つかえる

【閊える】



ええっ! つかえる
なんと、よく知っていることばだったのですね。
はーーー。確かに山が門につかえてますけど。
山も、門をくぐろうなんて
無茶なことしましたねえ。
なんのこっちゃ。
ええと、
「なにかがつかえていて、水が流れない」とか。
本を読むときもつかいますね、「つかえる」。
まあ最近は「かむ」とかも言いますけども。
もともとはつかえるですよねえ。
いやぁ、みたことある気がするだけに、
読みかたもふつうで、驚きました。
あのですね、
さっきそのへんの10人くらいに見せたんですけど、
ふたりにひとりは
「もだえる?」って言ってましたからね。
そーれーは、「悶える」やっちゅーねん!
どんだけ「悶える」ばっかり普及してるねん。
こっちもおぼえなさーい。
って、自分もですね。
ハーイ。

【解説】 つかえる つかへる 【支える/閊える】
(1)物に妨げられて、先へ進めない状態になる。
(2)途中がつまって流れがとまる。
(1)言葉がスムーズに発せられないで
 途中で何度かとまる。
(1)処理されるべきものが残っていて、
 先へ進めない。
(5)(「痞える」と書く)胸・のどなどが
 ふさがった感じになる。
(6)(「手をつかえる」の形で)礼をするために
 両手をつく。
(7)肩などがこる。
三省堂『大辞林 第二版』より

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