぎ込んだらもっと楽しくなれそうです。
ただ、自分たちが「やればよかった」と後悔するなら、
やった方が良いでしょう。
まぁ、やってみて楽しかったですけれど。
(新婚2年目30代より)

=
思い入れがないなら必要ない。

昨年末に入籍し、今年の2月に家族のみで挙式しました。
その後、両家でお食事会はしましたが、
親戚や友人、会社関係を招いての披露宴はしていません。
花嫁衣裳や結婚式に思い入れがないのなら、
特にやる必要はないのかな、とも思います。
冠婚葬祭でしか逢わない人たちになら、
フォトウェディングの写真を入れた報告はがきだけで、
充分に義理は果たせると思います。
(私たちも、近しくない人たちにはそうしました)
私自身はミッションスクールで育ち、
フラワーガールや聖歌隊などで、幼い頃から
ホンモノの教会での結婚式を多数経験していましたので、
相手側から異論がない限りは、
ホンモノの教会で挙式したい、と希望がありました。
お世話になった牧師先生の司式で、
大好きな讃美歌を歌いたい、と。
幸い、夫も賛成してくれましたので、希望が叶いました。
(TOKIO/ミソイチ/rico)

=
しぶしぶ挙げましたが。

しなくてもよい、に投票しました。
私自身も去年、義理父の強制のもと、
結婚式をしぶしぶ挙げましたが、
打ち合わせから当日までずっと
「時間とお金がもったいない」という思いでした。
出来上がった写真も芸者さんのようで
笑ってしまいますし。(まあこれは素材の問題ですが)
唯一良かったのは、
私の父が喜んでくれたことでしょうか。
(m)

=
思い出作り、楽しむ場作り。

タイムリーな話題です!
きのう、両家顔合わせも終わり、
本格的結婚準備に入ります。
といっても、家族だけの結婚式のみで
披露宴はやりません。二次会的なこともやりません。
それでいいという二人の方針だからです。
はじめ彼は結婚式も披露宴もする気がなく、
私もそれでもいいかなとは思っていましたが、
私の両親・親戚からは、お披露目に
食事会程度のことはやったほうがいいと言われました。
わたしが花嫁衣裳にあこがれていたこともあり、
食事会程度はやろうかという話になったころ、
彼のお兄さんの結婚式に行ったことも関係して、
彼が結婚式だけはしたい、と言うようになりました。
すると私の妹の結婚が決まり、
式・披露宴ともにやるということなので、
2ヶ月しか期間があかないのに
親戚一同集めるのは気が引けるという
親の気持ちが出てきて、結局、
わたしたちは式のみ、と言うことになりました。
周りの要望も大事ですが、お悩みの方のご両親も
こだわりがないようですのでしなくてもいいと思います。
わたしは、結婚式は、思い出作りと、
周りの人たちが楽しむ場作りのようなものだと思うので、
両家とご本人たちがうまくいく方法をとれば
それでいいのではないでしょうか。
義務感で式や披露宴をやろうと思うと、
準備の大変さにいらぬ神経を使って疲れるだけですよ。
お二人の幸せな方法をとられることをお祈りします。
(あと3ヶ月)

=
なんとなく、ではできない。

結婚式、たいっへんですよ。
やった方がいいかなあ、なんて程度の心構えで
出来るものじゃないです。
私は以前、友人の結婚式のサポートをしましたが、
たかが手伝いでさえ「げんなり」しました。
一度始まったらやり直しがきかないという責任の重さ、
とりまとめようのない親類その他の外野の声、
巻き込む人数の多さ、日々条項が増えてゆく
「やらなきゃならないことリスト」、
立ちはだかる予算の壁‥‥。
一生に一度の晴れの舞台ですから、できるなら、
結婚式はした方が良いです。
でも、本人たちにやる気がないのだったら、
やめたほうがお互いのためだと思います。
なんとなく、で出来るものじゃないです、ほんっとに。
(友人代表)

=
したいようにできる時代。

お二人の間で、なおかつ双方の両親が
しなくて良いという考えなら
なにも迷うことはないでしょう。
「しなくてよい」に一票です。
私の時は、結婚式はして当たり前、
田舎だから親戚の手前そこそこの規模で
親戚への披露目という感じでした。
どちらかといえば、私もしてもしなくても‥‥、
という性格で、仕事も忙しい中での式だったので
結婚式が感動的で‥‥という思い出もあまりありません。
今の時代は、個性的にしてもよし、
パーティー式でもよし、またしなくてもよし。
自分達のしたいようにできる時代です。
一生に一度のことだから、よく相談して
自分達で決められたらよいと思いますよ。お幸せに。
(うるとらのまま 37歳)

=
男性には、理想の花嫁と。

「しなくてよい」にしました。
私もしませんでした。
両家族で食事をし、友人達と普通の飲み会をし、
親戚には挨拶状を、
遠方の友人には、年賀状で知らせました。
職場では、社員旅行の宴会で祝ってくれました。
普通に皆さんから、直接または郵送でお祝いをいただき、
内祝いを返しました。収支はとんとん位です。
男性には、理想の花嫁だと言われます。
不都合は、結婚指輪すら持っていないことと、
写真を見たいと希望する遠方の友人がいますが、
存在しないので、見せられないこと位でしょうか。
(貸衣装で写真のみ撮る方もいらっしゃるようです。)
(S)

=
人の問題や忙しさで。

僕は、「A しなくてもよい」を選びました。
理由は、自分が披露宴をしなかったからです。
結婚式は、ハワイでお互いの家族だけ
(両家の両親、僕と妻)の6人でしましたが。
お金の問題もありますが、
誰を呼んで誰を呼ばないかといった
人の問題もありました。
そういった事前準備に時間も掛かるので、
当時共働きの僕達には
披露宴は手間の掛かることでもありました。
当然、親の気持ちもあるので、
両家に確認したうえで
家族だけの結婚式にしようとなりました。
親戚・友人・知人への連絡は手紙を出し、
報告する形をとりました。
親しい友人は家へ招待して
結婚式の写真などを見せたりもしました。
嫁さんも僕もこれで満足していますし、
今でもいい結婚式だったと振り返ることが出来ます。
本人同士がどう思うかの方が大事だと思うので、
ご両親も同じ意見なら
結婚式をしなくてもいいと思います。
(K君のおとうさん)


このコーナーへの感想、
または、解決したいあなたのおなやみは、
メールの表題を「ややこしい問題。」と書いて
yayakoshii@1101.comに送ってくださいね。

「ややこしい問題。」は、
毎週火曜日に投票を開始し、
金曜日に結果を発表します。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
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