ARAI&YONEMITSU
夢中になりたい!
広島・東京・世界

第18回 『占い』

よ: 今回のお勧めは占いです。
実はSTING(http://www.sting.co.jp/)というページで、
占いをやらなくちゃならなくなって、
いろいろ調べてみたのですね。
で、雑誌の占いページも、いままでは
気にもしてなかったんだけど、いろいろ読んでみたのですよ。
ア: やらなくちゃならないって、よねみつさんが占うの?
(なんかやだ)。
よ: 猫が占ってるんだけどね。
それはよいとして、調べてるうちに、
たとえば雑誌の後ろのほうに載ってる
ちょっとした占いって、当たる当たらないってのは、
どうでもいいのかもと思って。
というか、読んでる人も、みんなそんなことは
気にしてないのかな?
ア: ふつうはそうでしょう。
わたしは「アンアン」と「HANAKO」の占いは
毎週なんとなくチェックしてるけど、
双方の「いいとこ」しか見てないよ。一種の気休めだね。
でも悪いことも書いてなきゃだめなの。
お御籤でも「大凶」が最初から入ってないって聞くと、
なんとなくつまんないじゃない?
そういえば、コラムニストの石原壮一郎さんが
「ここに幸あり!〜無敵体質女養成講座」っていう本で、

<(占いの結果が)物足りなければ、
いくつかの雑誌を買い集めて、
もっとも都合のいい部分だけをつなぎ合わせた
「究極のバラ色の未来」を作るという作業に
没頭してみてはいかが。
結局は他力本願な夢の広げ方ではありますが、
何となく自分の力で力強く未来を切り開いているような
気分が味わえるかもしれません>


と説いていて、ほんとだなーと思いました。
よ: そういうふうに占いをコントロールできれば
良いんだろうけどね。
ア: 雑誌の占いって、「きっかけ」とか「いいわけ」づくりには
なるよね。だから「恋愛占い特集号」は売れるのよ〜。
よ: 女性誌は占い特集って多いよね、
でも、それってちょっとぐらい信じてるから買うのかなぁ
と思ってたけど、そうでもないのかなぁ。
ア: 「信じてみたい」って感じかなあ。
そういうひとときを楽しむための「投資」として、
雑誌の手軽さはちょうどいいんだよ、きっと。
よ: まぁ、でね、たくさん読んでるうちに、読み物として、
というか、文章として面白いか、楽しいか、
って所になってきて。
で、読んでいてとても楽しくなっちゃうのは
「オリーブ」の「Astrology」! だったのですが。
最新の400号(400号おめでとうございます、
「オリーブ」!)を見ると、占いページが
リニューアルしてるんですよ〜。
文章の感じもちょっと変わってるので、
今後がちょっと気になっています。
ア: およ!? うちの会社の雑誌ではないですか。
事情を探ってみましょう。
しかし、なんで「オリーブ」読んでるの?
よ: 「オリーブ」は、栗尾さんがモデルやってるころから
ずっと読んでるのだよ。
ア: おまいは中森明夫か?
よ: で、手元にあるバックナンバーを開くとね。

たとえば!
ちょっと怖いこと、不安なことをやってみることが
運を活性化させるポイント。
今のアナタは小さな冒険をするタイミング。


たとえば!
歩く、走る、スキップする! 頭を使うより、
足を使ったほうが幸運をつかみやすいようです。


たとえば!
いい本に巡り合ったり、素直になれる友達との出会いなど、
ささやかだけれどうれしいハッピーにいくつも出会うはず。


たとえば!
前向きになれないとき、パワー回復する
手っ取り早い方法は、短距離ダッシュ!


本当は全文読んでもらったほうが、楽しさがわかると思う。
ので、バックナンバーを持っていれば、
期間過ぎてるとか当たる当たらない関係なしに、
ぜひ読んでみてみて。
ア: 「オリーブ」に聞いてみました。
書いてる人は変わってないんだってよ。
ただ、リニューアルしたので、
多少イメージチェンジをしたかもしれないとのこと。
よかっ たですね。
よ: うーん、本日見た401号では、またちょっと昔の感じに
近くなってるような気がします。
今までは無記名だったのが、コンセィエール・マリエと
名前がちゃんと出るようになっていて、
フォーマット変わっているので、
文章の感じもちょっといろいろチャレンジしているような
感じなのかな〜と思います。
占いっぽくしようとしないで書くと吉。
ア: あ、よねみつさんの猫占いみたよ、かわいいじゃん!
おみやげもってくとこが好き。

●「オリーブ」データ
「オリーブ」は毎月2回発行(3日と18日)の
オリーブ少女のためのファッション誌。
巻末の占い「アストセラピー」が今回のおすすめ。
ぜひ読んでみて。

●次号予告
ア: 今、「カエルブンゲイ」というフリペをやってるんですが、
こないだ、
「文化通信」という出版業界紙の取材をうけたのね。
よ: おお、すごい!
ア: そしたらそのライターさんが、今出てる
「本とコンピュータ」の「ほぼ日」の記事で
糸井さんのインタビューをした人だったの。
で、「わたしも参加してるんですう」と言ったんだけど、
「え、そうなの? 気づかなかった〜」って。
よ: あらら。
ア: 「コンテンツはかなり読み込んだんだけどな〜、
おかしいな〜」って。がーん。
よ: いかんっ。いや、いろいろ勝手に反省することも
しきりなので、ちと以後の作戦会議をしますか?
ア: かなり最初の企画意図から変わってきてるとこあるしね。
次号は、「ほぼ日」の読者の方に改めてご挨拶する
「いまさら自己紹介編」ということで。
  To Be Continued

1999-11-03-WED

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