てんとうむし
【瓢虫】
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‥え! てんとうむし?
あの、虫の中では比較的、愛されキャラの。
かわいいだけじゃなくて、
アブラムシを食べてくれたりする、あのてんとうむし?
でもーお天道さまに向かって飛び立つから、
「天道虫」って聞きましたけど?
あ、その字も使うんですか‥‥。
ともかくこっちは知りませんでした。
うーん。あなどれないですね、てんとうむし。
結婚式と見るやしゃしゃり出て、
サンバにあわせて踊りだしたりもしますから、
ちょっとうざったいかもな、と思ってましたけど。
だってサンバですよ? 結婚式に。
にぎやかすぎますって。
しかも曲は、「お嫁サンバ」ですからね。
そうそう、ヒロミ・ゴーの。あわてないで〜♪ って。
新郎なんかむっとしちゃってさー、‥‥。
はっ。何の話でしたっけ?
とにかく来週もよろしくー。
【解説】 |
てんとうむし てんたう―
【天道虫/瓢虫/〈紅娘〉】
(1)甲虫目テントウムシ科に属する
昆虫の総称。小形の甲虫で、
体長7ミリメートル前後で半球形。
黄または赤の地に黒色斑紋を
有するものが多い。
カイガラムシ・アブラムシなどの害虫や
カビを食って益虫とされるもの、
農作物を食害して害虫とされるものがある。
日本には約一五〇種が産する。てんとむし。
(2)ナミテントウの別称。
三省堂『大辞林 第二版』より |
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