びょうが
【病臥】
最優秀賞
「
びょうが
する窓をゴジラがのぞきけり」
寸評:
病に臥せって窓から外を見ていると、
ゴジラが詠み手を見舞うかのようにのぞき込んだ。
怪獣と目があった一瞬をみずみずしくとらえた句。
おそらく住居は高層マンションなのでしょうね。
たいへんいい句です。ゴジラは夏の季語。
とじる