ほおずき

【鬼灯】


えっ?! ほおずき? あのオレンジ色の?
たしかに炎の色だね! しかもオニが持ってそうだ。
まーるい実で遊んだことある?
ぐじゅぐじゅの種の固まりをだして
ぷっとふくらませて
口の中でつぶして音を鳴らすんだよね。
なつかしいなぁ。またやってみようかな。
お、花火の音が聞こえてきた。夏はいいよねー。
じゃ、今週はこれで! また来週〜。

【解説】 (1)ナス科の多年草。観賞用に植える。
   高さは約70センチメートル。
   葉は卵形で粗鋸歯がある。
   夏、黄白色の花が咲き、
   袋状の萼(がく)に包まれた球形の液果が
   橙赤色に熟す。
   液果には多数の種子があり、これを抜き去り、
   口に含んで鳴らして遊ぶ。「酸漿」とも書く。
   根を鎮咳・利尿薬とする。ヌカズキ。
(2)うみほおずき。カラニシ・アカニシなどの
   巻き貝の卵の袋。口に入れ、舌で押し鳴らす。
三省堂『大辞林 第二版』より

とじる