ア |
なぞなぞですか? なんか深夜番組の企画? |
よ |
以上、すべて月刊フリーペーパーの
『レトリックス・アンド・ロジックス・マガジン』の
特集タイトル。 |
ア |
なに? フリペとな!
フリーペーパー『カエルブンゲイ』編集人としては
聞き捨てならんですな! |
よ |
特集だけの誌面で、他にコラムとか他の記事とか
いっさいなし。「北斗の拳ひでぶ大全集」のときは、
北斗の拳についてのマニアックな情報と、
悪党どもの倒れるときの「ひでぶ」「あべし」
「死にやがあれっ!?」などの奇声が
ズラーッと並んでいるだけ、という徹底した特集ぶり。
すがすがしいほどのスタイリッシュな作りです。 |
ア |
あれ? わたしそれ知ってるかも。
A3くらいの大きさで、裏表印刷してあるやつで、
すごい緻密な表組が
ぎゅぎゅぎゅーっと詰まってるやつでしょ?
『カエル』の配布してるときに見かけた。
吉祥寺のヴィレッジヴァンガードの入口に
吊り下がってた。
なんじゃこりゃ? と思って貰ってきたことあり。 |
よ |
おいらは、中野ブロードウェイのショップに
置かれていたのを見つけて、おおおおお! と驚いて、
さっそく作っている中村さんに連絡して、
バックナンバーを送ってもらったりして、
さらにメールで質問してみたりしたよ。 |
ア |
すばやいねえ。 |
よ |
では、以下、メールで答えてもらったものを引用。
Q. 1人で作っているんでしょうか!?
A. 1人なんです。(涙)
Q. 月刊、1号1特集、12号完結、全12色、と、
全体をコントロールして作られている
印象を受けるのですが、なんの特集をするかは、
最初から決定しているのですか?
A. おおまかな方向性は決めてあります。
Q. クオリティの高さや、全体のストイックな
コントロールされ具合をみていると、
何か明確な目的(たとえば全く新しいタイプの
出版業界向けリクルート活動!?とか)を持って
作られているように思えるのですが?
A. 特にないんですけど、こういうのを作っていれば
お仕事くるかなぁと思って始めました。
ちょっとだけくるようになりましたけど…。
本当にちょっとです。
あと、雑誌を作りたいと思ってまして、
これらはその伏線にあたるものです。
Q. スモールライト中村さんは、何者!?
A. ごくごく普通の26歳です。 |
よ |
こうやって無料というかフリーで、クオリティの
高いものを出すという作戦の心地よさって、
インターネットをやっている人って感じ方が
すごく違う気がする。 |
ア |
最初から12号で完結するって決めてるところがスゴイね。
そういうふうな『スタイル』って考え方もあるね。
参考になりました〜。
●『レトリックス・アンド・ロジックス・マガジン』
データ
1999年4月に第1号発行。
以下月刊ペースで12号で完結予定。
最新号は第8号。
「言葉遊びを学問する結構マジメなフリーペーパー」
とのこと。
To be continued. |