「世界よわいの会議」
~よわいの よわいの よわくていいの~





ソブエ「ばんざい! きょうはぼくの誕生日!」
MM 「おめでとー。いくつになったの?」
ソブエ「たしか43歳くらいになったよ。
    いくつになっても誕生日はうれしいや」


私は、いつも
なにか嫌なことがある時や
苦手なことをしなければいけない時、
後ろめたい時に、
死なない程度の病気にならないかなあ、とか
死なない程度に
だれか車でぶつかってくれないかしら、
と思ってしまいます。

やむにやまれぬ理由があれば 
この場から逃げられるのに…、
という訳です。
中央線がとまればいいのにって思った事も
何度もありますが
止まる時はいつだって
止まって欲しくない時なのです。
  
from ミドリ

ソブエ「わはは。
    ぼくもヤングだった頃は、
    そんなこと考えてたかも。
    43くらいの今では、
    ぜ~んぜん考えなくなったけど。
    でも、よかったね。
    ミドリさんの思いが、なかなか叶わなくって。
    そんなミドリさんにアドバイス!
    これからは、願いのレベルを下げるのがおすすめ。
    死なない程度じゃあなくって
    軽い病気とか、痛くない程度のケガに……
    って思うといいぞ。
    きっと 希望が叶うでしょう。
    ひとつの希望が叶っちゃえば
    連鎖的にほかの希望も叶っちゃうでしょう」
MM 「そうなんだよぉ。
    希望もね、絶望もね、
    明るい思いもね、暗い思いもね
    ……みんなみんな連鎖しているんだよ。
    叶えたければ小さい事からはじめて
    少しずつ大きくしていって、
    連鎖の増幅をしていけばいいんだよぉ。
    叶えたくなければ逆に小さくしていって
    連鎖を縮小していけばいいんだよ。
    ミドリちゃん、いきなし大きいのはダメかもね」
ソブエ「死なない程度ってのは、大きすぎだよ。
    まんがいち さらに大きめに叶っちゃうと
    やっかいだから、注意するように!」

2002-05-21-TUE

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