武士と忍者。史実とフィクションと。
ほぼにちわ。いま、どの本よんでますか〜〜??
司馬遼太郎はいかがすか。
さて、今日から、
番外編「2002 マイ・ベスト・ブック」の
投稿を募集中。詳しくは、スクロールして下を読んでね。
さてさて、 今日は、2冊をススメられてみましょう。
まずは、中井貴一主演で映画化された、
こちら↓
梟の城新潮文庫
司馬 遼太郎 (著)
新潮社 ; ISBN: 4101152012
¥705
|
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
司馬さんの作品って
物語の主人公が
ヒーローじゃないんですよね。
「 こいつこういう所、どうしようもねえな!」
っていう人間臭さってのがリアルに伝わってくる。
なんていうかそう自分と同じ空気を吸っていて
同じ地に足を付いている
身近な存在っていう気がするんですね。
もちろん偉大な人達なんですけども。
お勧めしたい作品はたくさんあるけどとりあえず
僕が司馬遼太郎に興味を持った作品として
「梟の城」をあげます。
司馬遼太郎記念館も昨年出来たことですし、
興味を持ったらぜひここにも
足を運んでみるといいですよ!
http://www.shibazaidan.or.jp/
(匿名)
司馬遼太郎さんの本には
一時のめりこみました。
初期の頃がいいですね、躍動感があって。
幕末物も好きですが、
忍者物もたまりません。
私のおすすめは『梟の城』
本の中、というより紙の上で主人公達が飛び跳ね、
地面にモゾモゾと潜り、
白土三平の『忍者武芸帳』とイメージがダブリますが、
それはそれはもう痛快!でっす。
読んでて身体がウキウキしすぎて
手足がビクビクしてしまいました。
(わけわからん表現じゃ)
(じゅんぺい)
司馬遼太郎は「長い」
「冊数が多い」ということで
手がでないビギナーには
直木賞受賞作品の
『梟の城』がおすすめです。
わりと史実に縛られない
忍者もので、
サスペンスあり
ロマンスありという、
エンターテイメント要素の
強い内容になってます。
秀吉の命をねらう主人公の重蔵が
(映画では中井貴一だったんだがね)
カッチョイイっす。
(まりのママ)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ちいさいころ忍者になりたかったなあ。
おっとそういう話じゃなかった。
あたまがよくて、カッチョイイ。危険をかえりみず。
というところがよいですな。
ワタシはまだ読み終わってないですが、
なんだか、重蔵のシブさにたまらんものを感じます。
これを書いたあと、司馬さんは
「幕末もの」が多くなっていくそうです。
で、その「幕末もの」です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
峠 (上巻)新潮文庫
司馬 遼太郎 (著)
¥819
新潮社 ; ISBN: 4101152152
峠 (下巻)新潮文庫
司馬 遼太郎 (著)
¥781
新潮社 ; ISBN: 4101152160
|
司馬遼太郎は最近読んではいませんが、
実に好きな作家の一人です。
僕のお薦めは「峠」です。
最初から最後まで一気に読みました。
一人の男の人生を通して、武士道とはなにか、
幕末の動乱の時期にどう生きるべきか、
という問いを投げかけます。
人間が時代というものに
いかに影響を受けているのか、
縛られてしまうのかを
考えさせられました。
(匿名)
『峠』おもしろいです。
今まで教育をうけてきて、
一度たりとも『歴史』を
面白いと感じたことのない私が、
日本史の知識も殆どないままに、
終始興味深に読むことができたのです。
幕末にもし、『長岡藩』が官軍に勝っていたなら・・・?
天性のものとしか思えない先見性、視野の広さ。
そして、誰よりも努力家であった継之助、
本当にかっこいいです。
歴史がこんなに
楽しいものだと知っていたなら、
もっとちゃんと
勉強しただろうに・・・
高校時代に出会いたかった
一冊です。
(まつりか)
おススメは『峠』です。
前半のユニークでどことなくユーモラスな
河井継之助の諸国放浪(?)の旅が
このまま続けばいいなと思いつつ、
後半、藩の重役となり、
自分の考え方と藩の行く末との
折り合いをつけていって
中立を選んでいく姿もすげえなあと思いつつ
読んだ覚えがあります。
竜馬のようには
自由奔放にしたいけど
できないって方にお奨め。
(わが名はレッド)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
『司馬遼太郎を推す』も次回が最終回であります。
そして、司馬遼太郎のつぎは、
番外編。↓こちらをどうぞ。
|