ソブエ「そんなことって多いよね。でも、
相手がやっぱり知ってる人ではなかったりすると、
それはそれで、気まずいよね」
MM 「気まずいよね。」
ソブエ「いばるわけじゃないけど、ぼくなんてさ、
もともと人を覚えるのがにがてなんだ。
で、なんだか覚えにくい人がいてさ、
その人に声をかけるタイミング、
いつもはずしてて
ある日、また彼らしい人とあったときに
よーし今日こそは。ってがんばって声かけたの。
『おっはよ〜ん、きょうはどうしたの?』
って明るく。
で、ふり向いたその人の顔は
やっぱりその人らしいんだけど
かえってきた声の調子は、もしかすると別人。
『え? どなたでしたっけ?』って……。
不安のまま、
ぼくは自己紹介までしちゃってさ、
そしたらその人は、不信そうな顔して
『急ぎますんで……』って言って、
行っちゃったよ。
やっぱり 違う人だったんだ……」
MM 「あのさ……。
ちょっと違うかもしれないんだけどさ……。
このごろどうしていいのかわからないことは、
町を歩いていたりしてさ、
たまたまMAYA MAXXだって知ってる人が
自分に声をかけようかどうしようか
ためらっていてさ、
だけど自分から声をかけるのもどうかなぁ……
とかなんとか思いながら、
二人でウヤムヤ考えながら
しばらく道を並んで歩くってのが
どうしていいのか
わからない不思議な時間なんだよね。
気軽に声かけて下さいね」
ソブエ「MAYA MAXX に似てる人ってあんまりいないから、
『もしかして違うのかも……』
なんて思わなくてもきっと大丈夫」
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