すいどう

【隧道】


例文 そのころ、みゆき保育園の砂場では、
もも組の力也が創造と破壊をくり返していた。
彼は3歳になったばかりだが元来器用で、
遠からず三代目を襲名するとウワサされている。
いましも力也は周囲の砂を両手でかき集め、
中規模な山をこしらえたかと思うと
その中腹を慎重に竹べらでうがち、
ついには見事なすいどうを完成させてしまった。
そこへ声をかけたのは花江である。
※「ずいどう」とも読む。

とじる