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出会えた希少価値に重きを。
出席する、に一票。
別れは一瞬ですが、それまで共に過ごした時間は7年。
20年経てば、別れの一瞬の気まずさよりも、
貴重な7年間を懐かしく思う気持の方が
ずっと大きくなっているのではないでしょうか。
私が相手の立場だったら、あなたに会いたい、
と思いました。
別れを告げられた側は、その悲しみを乗越えるために
沢山のいろいろな気持を消化してきた筈です。
今は、そのプロセスを辿ればこそ行き着ける境地に
到達しているのではないかと思われます。
私も先年、10年お付き合いして別れて15年の人に
再会しました。お互いにとっても嬉しかった。
別れた理由は生活の行き違いでしたが、
当時は本当に相手のことが好きだったんだな、
とお互いに再確認できたことは大きな喜びでした。
起ることは起きます。
起きてしまったことをどうとらえるかは
それぞれの責任の領分です。
相手の方は相手の方で、それを引き受けて20年。
あなたに会うのは気まずいという思いは
とっくに克服されていると思いますが‥‥。
いかがでしょう?
私は今、3年お付き合いして、こちらから3年前に
別れを告げた人から避けられています。
別れた気まずさよりも、人生の一部を共有した友として
私を見てくれないかな‥‥と、大変残念に思っています。
とは言いながら、こんな風に、別れた気まずさよりも、
出会えた希少価値に重きを置きたい、
と思うようになったのは、実はごく最近です。
人生の折り返し点に近いところにきてわかりました。
いいなぁ、好きだなぁ、とこころから思える相手には
一生のうちに何人も出会えません。
(女性 昭和30年代生まれ) |