本読む馬鹿が、私は好きよ。番外編
マンガ全巻一気読み特集!

今日はこぢんまりと。

ほぼにちわ!久しぶりになってしまいました。
ゴールデンウイーク限定、
というお話だった、このコーナー、
ずいぶんねばって、もう5月末になりました。
そろそろ、終了かな、という具合なので、
駆け込み投稿まってますぜ!

では、本日の5作でごんす。


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お馴染み、今はあずみを連載中ですが、
彼の時代劇マンガの出発点だと思います。
お城勤めの下級武士の家に生まれた石垣直角、
気弱な人の良い父親が、
自分のようにならないように、
強く、真直ぐに生きてほしいと付けた名前。
その名の通り、曲がった事が大嫌い、
寺子屋や道場、果てはお城の中までも暴れ回る
少年のお話...
こんな書き方だと単なるドタバタ漫画に思われるけど
(実際、そうなんですが..)
友情、愛情、本当の強さ、優しさを教えてくれた漫画です。
(千葉、フォークソング)


おれは直角

■著者名:小山ゆう
出版社:小学館 小学館文庫
(全8巻)
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全巻読みしたい漫画!
それは安達哲さんの『キラキラ!』! 
かの「お天気お姉さん」の安達氏がその少し前に、
少年マガジンに連載した青春ものです。
笑えるし、目頭と鼻の奥がツーンとくる、
五月晴れの中の思い出に相応しい逸品。
とっぽいけどやたら頭のいい男の子が、
(とっぽいが故に)可愛い女の子たちや
そこを覆う『自由さ』に釣られて、
某私立高校の「芸能科」に転入してしまい…。
中高生向け雑誌に掲載されたにもかかわらず、
中高生向けマンガにありがちな
綺麗ごとだけでまとまっていない。
十代特有のどろどろとか空回りとかが
これでもかとてんこ盛り。
でも性善説。その年代の人が読めば救いに
なるだろうし、それを通り過ぎた人が読めば
涙腺共々胸がきゅっと絞られるだろ
う、一生ものです。
(たばた。)


キラキラ!

■著者名:安達哲
出版社:講談社 フェニックスKC
(全5巻)
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お勧めは「サンクチュアリ」です。
政治と極道という濃い世界で、
同時に若くして上り詰めようとする2人の男。
それには彼らの過去とつながる深い因縁、
そして信念があるのだった.....

うまく説明できませんが、
感情起伏度とアドレナリン分泌量が
これ以上ないほどあがること請け合いです。
シリアスな漫画のひとつの頂点だと思います。
(しっぴん)


サンクチュアリ

■著者名:史村翔/池上遼一
出版社:小学館 ビッグコミックスワイド
(全6巻)
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ナチュラルな北海道弁、ときにシリアス、
ロマンスもあり、ギャグもありの楽しいまんがです。
キャラクターがみんな個性的で、
親子、兄弟、恋人
ライバルが、ほどほどにリアル。
ああ、でも、ほんとは、馬がかわいいんだぁ〜。
マキバオーみたいにしゃべらないし、
完璧に強かったりするわけじゃないとこが、
またいいんですぅ〜。
レースシーンの迫力とか、どきどきする展開も
いいんですよぉ。
大作感より、楽しい感で、
どーっと読んでいただけたらと、思います。
(かねきゅー)


じゃじゃ馬グルーミン★UP!

■著者名:ゆうきまさみ
出版社:小学館 少年サンデーコミックス
(全26巻)

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わたしのお勧めは「花のあすか組!(高口里純)」です。
14〜5歳でこれを読んでいたら、
生き方ちょっと変わっていたかもしれません。
俗に言う「不良」とは一線を画す中学生の少女たちが、
読むたびにヘコんだ自分にカツを入れてくれます。
現実にはありえない凄い設定も、
ちょっとくさい位の言い回しも、
不思議なくらいのリアリティを持って迫ってきて、
爽快感と切ない気持ちが読後に残ります。
言葉遣いが移ってしまうのにはご注意下さい。
(ももたん)


花のあすか組!

■著者名:高口里純
出版社:角川書店 コミック版高口里純文庫
(全13巻)

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年がばれそうだけど、ってもうばれてるかもだけど、
(28歳だけど)、
「花のあすか組!」はもりあがってたね。
ガラにもなく、制服のスカートとか長くして、
先生におこられたもん。
あ、当時は、スカートは短くするんじゃなくて、
長くするもんだったんだよねえ。
(千葉では。)

というわけで、また!

2002-05-26-MON

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