本読む馬鹿が、私は好きよ。番外編
マンガ全巻一気読み特集!
名作は名作なりに、
ヤンキーはヤンキーなりに熱く。
ほぼにちわ。いつもおなじみ、モギでございます。
マンガ、読んでますか?
私の読み途中の三国志はサッパリ進みません。
トイレで読むか?とおもって置いてみたけど、
話の前後がすぐにわからなくなってしまいます。
さてさて、本日は。
バラエティー豊かに5本まいりますよ〜。
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「MASTERキートン」をおすすめします。
大学の講師でありながら、保険会社の調査員
をするキートンの、ひょうひょうとした
だけど鋭い言動にほれぼれします。
歴史や世界情勢にも詳しくなるし、
浦沢直樹の美しい人物描画に、
物語に入り込んでしまうことは絶対!!
是非挑戦してみてください。
(yumiko)
世界各国が舞台になっていて、
歴史や神話などの知的な話題で
毎回それだけでも十分楽しめますが、
このマンガの一番の魅力は、
何といっても主人公キートンを通して描かれる
様々な人間のドラマです。
登場人物たちは、それぞれ強かったりたくましかったり、
ずるかったり優しかったりするけれど、
みんなやっぱり哀しくてせつない、
という人間の本質みたいなものを感じます。
(けーりゃおから)
MASTERキートン
■著者名:勝鹿北星/浦沢直樹
出版社:小学館 ビッグコミックスワイド
(全9巻)
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一気読みするなら、ダンゼン、『火の鳥』でしょう。
ぼくはこれを読んで、自分という人間が、
ひとまわり大きくなったような気になりました。
登場人物たちの「生きる」ための行動が、
とても迫力がありますよ。
まだ読んでない方は、ぜひ。
(古平武史)
僕のお勧めは手塚治虫の「火の鳥」です。
ストーリーの質は言うまでもなく最高級で、
手塚治虫さんの生命観、人生観が一番激しく、
真摯に表現されている作品だと思います。
だからズンズン読み進んでいって、
手塚作品の中でも長編中の長編なのに
全く長さを感じさせずに、
「ああ、まだ読んでいない部分がこんなにある!」と
残りの分量を見て、
思わずうれしくなってしまうような作品です。
手塚世代の人も、そうじゃない人も是非!!
(Yoji Iwamaru)
手塚治虫「火の鳥」を推薦します。
初めて読んだのは中学校の図書室で。
その後どうにも止まらなくって、
授業中にこっそり机の下で読んでいました。
夢中でページをめくる私に先生が
見て見ぬふりをしてくれた思い出深い作品です。
作者急逝のため未完ということですが、
一話一話が完成され感動させられ考えさせられます。
今この時代に全世界の人に一気読みをおすすめしたいです。
(かん)
人間について、宗教について、地球について、
生命について、愛について、
たくさんの事をかんがえさせられます。
涙もたくさん流れます。
読後、頭がぼうっとして一種の浮遊感があります。
手塚ワールドここにあり。
(okaoka)
火の鳥
■著者名:手塚治虫
出版社:朝日ソノラマ コミック愛蔵本
(全11巻+別巻1)
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食べ物がふんだんに織り込まれる
読み物が好きなのですが、
これはフレンチレストランの料理人を軸にした、
人間関係が暖かく、
ちょっとだけシビアに描かれていて
程ほどに「夢」を見させてくれる
エンターテイメントを
ちゃんと踏まえた作品だと思います。
(shimo)
おいしい関係
■著者名:槇村さとる
出版社:集英社 YOUNG YOU漫画文庫
(全10巻)
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私のオススメは、『帯をギュッとね!』です。
十年は前のマンガだけど、古さを感じない。
だけど、読むと
「仲間達と一生懸命だったあの頃の匂い」がしてきます。
柔道未経験、しかもマンガはあんまり・・
の私がゴリ押しの柔道マンガ、
帯ギュ!読むべし!絵もキレイ!
(るるより)
「帯をギュッとね!」はいかがでしょう?
なんか学生気分に戻ってストレス解消できます。
(はせ)
柔道マンガの大傑作「帯をギュッとね!」
略して「帯ギュ」これを推薦します。
このマンガの面白いところは、
リアルなマンガ柔道なところ。
この本はボクが、高校の頃一人の友人に進めるために
学校に持っていったらクラス中に回し読みされ、
大学でも友人達に同じ現象がおきました。
(htakwkawa)
全巻マンガ一気読みですが、
私のお勧めは最近読みたくて
中古で全巻買ってしまった
「帯をギュッとね!」をおすすめしたいです。
サンデーに連載されていた少年マンガですが、
中学生の時ともだちに借りて
一気に呼んだ記憶があります。
大人になった今もおもしろい!そしてさわやかです。
(nekomamire)
帯をギュッとね!
■著者名:河合克敏
出版社:小学館/少年サンデーコミックスワイド版
(全15巻)
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「ホットロード」は今から15年以上も前
(になるんですね、いやーん)、
おいらが高校生だった頃、
女子の間で爆発的に流行りました。
今ではあまり見掛けなくなった
「暴走族」を題材にした
少女と少年の青春物語。
・・・と書くと、
そこらにありふれた漫画のようですが
これはちょっと違う。
まず暴走族が題材にはなってるけど
それが主体ではないです。
あくまでも人間、が主体。
今読んでも胸がぎゅーっ、と締め付けられるような
切ない、熱い気持ちになります。
(さんかく)
たぶん今30代の人には懐かしく、
10代の人には描いている時代が違っても
感動することでしょう。
もはや’つっぱり’とか’族’とかいう言葉事体、
死語かもしれませんが、
繊細な絵柄ときめ細かな人物描写に
せつない気持ちになることうけあい。
世間的にはしょーもない子供達の内面や
親とのかかわりあいを
ここまでリアルに描いたのは紡木たくさんが
最初で最後なのではないでしょうか。
(sawa)
ホットロード
■著者名:紡木たく
出版社: 集英社 集英社文庫(コミック版)
(全2巻)
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「ホットロード」はたしか、主人公の男の子が、
自転車にたしか、「流星号」とか名前をつけてて、
いいなあ、と思いました。
「帯をギュッとね!」は、メールの多い一本でしたよ〜。
では、また!
2002-05-16-THU
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