なまじ
【憖】
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え?
それは、あのぅ−、どのへんが?
どのへんがって言うのも変な話かもしれませんが、
なまじ読めたとしても、
字はおぼえられないじゃないですか、
こんなにつかみどころが無いと。
‥‥あ、いま、なまじって
使っちゃいましたけど、
どこからか犬がやって来るような気持ちにも
別段ならないし。
こんなことばにも文字があるってことは
おもしろいですけどね。
犬が来る心ねえ‥‥。
あ、何回も言ってたら覚えられそうな気が
してきました。
なまじ! イコール、いぬくるこころ!
‥‥この関係性が、
いまひとつなんだよなあ。
【解説】 |
なまじ 【憖】
(1)中途半端なさま。不徹底なさま。
なまじっか。
(2)あることを仮定して、
それをしないほうが
むしろよいさまを表す。
…するためにかえって。
三省堂『大辞林 第二版』より |
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