「世界よわいの会議」
〜よわいの よわいの よわくていいの〜




例えば、ある人とお食事に行くことになった時、
その経緯が、なんとなく
自分に対するお礼っぽい
シチュエーションだったり、
自分より明らかに稼ぎが多くて、
かなり年上の方であったりした場合、
  前もって「おごるよ」って言われてなくても
どう考えても、その人は
「おごる」つもりなんだろうなぁ
って時のお勘定の場面。
ダメなんです。

どうしても、「ずうずうしい子」と思われた時のことを
考えてしまって自分も財布を出して
「もちろん、私も払いますよ」
っていうポーズを取ってしまうんです。
あ、もちろん、払うとなれば払う気はあるんですよ。
どちらかと言えば、
払った方が気が楽かも……。
でも、きっとそんなことをせずに、
素直に「ごちそうー様です!」って言えば、
相手の方も気持ちがいいだろうにって時でも、
なんだか色々、考えてしまって
最終的にはぎこちない小芝居をうってることに……。
あああー、もっと上手におごられるようになりたい。

from naka

ソブエ「しみじみ。
    ぼくもnakaさんと同じだな。
    こんなときMAYA MAXXはどうしてる?」
MM 「MAYA MAXXの場合
    ほんのつい最近まですっごい貧乏だったじゃん。
    やっぱさ30過ぎて出すお金がなくて
    レジってものが怖いなんて……。
    けっこうつらかったよ。ホントはね。
    だからせめてすっごくおいしそうに食べて
    (事実すごいごちそうだからおいしいんだけどね)
    すっごく楽しく場を盛り上げて、笑わせて、
    ああご馳走してよかったなぁ、
    楽しかったなぁって
    思ってもらうようにした。
    その上で元気にごちそうさまでしたー
    ってことかなあ?
    今もそれはあんまり変わらないなあ……」
ソブエ「いよっ! おごられじょうず!
    おごるほうも、うれしいねー。
    おごったかいがあるというものさ。
    おごるってことは、
    喜んでもらいたいってことだもんね。
    そういえば
    たまにレジでお金が
    行ったり来たりする光景を見るよね」
MM 「MAYA MAXXがおごるって言うと
    あんまりお金がレジの前で行ったり来たりしないよ。
    お金を出したからってえらい訳じゃないって
    心から思ってるからかもね。
    お金って回ってるもんじやん」

2002-06-26-WED

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